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【グレードで納期に差】トヨタ・カローラ・クロス購入ガイド オプション/グレード選びの注意点

トヨタSUV軍団の「空席」埋める

執筆:Yoichiro Watanabe(渡辺陽一郎)

【画像】ちょうどいい!【新型カローラ・クロスをヤリス・クロス/C-HRと比較】 全206枚

編集:Taro Ueno(上野太朗)

2021年9月14日にトヨタ・カローラ・クロスが発売された。

このクルマが好調に売れることは間違いない。

なぜなら今までトヨタのSUVラインナップで空席になっていた中心的な位置付けを、カローラ・クロスが埋めることになるからだ。

トヨタにはLサイズSUVとして共通のプラットフォームを使うハリアーとRAV4があり、コンパクトサイズにはヤリス・クロスとライズが用意される。

それなのに中心に位置するミドルサイズのSUVは、C-HRのみだった。

しかもC-HRの外観は5ドアクーペ風だ。個性的でカッコイイ半面、後席と荷室は狭めになり、後方視界も悪い。

SUVの魅力は、存在感のある外観と実用性の両立にあるから、C-HRは本流になり得ない。

そのためにC-HRは、発売直後の2017年1~6月には1か月平均で約1万3200台が登録され、SUVの最多販売車種になったが、2021年1~6月は1か月平均が1800台だった。

C-HRはわずか4年間で需要の86%を失っている。

この売れ行きはトヨタにとって悔しいだろう。国内市場にピッタリなサイズのSUVはC-HRなのに、その売れ行きが著しく低迷しているからだ。

そこでカローラ・クロスを投入した。

ボディは扱いやすい大きさだが、着座位置はC-HRよりも46mm高く、膝から先を手前に引き寄せて足元空間を広げた。

ホイールベース(前輪と後輪の間隔)はC-HRと同じだが、後席の居住性はカローラ・クロスが快適だ。

荷室にも十分な余裕を持たせた。

荷室長(奥行寸法)は、後席を使った状態で849mmだから、C-HRよりも約80mm長い。荷室容量は5名乗車時で487Lの余裕があり、C-HRの318Lに比べると1.5倍だ。

このようにカローラ・クロスは「ハリアーやRAV4ではボディが大きくて価格が高い。ヤリス・クロスやライズでは逆に小さい。C-HRのサイズはちょうど良いが、実用性が足りない」という不満に応えている。

そのためにカローラ・クロスは、トヨタのSUVラインナップの中心に位置するわけだ。したがって売れ行きも伸びる。

コストの低減で割安な価格実現

カローラ・クロスのエンジンは、直列4気筒1.8Lのノーマルタイプとハイブリッドだ。

C-HRのような1.2Lターボは用意していない。

また、カローラ・クロスのプラットフォームは、ホイールベースの2640mmまで含めて、C-HR、カローラ・セダン/ツーリング/スポーツと共通だが、2WDのリアサスペンションは変更を受けた。

C-HRやカローラ・シリーズは独立式のダブルウイッシュボーンだが、カローラ・クロスは海外仕様も含めて車軸式のトーションビームになる(ただし4WDはダブルウイッシュボーン)。

トーションビームにはスペースを節約して荷室を拡大するメリットもあるが、機能がシンプルだからコストの低減効果も大きい。

その結果、カローラ・クロスは、価格を割安に抑えることができた。

カローラ・クロスの安さが最も分かりやすいのは最廉価グレードの「G X」だ。

安全装備のパーキングサポートブレーキが省かれたりするので推奨はできないが、1.8Lエンジンを搭載して199万9000円としている。このサイズのSUVでは格安だ。

また、コンパクトなヤリス・クロスZ(221万円/2WD)と比べると、同程度の装備を採用するカローラ・クロスはS(240万円/2WD)になる。

価格はカローラ・クロスが高いものの、差額は19万円におさまる。

この差額でカローラ・クロスは、ヤリス・クロスに比べてボディが大きくなり、後席の居住性や荷室容量も大幅に向上する。

エンジンは直列3気筒1.5Lが、直列4気筒1.8Lに上級化される。

ヤリス・クロスもコンパクトSUVでは価格が割安で、高い人気を得ているが、カローラ・クロスはそれと同等か、さらに買い得だ。

そしてカローラ・クロスでは、ハイブリッドの価格も安く抑えられ、1.8Lノーマルエンジンとの差額は35万円だ。

同じエンジンの組み合わせになるカローラ・ツーリングでは、ハイブリッドが約43万円高いから、カローラ・クロスはハイブリッドを8万円ほど安く搭載した。

カローラ・クロスのWLTCモード燃費は、ハイブリッドが26.2km/L(2WD)、ノーマルエンジンは14.4km/Lだから、ハイブリッドであれば燃料代を45%節約できる。

