現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「R34にまさかのKA24エンジンをスワップ!?」カリフォルニアのJDMイベントに潜入取材!Part.3

ここから本文です

「R34にまさかのKA24エンジンをスワップ!?」カリフォルニアのJDMイベントに潜入取材!Part.3

掲載 3
「R34にまさかのKA24エンジンをスワップ!?」カリフォルニアのJDMイベントに潜入取材!Part.3

ジャパニーズクラシックカーショー(JCCS)2022潜入レポート Part.3

毎年アメリカのカリフォルニアで開催されている、ジャパニーズ・クラシック・カー・ショー(JCCS)。アメリカ中のジャパニーズクラシックカーマニアが集うこのイベントにて発見した、ハイレベルなチューンド旧車たちを全3回に分けてレポートしていく。

FD3Sでトヨタエンジンと日産ミッションが共演!?

13B-REWロータリーエンジンを降ろして、1JZ-GTE型直6ターボに換装したFD3S。トランスミッションには日産のZ33などに使用されるCD009型6速MTを合体してある。RE雨宮のボディキット、Driftzのホイール、R1コンセプトのビッグブレーキを装着し、チタン製の大径マフラーも装備。車高はエアサスで落としてあり、ショー映えするスタンスを生み出している。

北米仕様の240SXをスーパークリーンにフィニッシュ

アメリカでは2.4LのKA24DE型直列4気筒エンジンを搭載するS13型のシルビア(車名は240SX)。それをターボ&ダイレクトイグニッション化するとともに、オリジナルのサイクルフェンダーを備えた美しいエンジンルームを実現。アメリカでも割と外観の美しさを度外視して走りに振った車両も多い240SXだが、これほど隅々まで手が加わったショーカーレベルのクルマは珍しい。

アメリカでも確実にチューンドの数が増加中

ここ数年、JCCSの会場でもよく見かけるようになってきたR32型スカイラインGT-R。アメリカに輸入される台数が増えているとはいえ、仮にカリフォルニア州で登録しようと思うとスモッグチェックをクリアするのに相当の経費がかかることから、庶民にとって高嶺の花であることに変わりはない。ということで、サーキット走行やイベントでの展示などに割り切った車両が徐々に増えてきた印象だ。こちらの車両もまだ発展途上な印象だが、今後アメリカで第二世代スカイラインやRB26のチューニングがどのように発展していくのか楽しみである。

激レアER34にKA24DETスワップを実現

ワイルド・スピードの影響で既にアメリカでも絶大な注目度を誇るBNR/ER34型のスカイライン。今のところまだGT-Rであろうとなかろうと、2ドアだろうと4ドアだろうとレアなものはレアなので、総じて珍重されているムードだが、こちらは何とエンジンを240SXのKA24DE型直列4気筒エンジンをターボ化して搭載。しかも、わざわざワンオフの水冷インタークーラーまで取り付けられ、URASのTYPE-GTエアロも備わるなど意外にマジな作り込みが実現されている。

Z32にRBターボスワップを実現

同じ300ZXでも対照的なエンジンスワップ仕様がこちら。中東ドバイ仕様の日産パトロールに搭載されていた、RB30型直列6気筒のブロックとRB25型NEOのシリンダーヘッドを組み合わせたRBスワップを実現。R32のベルハウジングを流用してZ32の5速MTと接続してある。ボルグワーナーS369SXEタービンを6boost製ツインスクロールターボマニホールドでマウントし、CPC製カーボンインテークマニホールドも装着。リヤのタイヤ&ホイールには、Forgestarのビードロック付き鍛造ホイールと、ミッキートンプソンのETストリートRを組み合わせる。

強烈ワイドなV8搭載S30Z

ダットサン240Z用のボディキットを展開しているZTrixのデモカーは、アメリカ国内のツーリングレースカテゴリーのSCCAに実戦投入された280YZワイドボディフェンダーキットを装着。これ以上ないほどワイドに膨れ上がったフロントにはワンオフのチューブラーフレームを設け、GMのLS型V8エンジンを搭載する。

