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シルエットを世界初公開のマツダ新型SUV「CX-60」はどんな姿で国内投入? ディーゼルSUVは存続なるか?

掲載 更新 152
シルエットを世界初公開のマツダ新型SUV「CX-60」はどんな姿で国内投入? ディーゼルSUVは存続なるか?

■マツダは「CX-60」を日本にも導入予定

 マツダの欧州法人は、2021年10月7日にSNSを更新。アンベールされる前の状態の新型「CX-60」の画像を公開しました。

【画像】マツダが公開した新型「CX-60」先行画像を見る!(15枚)

 同日、マツダは2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画を発表していましたが、新型CX-60はどのような位置づけのSUVなのでしょうか。

 今回の発表で明らかになったものだけで、マツダは2022年以降に「CX-50」、CX-60、「CX-70」、「CX-80」、「CX-90」という計5車種の新規SUVを市場にあわせて投入するといいます。

 マツダは各モデルのカテゴリについて、CX-50は既存の「マツダ3」や「CX-30」と同じ「スモール商品群」に、CX-60、CX-70、CX-80、CX-90は「ラージ商品群」に位置づけています。

 すべて新たな商品ラインナップとなるラージ商品群に搭載するパワーユニットの方向性について、マツダは「各国での電動化ロードマップに対応し、さまざまな電動化パワートレインの選択肢を提供していきます」と説明。

 電動化が進んだ欧州では、直列4気筒ガソリンをベースにしたプラグインハイブリッドや、直列6気筒化した次世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」およびクリーンディーゼル「SKYACTIV-D」にモーターを付随させた48Vマイルドハイブリッドを展開予定としています。

 一方北米では、さらなるハイパワーが求められていることを理由にターボを搭載した直列6気筒ガソリンエンジンを設定するほか、環境対応としてプラグインハイブリッドもあわせて設定するということです。

 日本では、前述の直列6気筒化した「SKYACTIV-D」ベースの48Vマイルドハイブリッドやプラグインハイブリッドなどを展開するといいます。

 なお、マツダは新規SUVの投入と並行して「MX-30 EV」の拡販や、ロータリーエンジンを発電機として活用するマルチ電動化技術を搭載したモデルの導入(2022年前半より)、EV専用プラットフォームの商品群の導入(2025年頃より)も推進。

 既存モデルとなる「CX-5」も商品改良を通じて育てていく計画と説明します。

※ ※ ※

 計5車種の新規マツダSUVの存在が明らかになりましたが、どのモデルが日本市場に導入されるのでしょうか。

 まず、CX-50は米国アラバマ州にあるトヨタとの合弁工場で生産され、米国市場に投入。日本導入はアナウンスされていません。

 一方ラージ商品群は、全幅(非ワイドボディ/ワイドボディ)とシートの列数にあわせて各モデルがカテゴライズされているのが特徴。

 具体的には2列シートのCX-60、ワイドボディ・2列シートのCX-70、3列シートのCX-80、ワイドボディ・3列シートのCX-90と設定。

 道路や駐車場が比較的狭い欧州市場および日本市場には非ワイドボディのCX-60、CX-80が、より大きなサイズが求められる北米市場にはワイドボディのCX-70、CX-90が導入されます。

 そんななか、前述のとおり欧州でCX-60のアンベール前の画像が公開されましたが、マツダのオランダ法人はCX-60の概要について以下のように説明しています。

「当初はプラグインハイブリッドが設定されます。将来的に直列6気筒エンジン+48Vマイルドハイブリッドを含めエンジンレンジを拡大する予定です。CX-60はCX-5よりも大きく、大人5人が乗れるスペースを確保しています」

 現行CX-5はボディサイズが全長4545mm×全幅1840mm×全高1690mmで、プラグインハイブリッド仕様およびマイルドハイブリッド仕様の設定はありません。

 早くも画像が公開されたCX-60、そして3列シートを備えたCX-80がどんな新型SUVとして投入されるのか、いまから注目されます。

 それではここでクイズです。

 前述した、直列6気筒化されてラージ商品群に搭載される「SKYACTIV-X」は、次世代ガソリンエンジンと銘打たれ「マツダ3」から搭載が始まりました(2019年12月に搭載モデル販売開始)。

 その「SKYACTIV-X」の特徴として正しい説明文は、いったいどれでしょうか。

【1】ローターの回転運動を動力に換える

【2】ディーゼルのように圧縮着火させる

【3】低排気量ターボエンジンとなっている

【4】シリンダーヘッドカバー部分が赤く塗られている

※ ※ ※

 正解は【2】の「ディーゼルのように圧縮着火させる」です。

「SKYACTIV-X」は、ガソリンの圧縮着火による燃焼を実現した世界初のSPCCI燃焼を採用。

 これによりリーンバーン(希薄燃焼)を可能とし、少ない燃料で高効率な燃焼を実現。ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの良い部分を両立させたエンジンとして、注目を集めました。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

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  • 「そんなに一気に何車種も!ユーノスの失敗を(ry」と誤解されがちな情報の出し方だけれど、実質的には新規に2車種を出すだけ。CX-50はCX-30と同車台だし、CX60・80とCX70・90の2車種群が加わるだけ。
    もっといえば恐らくCX-70・90は国内販売されない(北米のみ?)し、さらにCX-5を近い将来終売すると想定できる。
  • 心配しなくてもいい。半導体不足してるから二年くらいかけてゆっくり作っても大丈夫。
    全然新鮮味ない顔、飛ぶように売れることない。
    年次改良するならせめてスバルなみに丁寧にやってほしい。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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