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フェラーリ V8ターボ・エンジン搭載の新型「F8スパイダー」発表

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フェラーリ V8ターボ・エンジン搭載の新型「F8スパイダー」発表

フェラーリは209年9月9日、マラネロでV8ターボをミッドシップ搭載した新世代のドロップヘッド・スポーツカー「F8スパイダー」を発表した。

F8スパイダーはベルリネッタのF8トリブートと並行して設計され、コンパクトで高効率的のRHT(リトラクタブルハードトップ)を装備している。

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F8スパイダーは、1977年に308GTSで始まったオープントップのV8モデルシリーズの最新モデルとなる。488ピスタ スパイダーほどアグレッシブではないが、同カテゴリーの488スパイダーよりもスポーティーに仕上げられている。

そのため、F8スパイダーはオープン・エアのスポーツカーとして扱いやすいパフォーマンスと優れたハンドリングの新たなベンチマークとし、かつてないほど高揚するドライビング・エクスペリエンスをもたらすことができる。

実際に優れたハンドリング・ダイナミクスと驚異的な快適性が融合。このフェラーリ・スパイダーは、史上最高と賞賛される8気筒エンジンの特性と唯一無二のドライビング・プレジャーを兼ね備えている。

搭載されるV8ターボ・エンジンは、4年連続で「インターナショナル・エンジンオブザイヤー」に輝き、過去20年間で最高のエンジンに選ばれたV8の進化版だ。このV8ターボの特別なサウンドを保持しつつ、ターボラグをゼロに抑えて瞬時にパワーを発揮することを実現させている。また驚くほど容易なハンドリングは、革新的な空力技術をデザインと融合させることで実現している。

V8ターボは排気量3902ccで、出力は720ps/8000rpm。リッターあたり出力は185ps/Lというレベルだ。トルクは全域で強化されており、最大トルクは770Nm/3250rpm。またエンジンの回転慣性マスは17%低減され、圧倒的なレスポンスを実現している。

このニューモデルは先代モデルより最高出力を50ps向上させており、車両重量は20kg軽量化している。究極モデルの488ピスタ・スパイダーと比べても、20kg重いだけだ。F8スパイダーは空力性能も大幅に向上させており、サイドスリップ・アングルコントロール・システムは最新の6.1バージョンを搭載している。

ダイナミクス性能のコントロールは、マネッティーノの「RACE」ポジションで「フェラーリ・ダイナミクス・エンハンサー(FDE+);トルクベクタリング」を作動させるとドライバーは限界域でのパフォーマンスに簡単に到達してコントロールできるようになっている。

「アダプティブ・パフォーマンス・ローンチ」システムは、車輌の加速時にグリップ状況を分析し、電子制御によって路面のグリップレベルに合わせて伝達トルクを最適化し、ホイールの空転を最小限に抑え、加速を最大化することができる。

また全ギア対応の「フェラーリ・バリアブル・トルクマネージメントも装備し、路面に合わせて最適なトルクカーブとし、スムーズかつパワフルな加速感をレッドラインまで実現することができる。

レブリミッターは「ウォール・エフェクト」を備え、レブリミットに向かって徐々に回転を抑えるのではなく、レッドラインの8000rpm到達と同時に、瞬時に回転を切り下げるようになっている。これによってパワーオンのドライビング状況下で利用可能な出力を最大化でき、ラップタイムの向上を図ることができる。

なおこのニューモデルも7年間の純正メンテナンス・プログラムを選ぶことができる。このプログラムは、最初の車輌登録から7年間にわたり、フェラーリのパフォーマンスと安全性が最高の状態で維持されるべく、すべての定期メンテナンスを保証するサービスだ。

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