Photo:Akio HIRANO TEXT:Hideo KOBAYASHI
●取材イベント:Japanese Classic Car Show 2022

あわせて読みたい 「ガレージアクティブのカーボンRも登場!」カリフォルニアのJDMイベントに潜入取材!Part.2

こんな記事も読まれています

ラリージャパン2024の来場者数が発表。4日間合計54万3800人で前年を上回る
ラリージャパン2024の来場者数が発表。4日間合計54万3800人で前年を上回る
AUTOSPORT web
おじさん気軽に投票!! 今年の10台からどれを選ぶ!?  [クルマ総選挙 新車編]最終選考開始
おじさん気軽に投票!! 今年の10台からどれを選ぶ!? [クルマ総選挙 新車編]最終選考開始
ベストカーWeb
燃費はプリウス超え???? [次期型カローラ]は内燃機関の未来を背負って2026年に登場か!!!!
燃費はプリウス超え???? [次期型カローラ]は内燃機関の未来を背負って2026年に登場か!!!!
ベストカーWeb
2025年MotoGP暫定エントリーリストが発表。ヤマハは3年ぶりの4台体制、國井がMoto2へ参戦
2025年MotoGP暫定エントリーリストが発表。ヤマハは3年ぶりの4台体制、國井がMoto2へ参戦
AUTOSPORT web
新型[NSX]は1000馬力オーバーか!? ホンダが全固体電池搭載のハイパーBEVを投入する可能性大 
新型[NSX]は1000馬力オーバーか!? ホンダが全固体電池搭載のハイパーBEVを投入する可能性大 
ベストカーWeb
大ヒット予想!! マツダ[新型CX-5]が超絶進化! ハイブリッドモデル登場でしかも安いなら期待大!!
大ヒット予想!! マツダ[新型CX-5]が超絶進化! ハイブリッドモデル登場でしかも安いなら期待大!!
ベストカーWeb
3万7000台も売れたロールス・ロイス! 10年の予定が30年以上も貢献した「シルバーシャドウ」とは一体どんなクルマだった?
3万7000台も売れたロールス・ロイス! 10年の予定が30年以上も貢献した「シルバーシャドウ」とは一体どんなクルマだった?
Auto Messe Web
トヨタのラリー育成は4名全員がプログラム継続。3期生の松下、後藤はラリー3にステップアップ
トヨタのラリー育成は4名全員がプログラム継続。3期生の松下、後藤はラリー3にステップアップ
AUTOSPORT web
新生EVツーリングカーの2年目に向け、2025年STCCカレンダー発表。ヨーテボリ市街地を含む全5戦に
新生EVツーリングカーの2年目に向け、2025年STCCカレンダー発表。ヨーテボリ市街地を含む全5戦に
AUTOSPORT web
なぜ「モータースポーツ新会社」設立? GRとは違う「TGR-D」誕生!? トヨタ会長が語る会社分割の狙いとは
なぜ「モータースポーツ新会社」設立? GRとは違う「TGR-D」誕生!? トヨタ会長が語る会社分割の狙いとは
くるまのニュース
エリーゼを「徹底」レストモッド! アナログ・オートモーティブ・スーパースポーツへ試乗 ローバーKは維持
エリーゼを「徹底」レストモッド! アナログ・オートモーティブ・スーパースポーツへ試乗 ローバーKは維持
AUTOCAR JAPAN
ベントレーがストリート感漂う「PICANTE」とコラボしカプセルコレクションを発売! テーマは「旅」…懐メロも入ったプレイリストも公開中
ベントレーがストリート感漂う「PICANTE」とコラボしカプセルコレクションを発売! テーマは「旅」…懐メロも入ったプレイリストも公開中
Auto Messe Web
2025年のMotoE暫定カレンダーが発表。ハンガリー大会が新たに追加も年間7大会14レースに減少
2025年のMotoE暫定カレンダーが発表。ハンガリー大会が新たに追加も年間7大会14レースに減少
AUTOSPORT web
「早く月曜日になってくれ」勝田貴元が明かすシート喪失の重圧と、来季決定の瞬間/ラリージャパン
「早く月曜日になってくれ」勝田貴元が明かすシート喪失の重圧と、来季決定の瞬間/ラリージャパン
AUTOSPORT web
2025年ジャパンカップのエントリー受付がスタート。3月にはプレシーズンテストも開催へ
2025年ジャパンカップのエントリー受付がスタート。3月にはプレシーズンテストも開催へ
AUTOSPORT web
“エンジンルーム”に「謎のスピーカー」搭載!? なんのため? 新型「Gクラス」に備わるユニークな機能とは
“エンジンルーム”に「謎のスピーカー」搭載!? なんのため? 新型「Gクラス」に備わるユニークな機能とは
くるまのニュース
“オーバーフェンダー”が高性能車の証! メルセデスAMGのド迫力クーペ「CLE53」はサーキットも視野に入れた「生まれながらの武闘派」
“オーバーフェンダー”が高性能車の証! メルセデスAMGのド迫力クーペ「CLE53」はサーキットも視野に入れた「生まれながらの武闘派」
VAGUE
次期型BMW iX3 「ノイエ・クラッセ」初のモデル、試験生産開始 2025年投入
次期型BMW iX3 「ノイエ・クラッセ」初のモデル、試験生産開始 2025年投入
AUTOCAR JAPAN

みんなのコメント

3件
  • 考えることが違う
  • 部品が手に入りにくいならあるでしょうね。
    オリジナルはブローしちゃったから、簡単に手に入るヤツとか。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村