現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 3輪操舵のオープンカー! ヤマハの新提案「トライセラ」はどう動く?【ジャパンモビリティショー2023】

ここから本文です

3輪操舵のオープンカー! ヤマハの新提案「トライセラ」はどう動く?【ジャパンモビリティショー2023】

掲載 7
3輪操舵のオープンカー! ヤマハの新提案「トライセラ」はどう動く?【ジャパンモビリティショー2023】

ヤマハ トライセラに乗れば、心とマシンが一つの有機体になる?

最近では「トライク」などタンデムシートを備えた3輪バイクは数多く市販化されているけれども、今回ヤマハが出展したトライセラは並列の2座席を備えた3輪自動車で、例えていえば「モーガン・3ホイーラー」の現代的解釈だと言っても良いスタイルだ(2016年にはEV化したモーガン3ホイーラーが登場したが、市販化はされていない)。開発コンセプトは「Urban Exciting Mobility~心とマシンが一つの有機体になる~」。オープンエアの圧倒的な開放感のなかで、3輪&3WSによる新しいドライビングを創出するパーソナルモビリティ、というもの。シルバーとブラックを基調としたボディは、ちょっとエイリアンに似たような顔つきだ。タイヤはブリヂストンのスポーツタイヤ「ポテンザ」にY字を組み合わせたデザインの、オープンホイール型の前2輪と、右側片持ち式スイングアームに取り付けた太い後輪という構成。ステアリングは左席にあり、その中に左側がスピード、右側がバッテリーの充電状態、真ん中にリアステアのモード切り替えを表示する丸型2眼メーターが取り付けられていた。デモンストレーションでは、ステアリングを回すと後輪も左右に切れる3WSの様子を見せてくれた。

モーターショーを彩る美女たち #09|三井住友オートサービス【ジャパンモビリティショー2023】

3輪&3WSによる新しいドライビング体験を!

プレスデーに登壇したヤマハの日高社長は、「トライセラは、意のままに操る喜びを、低速かつオートマチックに楽しむことができます。後輪が同位相、逆位相に切れることで旋回中心が変化します。後輪の操舵は手動に切り替えることができ、その際には思い通りに走るためのスキルと時間が必要になり、できなかったことができるようになる喜びが実感できます。それはまさに“鍛錬”の娯楽化であり、人間の必需品であり、人生の伴侶となるものです」と紹介した。1955年に、日本楽器製造(現在のヤマハ株式会社、同社の中田社長も登壇した)から分離独立したヤマハ発動機は、初号機「YA-1」が同年に開催された富士登山レースや浅間火山耐久レースで上位を独占したという、純粋なスポーツオートバイメーカーとしてスタートした。世の中のクルマたちが完全自動運転に向かう中にあって、新たなドライビングスキルの習得と成長の喜びを提供するために開発した、というヤマハらしいモビリティがトライセラだ。

