純スポーツカールック。GT系はパワフルナ2リッターターボ搭載
MR2は、2リッター小型車サイズ(4170×1695×1235mm)のミッドシップ2シータースポーツだ。現行モデルは89年10月に登場。その後2度にわたるマイナーチェンジを経て現在に至っている。
MR2の魅力のひとつはデザインの自由度にある。誰がどの角度から見ても「スポーツカーだ」と納得できるルックスの持ち主だ。室内は高いセンターコンソールによって左右を分断され、足を投げ出して低く座る。2シーターのコクピットに収まると、自らがクルマの一部になったような感覚が味わえる。
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ターボ付きエンジンを搭載するGTシリーズは、セリカGT-FOURと同じ3S-GTE型2リッター直4ツインカム16Vターボを搭載する。スペックは245ps/6000rpm、31.0kgm/4000rpmと強力そのもの。1stモデルの初期型エンジンが130ps/15.2kgm(グロス値)だったことを思うと隔世の感が強い。
コントロール性抜群。速さは一級品。生粋リアルスポーツ
MR2の売りものは、強力なトラクション能力と軽量ボディを活かした素晴らしい加速だ。駆動輪である後輪の上にどっしりとエンジンとトランスミッションの荷重をかけ、さらに発進時にはフロント側から移動してくる荷重によって後輪を押さえつける。MR2のスタートシーンは、まったく無駄がない。クラッチミートの瞬間ぐっと腰を落とし、わずかなブラックマークを路面に残しつつ脱兎のごとく駆け去る。きちんとしたトラクション能力を持たないクルマは、本物のスポーツモデルにはなれない。MR2がミッドシップをチョイスしたのは、走りを重視した結果だ。
操縦安定性面においても、ミッドシップの優位性が表れている。現行モデルはデビュー当初、いくつかの問題点を抱えていた。しかしその後のマイナーチェンジで大きく改善された。その結果、限界時のトリッキーな挙動や、ロールモードに入った際の内側後輪からの「駆動抜け」などの問題は、ほぼ解消された。MR2の速さは一級品といえる。コントロールが決まったときのシャープで小気味よい挙動は、さすがだ。
(カー・アンド・ドライバー 1994年10月26日号発表)
ワンポイント名車購入ガイド
2nd・MR2(SW20型)は1989年10月発売、99年まで生産された。初期型はナーバスな操縦性が弱点だったが、91年と93年の2度のマイナーチェンジで大幅リファインされた。エンジンは2リッターのターボとNAの2種。ルーフは固定とTバールーフが選べた。現在の価格相場は160万円前後。安い車両は 60万円から入手できるが、コンディション良好車は450万円を超える。メカニズム系は比較的タフ。ボディと足回りを重視して選びたい。
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みんなのコメント
楽しい車。フローマットのCOROLLAの文字を除いては
エクステリア、インテリア共にミッドシップの雰囲気が
タップリ。コーナーの多い道路を普通に走るだけでも
楽しくて手放せないまま持ってる。
リトラクタブルのスタイルを見てるだけでも満足。