かつてはセダンがファミリーカーといわれていたが、いまその座にいるのはミニバン。絶対的な市民権を得て、もはや国民車となっているほど。だけど人気ゆえ「中古車も高いのでは?」と思う人もいるはず。いやいやそうとは限らない、100万円以下でも納得のいくミニバン選びができるのだ。
文/木内一行、写真/スバル、トヨタ、フォルクスワーゲン、ホンダ
アルファードが100万円台で買える!?? 中古なら高嶺の花「ミニバン」ライフが手に入るぞ!!
■「誰もが認める国産ミニバンのトップモデル」トヨタ・アルファード/ヴェルファイア(2代目)
「堂々たる存在感・高級感を表現すること」を共通テーマにデザインされたエクステリア。アルファードはフロントピラーからバンパーへ抜けるV字型ラインが特徴的だ。写真は標準仕様だが、エアロパーツ装着グレードもある
今年6月に新型へバトンタッチし、話題沸騰中のアルファード/ヴェルファイア。いまや日本を代表する高級ミニバンに成長し、中古車市場でも高値で取り引きされているが、2代目なら手頃な価格で狙うことが可能。
「威風堂々、ミニバンの頂点」をテーマに開発された2代目は、初代の基本性能を正常進化させつつ「上品、洗練」を際立たせたアルファードに加え、「力強さ、先進性」を主張する兄弟車のヴェルファイアを新規車種としてラインナップした。
3代目エスティマとシャシーを共有しながら革新的なパッケージングにより、居住空間の拡大とともに乗降性も向上。くつろぎの時間を提供するキャプテンシートやLED室内間接照明などを採用し、最上級ミニバンに相応しい究極のおもてなし空間を実現したのである。
もちろん、進化はそれだけにとどまらず、エクステリアはよりスタイリッシュかつ個性的になり、45mmも低全高化。低床パッケージの効果も相まって、ロールの少ない走行安定性や上質な乗り心地を手に入れた。
さらに、新搭載の3.5リッターV6エンジンや、パワーアップした2.4リッターエンジンなど、パワートレーンのアップデートも抜かりはない。
こんな2代目アルファード/ヴェルファイアだって、いまでは手頃な価格で流通している。高嶺の花に思えた高級ミニバンだっていまなら手が届く!
[usedcar-search brand_cd="1010" body_cd="3" car_cd="10102070" keyword="アルファード" limit=30]
[usedcar-search brand_cd="1010" body_cd="3" car_cd="10102071" keyword="ヴェルファイア" limit=30]
■「全方位に気が利いたヤングファミリーの強い味方」ホンダ・フリード
ファミリーカーとして絶対的な地位を築いたミニバンにおいて、ヤングファミリー層から支持されているのがコンパクト系。そのなかでも、シエンタと人気を二分するのがフリードだ。
初代は2008年にデビューし、手頃なボディサイズと広い室内、高い経済性などがユーザーにウケて瞬く間にヒットモデルの仲間入り。2016年に登場した2代目は、その初代のコンセプトをさらに一歩進め、快適性や使い勝手などをさらに磨き上げた。
プラットフォームは新設計ながら、ボディサイズを大きく変えることなく、5ナンバーを維持。その一方、室内空間はさらに広く、そして使いやすく進化した。
具体的には、それぞれの乗員スペースが広がり、シートアレンジもより多彩に。スライドドア開口部を広げてステップ高を低くすることで、乗降性を高めるといった工夫も施されたのである。
バリエーションは、1.5リッター直4を搭載するガソリン車と、初代同様1.5リッター直4+モーターのハイブリッド車をラインナップ。どちらも優れた燃費性能を達成するだけでなく、軽快かつスポーティな走りも実現。乗員全員が満足できる一台に仕上げられている。
この2代目はまだ寝落ち幅がそれほど大きくないが、それでも狙う価値は十分。小兵ながら走攻守3拍子揃ったスタープレーヤーみたいな存在、それがフリードである。
■「水平対向エンジン+AWDで走りも楽しい」スバル・エクシーガ
躍動感のあるスポーティなフォルムはワゴンのようで、3列シートミニバンということを感じさせないもの。ボディサイズは同年代のレガシィツーリングワゴンとほぼ同じで、全高も125mm高い程度に抑えられている
