小さくても質感の高いモデルは存在する!
もともとは環境問題のために、燃費の悪い大きなクルマから低燃費なコンパクトカーに乗り換える人たちが増え、「ダウンサイザー」と呼ばれるようになりました。ですが、最近はエコのためというよりもライフスタイルに適したクルマ、身の丈にあったクルマに乗りたいという考えから、コンパクトカーを選ぶ人たちが多くなりました。
「軽は安い」は本当? 同じ車両価格の軽自動車とコンパクトカーの維持費の差とは
ご近所に見栄を張ったり、無理をして高いローンを払うなんてナンセンスだし、景気回復の兆しも不透明ななか、なるべく維持費だって抑えたい。必要最小限でクルマに乗る方がスマート、という意識が高まっているような気がします。
そんな、愛車を見直す絶好のタイミングのひとつが、子どもが就職したり、親もとを離れて生活するようになったときじゃないでしょうか。子育て中は、ミニバンだワゴンだと大人数が乗れて荷物もたくさん積めるクルマを選んでいた人たちも、夫婦ふたりだけならコンパクトカーで十分にこと足りますよね。子育てもそろそろ終わりかな、と感じたら、ダウンサイジングを考えてみる好機だと思います。
ただ、食べ物も服装も、時間の使い方も成熟している大人としては、いきなりそこでチープなクルマに乗り換えるのは、ちょっと気が引けるかもしれません。リーズナブルなのはいいけど、心がショボくなるような質感や乗り味じゃ、ちょっと寂しいものですよね。
でも、酸いも甘いも噛み分けた大人が満足できる、上質感のあるコンパクトカーもちゃんとあります。今回はそんな5台をご紹介したいと思います。
1)レクサス CT
まずは、わかりやすいところでインテリアの仕立てやカラーコーディネートが上質な、レクサスCT。ドアを開けた瞬間にワァ、とうっとりしてしまうようなコンパクトカーと言えば、国産車ではコレが筆頭でしょう。
登場からやや年数が経っているので、設計の古さは否めませんが、オレンジとブラウンのレザーをたっぷりと使ったツートーンのシートをはじめ、ドアトリムまで一貫したコーディネートに仕上げてあるインテリアは、きっと上級クラスのクルマからダウンサイジングしても、引けを取らないレベルだと思います。
レッド×ブラックのインテリアもスポーティななかに華があり、きっと満足感が高いと思います。ハイブリッド専用モデルなので、走りの方もスムースで上質です。
2)マツダ MAZDA2
次に、インテリアのなかでもっとも質感の違いを感じるシートのデキが良く、乗り心地のよさもコンパクトクラスでは際立っているのが、マツダのデミオあらためMAZDA2。少し前にマイナーチェンジを施し、シートのフレームは変更がないものの、中身は劇的に進化して座り心地がかなりアップしています。
上級グレードには、運転席にシートメモリー機能付き6wayパワーシートが標準装備なので、適正な運転ポジションが取りやすくなり、長距離ドライブも快適になりました。また、サスペンションも改良して、段差を乗り越えた際のショックや音もものすごく良くなっているので、もっと大きなサイズのクルマに乗っているような錯覚さえおぼえるほど。乗車中はずっと座っているシートですから、これがしっかり作ってあるクルマは、満足度が高いと思います。
隣の人とは違う個性を求めるなら輸入車という選択もアリ
3)トヨタ カローラスポーツ
そして、インテリアの上質感と乗り心地の良さをバランスよく備えているのが、トヨタ・カローラスポーツ。
こちらもキャメルとベージュやレッドとブラックのツートーンレザーシートが設定されていたり、ダッシュボードがステッチ使いだったり、上質感が高いです。その上、身体に程よくフィットするサポート形状で、しなやかな足まわりの乗り心地もかなり上質。これなら長時間のドライブでも楽しめるはずです。
また、カローラは会話するように音声でさまざまな機能が使える、コネクティッドカー。家でアレクサなどを使いこなしている人にもピッタリだし、万一の際にもオペレーター直通でサポートしてくれるのも安心ですね。
4)メルセデス・ベンツ Aクラス
さて、ここからは輸入車です。やはり、コンパクトクラスでもっともエレガントかつ、上質感が高いのはメルセデス・ベンツAクラスでしょう。外観からして、ジュエリーをちりばめたようなフロントグリルが目を惹きます。
インテリアには好きな色が選べるアンビエントライトがあり、夜にはムーディに手もとなどを照らしてくれるほか、リッド付きの収納スペース、シャンデリアのようなルームライトなど、とても凝ったデザインと便利装備が揃っています。ルーフが低いデザインのため、後席が狭いのではと思いがちですが、足もともゆったりしていて、優雅な気分で乗れる1台になっています。
5)DS DS3クロスバック
そして最後に、ちょっと人とは違う個性的な上質感を求める方には、DSのDS3クロスバックがオススメ。DSは、もともとシトロエンの別ラインとして、前衛的なデザインを最大の特徴とするクルマをラインアップしていたのですが、少し前にDSというひとつのブランドとして新たにスタートしました。
もう、そのアクの強さは外観やインテリアを見てもらえれば、一目瞭然。パリの精緻な伝統文様クル・ド・パリを描くセンターコンソールや、ダイヤモンド型のスイッチ、時計のベルトを思わせる凝ったレザーシートなど、ほかのどのクルマにも似ていない、独創的な世界観に圧倒されることでしょう。
テーマごとに3つのタイプのインテリアが用意されているのも、心踊ってしまいます。またDSは、見た目だけでなく乗り味からもラグジュアリー、コンフォートを感じてもらうことを徹底している作りに定評があるので、この世界観がお好きな人ならば、きっと大満足できると思います。
というわけで、どれもこれまでのコンパクトカーの概念を打ち破る、作り手の想いが溢れているクルマたち。値段が安いからチープだとか、走りや乗り心地がよくない、なんてことは決してありません。むしろ、小さいことを誇れるような、小さいからこそ充実したドライブができるような、そんなコンパクトカーもあるんです。もう、無理して大きなクルマに乗る時代じゃないのです。夫婦ふたりの時間にぴったりのクルマを、もう一度選び直してみてくださいね。
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みんなのコメント
記事を書くための便利な言い回し。
どうせ違うクルマを忖度するときは
すぐ掌返しするから真に受けない方がいいよw