そのために開発者は「カローラ・クロスの販売総数のうち、ハイブリッドが80%を占めると考えている。そのためにハイブリッドでは、後輪をモーターで駆動する4WDのE-Fourを選べるが、ノーマルエンジンは前輪駆動の2WDのみとした」と述べている。

買い得グレードと選ぶときの注意点

カローラ・クロスで最も買い得なグレードはSだ。

2WDの価格は、ノーマルエンジンが240万円で、ハイブリッドは275万円になる。Gに比べて16万円高いが、17インチアルミホイール、ルーフレール、自発光式のオプティトロンメーターなど、人気の高い装備を加えた。

オプションではパノラミックビューモニター(2万7500円)も装着できる。

Sは機能や装備の割に価格が安く、オプションパーツの選択肢も幅広い。したがって買い得なグレードに位置付けられる。

そして装備をさらに充実させたいときは、最上級のZも検討する。

2WDの価格はノーマルエンジンが264万円で、ハイブリッドは299万円だ。

Sに比べて24万円高いが、Sにオプション設定される電動式のハンズフリーパワーバックドア(7万7000円)、LEDフロントフォグランプ(2万2000円)などがZには標準装着される。

アルミホイールのサイズも、Sは17インチだが、Zでは18インチに拡大される。これらを価格に換算すると27万円に相当するので、装備を充実させたいユーザーにとってはZも買い得だ。

とくにSにハンズフリーパワーバックドアやLEDフロントフォグランプをオプション装着するときは、Zにグレードアップすることを考えたい。

数年後に売却する時の査定額は、グレードや年式に応じて判断されるからだ。

中級のSにオプション装備を多く加える買い方は不利になる。

残価設定クレジットの残価も同様で、グレードに基づいて判断される。

装備を充実させて月々の返済額を抑えたいなら、オプション装着は避けて、Zを選ぶのが得策だ。

このように推奨グレードは、SあるいはZだが、4WDにも触れておきたい。

前述のとおりノーマルエンジンは前輪駆動の2WDのみだが、ハイブリッドでは、後輪をモーターで駆動する4WDのE-Fourも選べる。

そしてE-Fourの価格は、2WDとの差額が20万9000円だ。

E-Fourのリアサスペンションは、2WDのトーションビームに対してダブルウイッシュボーンに上級化され、なおかつ価格差は20万9000円だから、割安な設定になっている。

SとZに加えて、ハイブリッドについては4WDも買い得だ。

SグレードはKINTO専用 納期も長い

カローラ・クロスを購入するときは、納期に注意したい。

販売店によると「2021年9月中旬に契約した場合、ノーマルエンジン車の納期は2022年1月以降、ハイブリッドは2月以降になる。さらにSグレードは3月以降に遅れる」という。

昨今の半導体不足、輸入パーツの滞り、これにともなう生産調整などを考慮すると、納期の長期化は仕方ないだろう。

それにしても、Sグレードだけ3月以降に遅延しているのは不可解だ。この点をトヨタに尋ねると、以下のような返答があった。

「納車を迅速に進めるため、カローラ・クロスでは、グレードごとに生産開始時期をずらす取り組みを初めて実施した」

「また発売後半年間は、SグレードはKINTO(サブスクリプションサービス/定額制の利用方法)のみを対象にしている。KINTOは任意保険料が月額料金に含まれ、経済的な負担が高まりやすい若いお客さまや初めてクルマを買う方々に好評をいただいている。そこで価格と装備のバランスが取れたSグレードをKINTOでは発売後から用意している」

販売店では「予約受注の状況を見ると、販売の中心はZになる」と述べている。

カローラ・クロスに限らず、発売直後の売れ筋グレードは、どの車種でも最上級になることが多い。

そこで目下のところ、カローラ・クロスの生産はZを中心におこなわれている。

そして機能や装備と価格のバランスで買い得なSは、割安感が重視されるサブスクリプションサービスのKINTOと親和性が高いため、発売後半年間はKINTO専用としたわけだ。

以上のようにカローラ・クロスを買うときは、納期に注意したい。

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