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『マシン オブ ザ イヤー2020』結果発表:ストリートスポーツ250cc部門【ZX-25Rが圧倒的勝利】

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『マシン オブ ザ イヤー2020』結果発表:ストリートスポーツ250cc部門【ZX-25Rが圧倒的勝利】

直4機が最多得票で圧倒!

2輪4輪のプライズで日本最長&最古の歴史を誇る『マシン オブ ザ イヤー』。当年モデルの中から読者投票で人気ランキングを決めるガチ企画、ヤングマシン読者2239名が選んだ’20人気モデルやいかに? ストリートスポーツ250cc部門では、総合部門を制したカワサキ ニンジャZX-25Rが最多得票で圧勝を飾った。

新星の影で、トップ10圏内をスズキ勢が席巻!

各社のフルカウルスポーツがシノギを削る250cc部門。前年まで3連覇のホンダCBR250RRを押し退け、超新星のカワサキ ニンジャZX-25Rが独走で勝利を飾った。その票数は、2位の約4倍となる1052票。これは全部門を通して今回の最多得票で、またしてもZX-25Rの強さを見せつけた。前年2位・現在の250ブームの先駆けとなったツインのニンジャ250は10位に後退。盟主の交代劇と合わせ、250クラスの新時代を印象づけた。

また、ニューフェイスのスズキ ジクサーSF250が、元王者のヤマハYZF-R25を上回り、いきなり表彰台を獲得したのも象徴的だ。さらに4位にスズキGSX250Rが浮上し、7位と8位にもジクサー兄弟がランクイン。メーカー別に見ると、トップ10内で最も多いのは実はスズキ。ZX-25Rに隠れがちだが、優秀なコスパでジワジワ支持を拡大しているのだ。

今後は、カワサキ以外から新たな4気筒が登場するのか、はたまたコスパ路線が支持を伸ばすのか、要注目だ。

第1位:カワサキ ニンジャZX-25R〈1052票〉圧勝劇を展開。恐るべき人気

―― 【KAWASAKI Ninja ZX-25R/SE/KRT EDITION】

総合1位が部門勝利をするケースはままあるものの、必ずしも安泰ではない。しかしながら、革新のZX-25Rが危なげなく2冠を達成。その人気はまさしく本物だと言える。全日本JP250でも参戦OKとなり、サーキットでも勇姿を見る機会が増えそうだ。

【投票者の声:この時代に直4はスゴイ!】●帰ってきたインライン4に讃美(東京都Y.H.) ●250クラスを超えるクオリティが魅力(長崎県M.T.) ●とにかく排気音が官能的(新潟県A.T.) ●青春のクォーターマルチ復活万歳(兵庫県T.I.) ●この時代に4発250出したのがすごい(宮城県T.I.) ●売れること間違いなしの1台(三重県S.W.) ●わくわくしかしない(滋賀県K.M.) ●ひとめぼれ(千葉県K.K.) ●カワサキさんありがとうございます(神奈川県N.K.)

第2位:ホンダCBR250RR〈269票〉実質的な速さが光る

―― 【HONDA CBR250RR】

登場時の’17年から3連覇した王者も、ZX-25Rに道を譲る形に。’20では3ps増の41psに到達するなど戦闘力をアップ。25Rより16kg軽く、互角以上に戦える。

【投票者の声:ツイン王者に根強い支持】●性能・ルックス・存在感・価格どれをとってもNo.1(福岡県S.N.) ●250でこのクオリティーはヤバすぎる(山梨県Y.E.) ●バイク初心者にもオススメ(神奈川県S.F.) ●顔つきが最高に好み(福岡県R.M.)

第3位:スズキ ジクサーSF250〈223票〉時代はコスパ重視

―― 【SUZUKI GIXXER SF250】

総合12位の人気はダテじゃない! 50万円切りの油冷シングルが、80万円台のCBR250RRにグッと迫る3位に。フルカウル勢で最も軽く、扱いやすさが自慢だ。

【投票者の声:速い・安い・カッコイイ!】●油冷・単気筒・フルカウル(北海道T.S.) ●安い速い楽しいの三拍子がきちんと揃ったバイク(新潟県T.M.) ●ひと目でスズキと分かるデザインもステキ(群馬県T.H.) ●これでこの価格は驚いた(青森県I.N.)

第4位:スズキGSX250R〈117票〉自身最高位をゲット

―― 【SUZUKI GSX250R】

ライバルと一線を画し、実用域の走りを磨いた独自路線で’17年に投入。手頃な価格も話題を呼んだ。’18年の5位が最高位だったが、自己ベストを更新した。

【投票者の声:外観&走りヨシ、初心者にも○】●スタイルが良くコスパも抜群(神奈川県K.S.) ●走りが軽快(香川県R.I.) ●GSXの名に恥じない出来映え(大阪府S.M.) ●スズキブルーがよく似合う(広島県N.M.) ●初心者入門最適マシン(大阪府K.Y.)

第5位:ヤマハYZF-R25〈113票〉老舗ツインが意地の入賞

―― 【YAMAHA YZF-R25/ABS】

万能ぶりが特徴のスポーツ車。’15&’16王者で、近年ダウン傾向だったが、倒立フォークを得た前回で3位に復帰。今回は強力な新顔の影響で順位を落とした。

【投票者の声:女性ライダー人気も高い】●見た目よし、走りよし、言うことなし(愛知県S.O.) ●峠が楽しくないワケがない(神奈川県T.K.) ●YZFの名前に恥じない出来(東京都T.Y.) ●コレ乗っている女性ライダーをよく見かける(宮城県H.S.)

ストリートスポーツ250cc部門ランキング

[順位] 車両名〈得票数〉(前年順位)
[01] カワサキ ニンジャZX-25R/SE/KRT〈1052〉(初)
[02] ホンダCBR250RR〈269〉(1)
[03] スズキ ジクサーSF250〈223〉(初)
[04] スズキGSX250R〈117〉(7)
[05] ヤマハYZF-R25/ABS〈113〉(3)
[06] ホンダCB250R〈97〉(4)
[07] スズキ ジクサー250〈94〉(初)
[08] スズキ ジクサー150〈84〉(5)
[09] ヤマハMT-25〈76〉(6)
[10] カワサキ ニンジャ250/KRT〈68〉(2)

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みんなのコメント

4件
  • 後で後悔しないように他人の意見に惑わされず自分の好きなバイクに乗ってください、人気があるとかは関係ない。好みはみんな違うから・・・
  • ツーリング先で若い人が250に乗って走っているのを見ると、えぇなぁと思うようになった
    最近の若い人は あんまり行動したがらないけれど、アクティブに走り回るというバイクの楽しさをもっともっと堪能して欲しい
    エントリークラスというと誤解があるかもしれないけれど、バイクに乗ることを若い人がもっと楽しめるように 昔のように250クラスも車種の選択肢が増えれば良いのにね
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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