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話題のカローラハッチバックが採用するマニアックな小技をチェックした

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話題のカローラハッチバックが採用するマニアックな小技をチェックした

「オーリス」改め「カローラ ハッチバック」のプロトタイプ試乗記が注目されてます。今回はプロトタイプ試乗会で編集的に気になった小ネタをレポートします。

まずはカヤバと開発した新型ショックアブソーバー。乗り心地を保ちつつコーナーでは踏ん張りを利かせるために、オイルの摩擦(摺動抵抗)を使った、トヨタでは初の試みを採用。直進時などに路面の凸凹から受けるタテの入力はスムーズに動かして乗り心地を改善し、コーナーでジワリとロールする入力には、サスペンションに横Gが掛かるのを利用して踏ん張りを利かせるのだそうです。どうやらオイルに亜鉛などの添加物を加えて、横に擦れる時の抵抗を上げているのがミソっぽいのですが、このあたりは編集の妄想なども混じっているので話半分でお願いします。

デザインではリアハッチの樹脂化が重量面などで効果が高いようで、ボディ設計の人達がイチオシ技術に挙げてくれました。また、ツライチ感を出すためフェンダー折り返しを最小化して、ホイールアーチのクリアランスをツメるというコダワリも。ドレスアップカーなんかだとフェンダー内側のツメを折って市販モデルにはないツライチ感を出したりするわけですが、カローラハッチバックは輸入車のライバルモデルよりも折り返しを小さくしたそうです。そういえばリアタイヤはドイツ車風に少しネガキャンが入って踏ん張り感があるような気も(未確認)。

カローラのマークも変わりました。今回はカローラの語源である花冠(はなかんむり)とCを組み合わせたオリジナルの要素に回帰しつつ、エッジの効いたデザインに仕立てられています。これはグローバル的にも、カローラ・ブランドの強化や再生、ユーザー層の若返りを相当意識してのことではないでしょうか。

ちなみに編集としては、北米のメディアで評価が高い2.0L直噴NAガソリンエンジン(ダイナミックフォースエンジン)と新型の発進ギア付きCVT、もしくは新型の6速MTを組み合わせたモデルが気になっていたのですが、残念ながらプロトタイプ試乗会で試乗できたのは1.2L直噴ターボと、1.8Lハイブリッドのみでした。巷の噂では、日本での最強バージョンは2.0L自然吸気ではなく、1.6L直噴ターボになるという説もチラホラ出ていますが、どうなんでしょう? 日本では今のところ“仮称”となっている「ハッチバック」というモデル名といい、正式発表まで目が離せそうにありません。(編集T)

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