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WHILL社、新型スクーター『モデルR』発表…国内最小クラスの小回り

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WHILL社、新型スクーター『モデルR』発表…国内最小クラスの小回り

WHILL(ウィル)社は9月3日、歩道のスクーター『WHILLモデルR』を発表した。WHILL社は、6km/h以下で走行する近距離モビリティを「歩道のスクーター」と定義している。

■500m以上の歩行が困難
高齢化が進む中、500m以上の歩行が困難な高齢者は1200万人を超えると試算されており、近距離モビリティのニーズが高まっている。従来の乗り物で言うと電動車椅子やシニアカーが近いが、WHILL各モデルは、より大きい市場を対象とする。

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モデルRは、近距離モビリティの中でも使いやすさを追求したハイパフォーマンスモデルで、国内最小クラスの小回り能力を実現した。4輪スクーターとしてはWHILL社初となる着脱式バッテリーを採用し、自宅ガレージやマンションなど、幅広い住環境での保有が可能となった。

全国の自動車販売店で取り扱いを開始し、試乗や日額レンタルサービスも提供する。購入後のサポート体制も拡充し、家族へのプレゼント需要にも対応した。WHILL社はこれまでも「モデルS」「モデルF」「モデルC2」などを提供し、全国の自動車ディーラー120社1500店舗と連携して販売網とアフターサービス網を構築してきた。

■WHILLモデルRの主な特長
モデルRは、国内最小クラスの小回り性能、着脱式バッテリー、快適な乗り心地を実現する新技術を搭載した。前輪がほぼ直角に曲がり、その場での旋回が可能で、最小回転半径は97cm。バッテリーは2.7kgと軽量で、ワンタッチで取り外し可能。リアスタビライザーや舵角センサーを初搭載し、安定した走行が期待できる。

■「移動の安心」を贈りたい家族の需要
運転免許の有無に関わらず、ライフスタイルに合った移動手段を選択する機運が高まっており、「移動の安心」を贈るニーズが増加している。WHILLの購入者の約4割が高齢の親などの家族へのプレゼントとして購入していることから、WHILL社では家族向けのサポートも充実させている。

モデルRの発表に合わせて新たに導入されたサービスが、最短4日間から利用できる短期レンタルサービスだ。これを利用すれば、自宅周辺の道路環境や生活スタイルに合うかを試してから購入できる。関東地方から提供を開始し、順次全国に拡大するという。

さらに訪問設定サービスも提供される。納車時に専門スタッフがユーザー宅(納車先)を訪問し、機体のフィッティングや操作の練習をサポートする。遠方に住む家族や仕事の調整が難しい場合など、ユーザー以外の同席が難しくても利用できる。

■WHILL ID で購入後もサポート
WHILL社は「WHILL ID」という仕組みを導入した。ユーザー情報と機体情報とを一元管理し、点検時期の通知や最寄りの認定修理取扱店の検索が可能だ。自動車ディーラー側も利用履歴を確認できるため、より適切なサービスを提供できる。

11月半ば以降には、保険やロードサービス、メディカルアシストに加え、スマートフォンアプリ「WHILL Family App」を通じて機体の現在地やバッテリー残量、外出記録を共有する「WHILL Premium Care」がModel Rにも適用される予定だ。

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みんなのコメント

1件
  • Ta*****
    メーカーが勝手に定義するのは良いけど、
    ちゃんと日本の法律上の区分も明記してくれ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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