ミニバンの場合、どうしても居住性や使い勝手を優先した作りになりがち。それゆえ運転好きのお父さんたちには退屈なクルマに思えてしまう。だけど家族のことを考えるとミニバンが必要……。そんな人にピッタリなのがエクシーガだ。
レオーネやレガシィで培ったワゴンのノウハウをベースに、3列シートミニバンを開発。スバルのお家芸といえる水平対向エンジンとシンメトリカルAWDの組み合わせは、力強く安定感の高い走り、悪路や雪道への対応力など、ドライバーを退屈させない運動性能を披露してくれる(FFもあり)。
もちろん、ミニバンのキーとなる居住性にもスキはない。ミニバンとしては全高が低いが、後席へ行くに従って着座位置が高くなるシアターレイアウトを採用することで、乗員全員が高い開放感を味わえるようになっている。
ちなみに、エンジンは2リッターターボと同自然吸気のほか、2.5リッターの自然吸気も後に追加されたが、やはりターボの走りは別格。インプレッサほどとはいわないまでも、ステージを問わずパワフルかつファンなドライビングが楽しめるのだ。
ミニバンでも運転が楽しく、なおかつ100万円以下で狙えるエクシーガ。走り好きのお父さん、いかが!?
[usedcar-search brand_cd="1045" body_cd="3" car_cd="10452014" keyword="エクシーガ" limit=30]
■「ドイツ風味のハイセンスミニバンをご堪能あれ」フォルクスワーゲン・ゴルフトゥーラン(初代)
グローバルスタンダードとして長年活躍するフォルクスワーゲン・ゴルフ。そんな世界的に人気のゴルフを3列7人乗りに仕立てたのがゴルフトゥーランだ。
2003年に本国でデビューした初代5代目ゴルフがベースで、全長4.5m以下のコンパクトサイズながら優れたパッケージングで広い室内空間を確保。それまで多彩なシートアレンジや利便性の高い装備は国産車に分があるとされてきたが、トゥーランは3席を独立して取り外せる2列目シートを採用したことでさまざまなシーンに対応。
加えて、シート背面の折りたたみテーブルや各所に設置された収納スペースなど、国産ミニバン顔負けのユーティリティ性も備えている。
10年以上にも及ぶロングセラーモデルのため、マイナーチェンジも何度か行われた。2007年には1.4リッター直噴ツインチャージャーエンジンやデュアルクラッチトランスミッション「DSG」など、先進のメカニズムも搭載。もともと持っている重厚感のあるドライブフィールも手伝い、よりダイナミックな走りが味わえるようになった。
手頃な価格ながらご近所に胸を張れるブランド力も十分。そんなオシャレな欧州ミニバンは、若年層ファミリーにもお薦めだ。
[usedcar-search brand_cd="2035" body_cd="3" car_cd="20352511" keyword="ゴルフトゥーラン" limit=30]
[articlelink]
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
[朗報] 改良日程の前倒しで年内に[アルファード/ヴェルファイア]が手に入れられる!?
40年前の日産「フェアレディZ」を海外オークションで発見 走行距離21万キロ超え 年代相応にヤレた「Z32」の価値とは
「ヘッドライトが“まぶしい”んですけど、どうにかならないですか?」 困惑の声多数! あなたの行為「違反」かも? 「ハイビーム」の“落とし穴”とは
もう待ちきれない! [新型GT-R]はなんと全個体電池+次世代モーターで1360馬力! 世界が驚く史上最強のBEVスポーツカーへ
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
「財布を忘れて帰ろうとしたら、免許不携帯で捕まりました。今取りに帰るんですよ。私が悪いんですか?」質問に回答殺到!?「事実でしょ」「非常識」の声も…「うっかり」でも許されない理由とは
新車採用が「義務化」! でも後退時「バックモニター」だけで動くのは「危険すぎ」!? “カメラ”に映らない「死角」がヤバかった
アウディ製5気筒エンジン搭載、最後のドンカーブート『F22ファイナルファイブ』発表
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント