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アウディ、2020年の第4四半期に過去最高の販売台数を記録

掲載 更新 28
アウディ、2020年の第4四半期に過去最高の販売台数を記録

コロナ渦でも大躍進。第4四半期に過去最高の販売台数を記録

新型コロナウイルス感染症の世界的パンデミックに見舞われた2020年、アウディは販売台数前年比8.3%減にも関わらず、第4四半期(10月から12月)の販売台数において、初めて50万台を超える50万5583台という新記録を達成した。

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Audi Live consultation(アウディ・ライブ・コンサルテーション)と呼ばれるデジタル形式によるセールス/サービスの提供を拡大することにより、この非常事態に柔軟かつ適切に対応、新時代における自動車メーカーのサービス体制を一気に確立させた。この対策が功を奏し、2020年第4四半期におけるアウディ史上最高の販売台数に大きく貢献している。

立役者、e-tronシリーズは前年比75.5%を販売

モデル別で見てみると、Q3とA6がそれぞれ前年比18.1%増、11.8%増と好調。そしてAudi Sportのハイパフォーマンスモデルも2万9300台以上(前年比16.1%増)とこれまた新記録を達成したが、中でも成功を収めたのは電気自動車であるe-tronシリーズだ。こちらは販売台数4万7324台(前年比79.5%増加)と爆発的な伸びを記録。ドイツの3大プレミアムブランドが製造する電気自動車の中で、世界的なトップセラーとなっており、ノルウェーにおいてはすべてのモデルの中で最も売れているモデルとなった。ドイツでは、第4四半期の販売台数が2倍以上(前年同期と比較)と大躍進を遂げている。

中国では72万7358台を販売し新記録を樹立

アウディ最大の市場である中国においては、急速な景気回復とパーソナルモビリティに対する需要増によって、総販売台数は前年比5.4%増の合計72万7358台となり新記録を達成。Q2(+33.8%)、A6(+41.1%)、A7(+142.1%)、A8(+13.8%)が好調に推移し、第4四半期においても過去最高の21万4467台 (+7.7%) の販売を記録した。

一方米国では前年比16.7%減となる18万6620台を販売。特徴的なのは、2020年度におけるSUVの販売台数の割合が66%を記録したのに対し、第4四半期のみではSUVの比率が74%に達するなど、アウディSUVに対する根強い需要が見られること。さらに2020年年末に向けた全体的な販売上昇傾向を考えると、2021年の見通しは明るいとアウディは考えている。年間を通して販売数が伸びたのはQ3(+83.9%)とe-tron(+10%)、第4四半期で見てみると、Q5(+15%)とQ8(+11%)の販売が好調だった。

ヨーロッパでの2020年総販売台数は、61万9723台と19.5%減少。しかしながら、こちらもEVであるe-tronシリーズ(+80.6%)は大幅に販売台数を伸ばし、Q7(+6.3%)も好調に推移している。第4四半期には、ヨーロッパ市場においてもやはり販売台数の上昇が見られ、最終的には前年比2.5%増となる17万8891台の車両を販売した。お膝元ドイツにおける販売台数は、21万4427台(-21.1%)とトータルではふるわずだったが、こちらも第4四半期には再び需要が増加し、前年同期比9.2%増となる6万1231台の車両を販売している。

AUDI AGセールス及びマーケティング担当取締役ヒルデガルト・ヴォートマンは、次のように述べている。

「国際的なチームの力強いパフォーマンスのおかげで、昨年の中頃には新型コロナウイルスによる第1波の影響から回復基調に転じることができました。そして第3四半期に好調なセールスを記録した後、大きな成功を収めた2020年の最後の四半期までその勢いは続きました。現在、世界情勢は引き続き厳しい状況にありますが、2021年には野心的な目標を設定し、さらなる成長を目指して明るい見通しを持っています」

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