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今年のNo.1カーはどれ? 過去3年実績と今年の台数から見る傾向とは

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今年のNo.1カーはどれ? 過去3年実績と今年の台数から見る傾向とは

■2020年の年間王者はどれになる?

 2020年もあと約2か月という時期に差し掛かり、新車販売業界において話題となるのが、その年でもっとも多く売れたモデルが何になるかということです。
 
 自動車業界全体が新型コロナ禍において、新車販売台数を軒並み落としたなかで、もっとも売れたモデルは何になるのでしょうか。

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 毎年、もっとも多く売れたモデルは、TVCMや広告、各種メディアで伝えられるために、注目度が高くなります。

 そのため、どのメーカーでも販売台数を意識した戦略を立てていますが、2020年はどのようなモデルがNo.1の座に輝くのでしょうか。

 まずは、直近3年の登録販売台数トップ5を見ていきます。

 2017年の登録車トップ5は、トヨタ「プリウス」(16万912台)、2位日産「ノート」(13万8905台)、3位トヨタ「アクア」(13万1615台)、4位トヨタ「C-HR」(11万7299台)、5位ホンダ「フリード」(10万4405台)でした。

 この年では、前2016年から引き続きプリウスが首位になったほか、同年末にe-POWERを追加したノートが飛躍的に販売台数を伸ばしたことや、SUVとしては珍しくC-HRが年間トップ5に入るなどのトピックがありました。

 翌2018年では、1位ノート(13万6324台)、2位アクア(12万6561台)、3位プリウス(11万5462台)、4位日産「セレナ」(9万9865台)、5位シエンタ(9万4048台)となりました。

 この年は、ノートが首位になったことで、日産は国内登録車販売ランキングで統計史上初めて1位になったほか、同じくセレナもミニバンNo.1に輝いたのです。

 翌2019年は、1位プリウス(12万5587台)、2位ノート(11万8472台)、3位シエンタ(11万880台)、4位「カローラ」(10万4406台)、5位アクア(10万3803台)となりました。

 2019年はプリウスが首位を奪還したほか、カローラが同年9月にセダンとワゴンをフルモデルチェンジしたことで、2015年以来4年ぶりの年間トップ5に返り咲いています。

 このように直近3年では、従来の人気モデルというイメージが定着していたプリウスやノートが王座を争っていました。

 しかし、2020年にはその傾向が一気に変化するのです。2020年上半期(1月から6月)では、5位にかろうじてノートがランクインし、プリウスは9位まで順位を下げています。

 これは、前述のカローラがフルモデルチェンジしたこと以外に、2019年11月にトヨタからコンパクトSUVの「ライズ」、2020年2月にコンパクトカーのトヨタ「ヤリス」とホンダ「フィット」というコンパクトモデルが相次いで登場した影響が大きいです。

 実際に、これらのモデルは発売以降、トップ5にランクインする常連となっており、2020年10月期の販売台数ランキングにおいてもその傾向は大きく変わりません。

 最近の販売台数動向について、業界関係者は次のように話します。

「最近では、軽自動車市場に勢いがあることも影響して、それに近しいコンパクトモデルも売れてる傾向にあると思います。

 また、顕著な例としてトヨタの高級ミニバンと称される『アルファード』が売れているのもこれまでとは違う価値観を持ったユーザーが増えた証なのかもしれません。

 実際にエントリーモデルが350万円からというため、国産車では高価格帯ですが、それでも売れるのは個人・法人限らずどのようなユーザーからも支持されているということです。

 単純に『価格が安い』『燃費が良い』『走りが良い』というこれまでユーザーが求めているものと、アルファードは違う方向性があるため、新車のトレンドが変わっているといえます」

■2020年の登録車No.1はあのクルマ?

 では、2020年1月から10月までの累計ではどのような順位になっているのでしょうか。

 現時点での1位は、ヤリスの11万4647台です。ヤリスは前述のとおり2020年2月に発売されたトヨタのコンパクトカーで、それまで国内で販売されていた「ヴィッツ」の後継モデルにあたります。

 最大の特徴は、ハイブリッド車のWLTCモード燃費で世界トップクラスとなる36.0km/Lを達成したことです。

 次点では、同じくトヨタの「ライズ」が10万6499台を記録して現時点で2位。ライズは、ダイハツ「ロッキー」のOEM車となります。

 特徴的なのは、全長4m以下のボディサイズながら余裕のある室内・荷室空間を実現していることが評価されているようです。

 3位は、カローラの10万834台。前述のとおり2019年9月に12代目へとフルモデルチェンジしたことが大きく影響しています。

 また、これまでの売れ筋プリウスを凌ぐ燃費性能、ワゴンの使い勝手に加えて、プリウスよりも価格帯が安く抑えられている点などが高評価なようです。

 そして、フィットが8万4323台を記録して現時点で4位にランクイン。2020年2月のフルモデルチェンジでは、燃費性能は正常進化しているほかに従来のグレード展開を廃止し、ユーザーのライフスタイルに合わせた5つのタイプを設定したことで、幅広いユーザーを獲得しました。

 首都圏のトヨタ販売店スタッフは次のように話します。

「最近は、ヤリス、ライズ、カローラ、ハリアー、ヤリスクロス、アルファード、ルーミーというさまざまなボディタイプがバランスよく売れています。

 そのため、例えばヤリスを見に来られたお客さまが最終的にはヤリスクロスを購入するなど、お客さまのニーズに応えられるラインナップがあることは強みだと思います」

 このように、コンパクトモデルかつ低燃費、低価格といった要素が売れている背景にあるようです。

 なお、アルファードは1月から10月の同期間で7万2677台を記録するなど、高価格帯ながら売れている異様な存在ともいえます。

※ ※ ※

 2020年の販売台数は、現状で9万台を超えているヤリス、ライズ、カローラとなり、ヤリスには8月31日に発売されたヤリスクロスや9月のGRヤリスも含まれるため、年間王者の座はヤリスになる可能性が高いようです。

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みんなのコメント

5件
  • アルファードは凄いね。ヴェルも。
    儲かって仕方ないだろうな。笑いが止まらんだろ。
  • カローラはよくできている
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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