こんな記事も読まれています

【宮田莉朋F2密着】フリー走行でマシントラブル多発。経験を積むことに注力したスプリント/第4戦イモラ
【宮田莉朋F2密着】フリー走行でマシントラブル多発。経験を積むことに注力したスプリント/第4戦イモラ
AUTOSPORT web
コンチネンタルGTが4代目へと進化しPHEVに──6月に世界初披露へ|BENTLEY
コンチネンタルGTが4代目へと進化しPHEVに──6月に世界初披露へ|BENTLEY
OPENERS
日産「新型コンパクトSUV」発表! 斬新“デザイン”が超スタイリッシュ! 6速MTアリ&鮮烈イエロー復活の「ジューク」豪に登場
日産「新型コンパクトSUV」発表! 斬新“デザイン”が超スタイリッシュ! 6速MTアリ&鮮烈イエロー復活の「ジューク」豪に登場
くるまのニュース
アライ、MotoGPトップライダーのペドロサの最新レプリカ『RX-7X ペドロサ将軍』を2024年7月上旬に発売
アライ、MotoGPトップライダーのペドロサの最新レプリカ『RX-7X ペドロサ将軍』を2024年7月上旬に発売
AUTOSPORT web
シエンタで楽しむ車中泊!構造変更ナシで使えるフローリングキット発売
シエンタで楽しむ車中泊!構造変更ナシで使えるフローリングキット発売
グーネット
広島発、超小型モビリティの名前「ミボット」に決定!2025年量産販売スタート予定
広島発、超小型モビリティの名前「ミボット」に決定!2025年量産販売スタート予定
グーネット
Defiブランド・レーサーゲージシリーズが内部新設計・電子部品一新で「レーサーゲージN2+」へリニューアル
Defiブランド・レーサーゲージシリーズが内部新設計・電子部品一新で「レーサーゲージN2+」へリニューアル
レスポンス
自動運転はクルマの世界だけじゃない! 建機や重機の世界でも進む無人化で災害救助がもっと早くなる!!
自動運転はクルマの世界だけじゃない! 建機や重機の世界でも進む無人化で災害救助がもっと早くなる!!
WEB CARTOP
愛車の履歴書──Vol37. 君島十和子さん(後編)
愛車の履歴書──Vol37. 君島十和子さん(後編)
GQ JAPAN
DSの新コレクション、「サン=テグジュペリ」の映像公開…「旅は芸術」のビジョンを表現
DSの新コレクション、「サン=テグジュペリ」の映像公開…「旅は芸術」のビジョンを表現
レスポンス
ベントレーが黒をアクセントに採用した日本限定モデル「コンチネンタルGTアズール ラスト・オブ・ライン コレクション」を発売
ベントレーが黒をアクセントに採用した日本限定モデル「コンチネンタルGTアズール ラスト・オブ・ライン コレクション」を発売
@DIME
ポルシェ911カレラのようなホットハッチ──新型GRヤリスGR-DATモデル試乗記
ポルシェ911カレラのようなホットハッチ──新型GRヤリスGR-DATモデル試乗記
GQ JAPAN
ホンダが斬新な「小型SUV風ミニバン」初公開! ゴツい“タフ顔”に「3列シート」搭載!「新型フリードクロスター」の魅力とは!
ホンダが斬新な「小型SUV風ミニバン」初公開! ゴツい“タフ顔”に「3列シート」搭載!「新型フリードクロスター」の魅力とは!
くるまのニュース
ドライブスルー中古車査定が登場…強みは「スピードと会話の短縮」
ドライブスルー中古車査定が登場…強みは「スピードと会話の短縮」
レスポンス
【MotoGP】スピードはあるのになぁ……ドゥカティシート争いで蚊帳の外なバスティアニーニ、ぼやく
【MotoGP】スピードはあるのになぁ……ドゥカティシート争いで蚊帳の外なバスティアニーニ、ぼやく
motorsport.com 日本版
2024スーパーGT第3戦『SUZUKA GT 3Hours RACE』参加条件
2024スーパーGT第3戦『SUZUKA GT 3Hours RACE』参加条件
AUTOSPORT web
ホンダのスクーター第2弾「ジュノオM型」は「E-クラッチ」の元祖? 世界GP初優勝の年に市販した変速機の革命
ホンダのスクーター第2弾「ジュノオM型」は「E-クラッチ」の元祖? 世界GP初優勝の年に市販した変速機の革命
バイクのニュース
トヨタ『シエンタ』対応の「車中泊キット」一般販売開始
トヨタ『シエンタ』対応の「車中泊キット」一般販売開始
レスポンス

みんなのコメント

7件
  • fer********
    EVで3輪で屋根なしフルオープンでしかもヤマハ
    ここまで荒唐無稽なコンセプトカーも久しぶりに見た
  • hid・・・・
    ヤマハは何時も話題作りの車を発表するだけ
    玉には現実性のある車を発表 発売してください、
    トヨタのエンジンばかり開発しないで
    1度は車を作って下さい。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村