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スズキの大型バイク『GSX-S1000F』の唯一の弱点? ツーリングバッグの荷物積載を考える!【SUZUKI GSX-S1000F/積載インプレ 前編】

掲載 更新 29
スズキの大型バイク『GSX-S1000F』の唯一の弱点? ツーリングバッグの荷物積載を考える!【SUZUKI GSX-S1000F/積載インプレ 前編】

現実的なプライスで手に入る148馬力の大型バイク『GSX-S1000』シリーズは人気者! だけど、ひとつだけオーナーになってみると悩む部分が……ツーリング時の荷物積載が、ちょっと難しいんですよね。

スズキ『GSX-S1000F』でツーリングしたい!
排気量998ccのエンジンはスーパースポーツGSX-R1000譲りの強心臓で最高出力148馬力。

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車両重量もフルカウルのGSX-S1000Fですら214kgに抑えられています。

それでいて新車価格120万7800円(10%税込)という、ユーザーのことを考えてくれているプライスが本当にありがたい。

それでいて乗車姿勢もアップライトだから、ツーリングも楽しみたいのがライダー人情というものです。

ただ、そんなGSX-S1000Fですが、ひとつだけ『弱点』があります。

GSX-S1000Fはツーリングバッグをがっちり固定しにくい……
兄弟車となるネイキッドのGSX-S1000にも同じことが言えますが、GSX-S1000Fはツーリングバッグがちょっと積みにくい。

このバイクは基本的に『アップライトのスーパースポーツ』といった立ち位置のバイクなので、あまり荷物積載が得意ではないんです。

でもっ!

愛車にしたら、どんなバイクでもやっぱりツーリングはしたいじゃないですか!?

そこで今回は『GSX-S1000F』の荷物積載を真面目に考えてみたいと思います!

スズキ『GSX-S1000F』の何が弱点なのか?
ツーリングをする際にキモになってくる部分。それは『荷掛けロープを車体側のどこに掛けるか?』ということです。

長時間の乗車では基本的にはリュックを背負ったりはしたくないですもんね。小型のウエストバッグ程度なら許容範囲ですけど。

さて、その点においてGSX-S1000Fを考えると……

現実的に頼れそうな強度があるのがタンデムステップ周りのみ、となります。

後ろに伸びるナンバープレートとウインカーを保持するパーツは、それなりの強度があるようですが、がっつり引っ張ってを掛けるには樹脂パーツなのでちょっと不安。

さて、どうやってツーリングバッグを積むものか……

GSX-S1000Fでいちばん安心なのは小型シートバッグ!
まずは、こういう感じの小型シートバッグから。

このタイプのメリットは『リアシートのみで固定が完了すること』です。

写真はTANAXのXベルトですが、これをリアシートに装着するだけでバッグを固定できます。

このタイプは各社ラインアップが豊富だし、装着が簡単なのでおすすめ!

違和感なく、無理なく装着できます。

日帰りツーリングは十分にOK。

容量は10Lから最大で14Lのバッグなので、荷物を厳選すれば1泊くらいのツーリングも可能だと思います。

間違いのない正解はコレで決まり!

だけど、2泊3日のツーリングとか、帰りにお土産買ったり……ということを考えると、もうちょっとバッグの容量が欲しくなるのが本音です。

(下に続きます)

【関連記事】

2泊3日を想定するツーリングバッグだと
やっぱり、これくらいは欲しくなります。

こちらのヘンリービギンズのバッグは容量37L~最大で44Lまで拡張可能。

ただし大きさもそれなりにあるので、先のシートバッグのように『リアシートだけで固定が完結』という訳にはいきません。

やっぱり、車体のどこかにストラップをかけて固定する必要が出てくる訳です。

とりあえず何も考えずに固定してみるとこんな感じに。

基本的にタンデムステップ部分を駆使して固定します。

これはこれで何とかなるのですが……ツーリング好きならわかると思います。

このままだと……

そのうち、バッグが前にズレてきますよね。

場合によっては横のバランスもズレて荷崩れ状態になる。

ライダーが腰で後ろに押さえつつ走るという荒業もありますが、できればもっとストレスフリーにしたいところ。

荷物が前にズレるんだから、真下、もしくは後ろ方向に引きたい。

だけどGSX-S1000Fには『うまく引ける場所』が残念ながら無いんです!

NEXT▶▶▶小技プラスで解決!? 後編へ続きます!
続きはこちら!

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