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北米ホンダ アラバマ工場で新型パイロットを生産開始 8人乗り中型SUV

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北米ホンダ アラバマ工場で新型パイロットを生産開始 8人乗り中型SUV

ホンダ史上最もパワフルなSUV

北米ホンダは、ホンダSUV史上最もオフロード性能が高いとされるパイロット・トレイルスポーツの量産をアラバマ工場で開始した。

【画像】ホンダ・パイロット/ZR-V/CR-V/プロローグ 中型SUVを比べる 全78枚

ホンダ史上最大かつ最もパワフルな4台目パイロットのラインナップを構築するため、2003年の初代モデル以来最も大きな変更が加えられている。

この新型パイロットはカリフォルニア州のホンダ・デザイン・スタジオでデザインされ、オハイオ州レイモンドにあるホンダの北米自動車開発センターで開発された。

パイロットおよびパイロット・トレイルスポーツはアラバマ工場で独占的に生産されるとのことだ。

8人乗りの3列シート

4世代目にあたる新型パイロットは、ミッドサイズの3列シートSUVでありながら先代モデルよりも長く、広くなっている。

スポーツ、EX-L、ツーリング、エリート、トレイルスポーツの5つのトリムレベルが用意される。

大型のアップライトグリル、フレアフェンダー、ワイドトラック、大径タイヤで強調された力強いスタンスなど、タフで意欲的なデザインが与えられた。

パノラミックサンルーフが新規設定されるなど、8人乗りの実用性と快適な機能を兼ね備えているとのことだ。

また2列目の中央席は取り外しが可能で、荷室の床下に収納することも可能になっている。

新型3.5Lは285ps

搭載されるエンジンは新型の3.5L V6エンジンで、最高出力285ps、最大トルク36.2kg-mを誇る。

このエンジンは独自のブロックと薄型シリンダーヘッドを採用し、35度の狭いバルブ角により燃焼効率を向上させたという。

このエンジンに組み合わされるのはジョージア州のトランスミッション工場で製造される10速ATだ。

最もオフロード性の高いトレイルスポーツを選択すると、最低地上高が2.5cm引き上げられたオフロードサスペンション、オールテレインタイヤ、エンジンと燃料タンクを保護するスキッドプレート、AWDシステムの強化などが加えられる。

新たな製造手法を取り入れ

高剛性な新プレットフォームの採用にともない、アラバマ工場では溶接工程の改良が必要だったという。

またホンダ車としては一般的なフロントエンド・モジュール(FEM)を採用しているが、これもアラバマ工場では初の試みだ。

FEMは車両前部に入り込んで主要部品を取りつけるノーバルクヘッド方式の組み立てが可能で、製造工程数を減らすとともに高い品質を実現できるとのことだ。

また音響スプレーフォームの塗布により、ボディの空洞部分を塞ぐことでロードノイズの伝達を低減するという新たな手法も取り入れている。

この新型パイロットは12月12日に米国で発売され、メーカー希望小売価格は4万445ドル(553万円)からとなっている。

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