8月5日、ホンダは2021年6月に世界初公開され、多くの話題を呼んだハッチバックスタイルの新型『CIVIC(シビック)』を9月3日(金)に発売すると発表した。
ホンダ・シビックシリーズは1972年の発売以降、世界で累計2700万台を販売しているグローバルモデルだ。いつの時代も一歩先のニーズを捉え、常に進化をし続けており、人々に驚きを届けるクルマとしてレース界も含め多くのユーザーたちの支持を得ている。
新型ホンダ・シビックが世界初公開。タイプR、e:HEVモデルは2022年発売へ
2021年6月24日に世界初公開された11代目となる新型シビックは、ホンダのクルマづくりの基本である『人中心』の考え方を深く掘り下げることで、親しみやすさと特別な存在感を併せもち、乗る人全員が“爽快”になることのできるクルマが目指された。
エクステリアは広く運転しやすい室内空間を持ったキャビンを追求しながら、流れるような美しいプロポーションを創出。サイド部分のフロントフードからリヤエンドまでの水平基調を低く一気に繋げることで、低重心で伸びやかなクーペイメージをさらに強調し、力強くも軽快な走りを予感させるデザインが採用されている。
インテリアでは、不要なデザイン要素を排した造形にするとともに、直感的に操作しやすく触感にもこだわったスイッチ配置を実現。清潔感や心地よい五感への刺激などを重視し、爽やかで心地のよい移動ができる空間とされた。
ドライバーが目にすることになるメーターには、ホンダのヒューマン・マシン・インターフェイスの考え方である“直感操作・瞬間認知”が追求され、10.2インチのフルグラフィックメーターを採用。メーターの左半分にインフォテインメント情報、右半分には運転支援情報などを表示し、ステアリングスイッチの位置と同様の左右配置とすることで、直観的な操作をサポートしてくれる。
パワートレインの1.5リッターVTECターボエンジンもさらに進化し、アクセルを踏み込んだ瞬間から力強く加速する応答性と、高回転域までよどみなくパワーが増大するリニアな出力特性とされ、CVTと6速マニュアルトランスミッションが組み合わされる。この6速MTはシフトレバーのショートストローク化と高剛性化により、スポーティーかつダイレクト感のあるシフトフィールになっているという。
質の高く軽快な走行性能を実現し、そんな操る喜びに加え、安心・快適に移動するという喜びも体感できる新型シビック。グレードは『LX』と『EX』という2タイプが用意され、消費税込みの価格はLXが319万円、EXが353万9800円となっている。詳細はホンダの公式ホームページ(https://www.honda.co.jp/CIVIC/)まで。
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