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フォルクスワーゲン最上級SUV トゥアレグに改良新型 インテリアと足回りを強化

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フォルクスワーゲン最上級SUV トゥアレグに改良新型 インテリアと足回りを強化

フラッグシップSUVに改良

フォルクスワーゲンは、5月上旬に予定されているトゥアレグの改良新型の発表に先立ち、カモフラージュされたプロトタイプを公開した。

【画像】VWの最上級SUV、内外装と走りを一新【改良新型フォルクスワーゲン・トゥアレグと現行モデルを写真で比較】 全61枚

改良新型トゥアレグは欧州では10月に発売される見込みで、兄弟車であるアウディQ7やポルシェ・カイエンと同様に、細部にわたって変更が加えられる。いずれもMLBプラットフォームをベースに、スロバキア・ブラティスラヴァにある旧タトラ工場で生産されている。

3代目となる現行のトゥアレグは2018年に発売され、5年越しのフェイスリフトを受けることになる。新しいデザインのフロントバンパーや、3万8400ピクセルの高精細マトリックスヘッドランプなど、スタイリングがアップデートされる予定だ。

さらにエクステリアでは、サイドミラー内蔵のエントリーライト、テールランプのグラフィックのデザイン変更、フルワイドのライトバー、そして欧州で販売されるフォルクスワーゲンモデルとして初めてテールゲートのイルミネーション付きエンブレムが採用される。

また、最大21インチを持つホイールも新たに用意された。トゥアレグR eハイブリッドのブレーキキャリパーはブルーに塗装され、Rのロゴが入る。

ボディサイズは従来通り、全長4878mm、全幅1984mm、全高1717mmとされた。

インテリアの使い勝手向上

インテリアでは、アームレストやセンターコンソールの膝の接触部分に、より柔らかい素材を採用する。

15.0インチ(オプションで38.1インチ)のディスプレイを引き続き搭載しながら、「イノビジョン・コクピット」に改良が施される。アンドロイド・オートとアップル・カープレイのワイヤレス接続に加え、高解像度の地図データとレーンレベル・ナビゲーションが利用できるようになる。

USB-Cコネクタは、従来の15Wから45Wに容量アップ。その他オプションとして、ナイトビジョンアシストやヘッドアップディスプレイが設定される。

パワートレインとしてはまず、3.0L V6ターボのTSIで最高出力340ps、最大トルク45.9kg-mを発生させる。ディーゼルの3.0L V6 TDIは、最高出力231psと最大トルク51.0kg-m、または286psと61kg-mの2種類が用意される。

PHEVのeハイブリッドは、3.0L V6ターボと電気モーターにより合計出力380psと61kg-mを発生させる。高性能モデルのR eハイブリッドでは、462psと71kg-mにパワーアップする。いずれも14.3kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載するが、EV航続距離はまだ明らかにされていない。

その他、8速ATとフォルクスワーゲンの四輪駆動システム「4Motion」が従来通り標準装備されている。

フォルクスワーゲンによると、標準のスチール製サスペンションとオプションのツインチャンバー式エアサスペンションに新しいコンポーネントを加え、ダイナミックスを向上させているという。仕様にもよるが、改良後もアクティブロールコントロールと4WS(全輪操舵)が引き続き装備される。

また、新たにルーフセンサーを採用し、サスペンションや運転支援システムが荷重変化に対してより適切に対応できるようになるという。

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