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コンパクトのグローバルスタンダード、VW・ポロがマイチェン! おすすめグレードはいかに?

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コンパクトのグローバルスタンダード、VW・ポロがマイチェン! おすすめグレードはいかに?

フォルクスワーゲン(VW)の中で最もコンパクトなモデルとなるポロが、6月23日にマイナーチェンジを果たしました。マイナーチェンジでどこが変わったのでしょうか? また、どのグレードがおすすめなのでしょうか?

「Bセグ」ハッチバックの代表格!
VWの代表的なモデルであるゴルフよりもひとまわり小さい、いわゆる「Bセグメント」に属するコンパクトカーであるポロ。日本では1996年から本格的に導入されており、VWの各モデルの中で最も多く販売される人気の高いモデルとなっています。

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現行モデルとなる6代目ポロは2018年3月に登場、最新のプラットフォームである「MQB」が採用されたことで、走る・曲がる・止まるといったクルマの基本的性能が大きく向上したほか、最新の安全運転支援装備や快適装備も搭載され、クラスを超えた機能性が与えられています。

そして2022年6月、国産コンパクトカーと同等のサイズ感ながら、輸入車らしい上質な質感と高い機能性を武器に、安定した販売台数を記録してきたポロがマイナーチェンジを果たしました。

マイナーチェンジでどう変わった?
今回のマイナーチェンジではまずエクステリアに変化が見られます。具体的には前後のバンパーが新デザインとなり、グリルやリアのデザインも現代的なデザインへと刷新されました。

それにともない、ボディサイズは全長4085mm×全幅1750mm×全高1450mmと、全長がわずかに伸びたものの、全体的なサイズ感に変更はありません。

エンジンは引き続き1.0Lのダウンサイジングターボエンジンですが、ミラーサイクル燃焼プロセスやバリアブルターボジオメトリー機構などが採用された最新世代のものとなり、ガソリンエンジンPMフィルターも新たに採用されました。

また、WLTCモード燃費は17.1km/Lと、従来の16.9km/Lからわずかに上昇していることもポイントです。

さらに、同一車線内全車速運転支援システムの「トラベル アシスト」や、9.2インチの大型モニターを搭載した純正インフォテイメントシステム「ディスカバープロ」、デジタルメータークラスターやタッチコントロール式エアコンディショナーパネルなどをあらたに採用するなど、安全運転支援システムやデジタル機能も強化されています。

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グレード構成が刷新!それぞれの違いは?
また、マイナーチェンジにともない、グレード構成も変化しています。従来は「トレンドライン」「コンフォートライン」「ハイライン」「Rライン」という4つのグレード構成となっていましたが、マイナーチェンジ後は「アクティブ ベーシック」「アクティブ」「スタイル」、そして「Rライン」の4つとなっています。どのグレードもパワートレインは変わらず、基本的には装備の違いのみとなっています。「アクティブ ベーシック」と「アクティブ」は、エントリーグレードという位置付けです。

「アクティブ ベーシック」では機能が制限された「デジタルコックピット」である点やホイールがスチールである点、スマートエントリー&スタートシステムが選択できない点が異なります。また、同一車線内全車速運転支援システムの「トラベル アシスト」やアダプティブ・クルーズ・コントロール、駐車支援システム「パーク アシスト」は選ぶことができません。

一方の「アクティブ」では、「デジタルコックピットプロ」が採用され、ホイールもアルミホイールに、そしてスマートエントリー&スタートシステムはオプションで装着が可能となっています。「トラベル アシスト」やアダプティブ・クルーズ・コントロール、「パーク アシスト」はオプションとなります。

上級グレードという位置付けの「スタイル」では、運転席と助手席がスポーツコンフォートシートとなっているほか、インテリアアンビエントライトやダイナミックターンインジケーター(いわゆる「流れるウィンカー」)付きのLEDテールランプが上質感を高めます。また、ホイールも16インチのアルミホイールとなっています。

さらに「Rライン」では、エクステリアが専用装備となっているほか、シートやドアシルプレート、アクセル/ブレーキペダルなどが専用のものとなっています。そしてホイールは17インチの大径アルミホイールが装着され、スポーティさを高めています。

また、「スタイル」と「Rライン」では、LEDヘッドライトに最新のマトリックスヘッドライト「IQライト」が備わっています。

それぞれの価格は、下記のとおりです。

「アクティブ ベーシック」:257万2000円
「アクティブ」:282万1900円
「スタイル」:324万5000円
「Rライン」:329万9000円

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「アクティブ」を基本に、あとは好み次第!
「アクティブ ベーシック」と「Rライン」ではおよそ70万円の価格差がありますが、クルマとしての基本的な性能は変わらず、エントリーグレードでも必要最低限な装備が整っている点は魅力です。

ただ、やはり、「デジタルコックピットプロ」や「トラベル アシスト」、「パーク アシスト」などの最新の装備を実感するためには、少なくとも「アクティブ」以上は検討しておきたいところです。

一方、「アクティブ」に対して、「テクノロジーパッケージ」(17万6000円)を装着するとその価格は299万7900円となり、「スタイル」や「Rライン」との価格差はやや縮まります。

「スタイル」と「Rライン」は価格も近いため、両者を検討する際には、落ち着いたデザインが好みなら「スタイル」、スポーティなデザインが好みなら「Rライン」といったように、趣味嗜好によって選ぶと良いでしょう。

どのグレードを選ぶにせよ、最先端のテクノロジーを感じるためには、「テクノロジーパッケージ」と「Discover Proナビゲーションパッケージ」は必須です。一方、それ以外には特にお金のかかるオプションは不要であるため、それらを踏まえると、ポロの乗り出し価格は、350万円~380万円程度を見込んでおくと良さそうです。

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文:ピーコックブルー

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みんなのコメント

8件
  • ドイツ車といや、昔のベンツは威圧感があってカッコ良かったけど、今のベンツは、何か、形がゴキブリみたいでカッコ悪!
  • 電動Pとサンルーフが、、
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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