10月18日、フィリップ・アイランド・サーキットで行われた2024年MotoGP第17戦オーストラリアGP初日セッション。モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチームは、午後のプラクティスでアレックス・リンスが予選Q2ダイレクト進出となる10番手、ファビオ・クアルタラロは11番手と続いた。
雨が降るなか開幕したオーストラリアGP。MotoGPのフリー走行1回目を前に天候が悪化し、セッションは長いディレイを経たのち中止が発表された。
【タイム結果】2024MotoGP第17戦オーストラリアGP プラクティス
午前の悪天候から一転し、ドライコンディションとなった午後のプラクティス。フリー走行1回目の中止により、セッションは15分延長され75分で行われた。
クアルタラロは序盤から積極的にアタックし、1分29秒台のタイムを出しながら周回を重ねる。リンスはマシンや路面の確認をしているためか慎重な走りを見せた。
開始から約30分、コース上に鳥が現れたため赤旗中断。安全が確保されるまで小休止となる。この時点でクアルタラロが1分29秒808で9番手、リンスが1分31秒290で17番手と続いた。
セッション再開後、ヤマハ勢は他のライダーと同様にロングラン想定のランを行っていく。残り35分ごろ、クアルタラロはリヤが大きくバウンシングする症状に見舞われ、ピットインを余儀無くされた。その後も何度かコースインとピットインを繰り返し、貴重な走行時間を失うこととなってしまう。
終盤に差し掛かった残り13分、リンスがミディアム/ソフトのニュータイヤで自己ベストを大きく更新し、1分28秒947で12番手に浮上。そのすぐ後に、クアルタラロがハード/ソフトでコースインすると、いきなり1分28秒618の11番手タイムを記録し、両ライダーともにダイレクトでの予選Q2進出の可能性を見せる。
予選Q2へダイレクト進出がかかる最終盤のランでは、残り3分を切ったところでリンスが1分28秒428で8番手とトップ10圏内に浮上し、クアルタラロも1分28秒443の9番手に続いた。
他のライダーのタイム更新もあり、最終的にリンスが10番手でセッションを終え、今季2度目となる予選Q2へのダイレクト進出を決めた。クアルタラロは惜しくも11番手、2日目の予選はQ1からQ2進出を狙う。
ふたりのライダーは初日から好調さを見せており、スプリントと決勝での入賞に期待がかかる。一方でクアルタラロに問題が発生し、不安を感じさせる大きな課題を残した初日となった。
以前から低温のコンディションでリヤのグリップと振動に悩まされてるヤマハ。2日目以降は気温20度前後で曇りとの予報だが、初日の好調さをキープできるのか注目だ。
■ファビオ・クアルタラロ(プラクティス:11番手)
「いつもよりトリッキーなプラクティスセッションだった。このコースでは、本当の限界を見つけるには多くの周回を重ねる必要がある。100%のタイムを出すにはもう少し周回が必要だったけれど、最終的にはQ2に近づけたし、フィーリングも良かった」
「2週間前の日本GPよりもフィーリングは良くなっているけど、ここの最終セクター、特に最終コーナーでは改善が必要だ。明日はどうなるか見てみよう。雨が降らなければ、ターマックのグリップがもう少し上がるかもしれないし、僕たちの助けになるね。明日の予選ではQ2進出の可能性があると思っているよ」
■アレックス・リンス(プラクティス:10番手)
「僕にとってはいい一日だった。でもストレスフルだったけどね!今朝はずっとガレージの中で待っていたんだ。コースに出ようとしていたのに、次の瞬間には出られなくなった。でも、プラクティスセッションには間に合ったね」
「コースはかなり良さそうだけど、あちこちが少しバンピーだ。でも、予選Q2へのダイレクト進出はすごくうれしい。そのために多くの努力を注いだし、(予選Q2へのダイレクト進出は)とても重要なことだった。僕たちにはより前のグリッドでスタートするチャンスがある。スプリントと決勝の1周目はとても重要なんだ。だから、全体的にいい1日だったよ」
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