F1メキシコGPの決勝レースを4番グリッドからスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトン。彼は好スタートを切ったものの、それを警戒したフェラーリのセバスチャン・ベッテルに進路を塞がれ、ストレートでコース外に押し出されそうになった。ハミルトンはこの動きについて、”危険”だったと主張する。
ハミルトンはベッテルの”防御”を避けるために後退。その結果、ターン1でレッドブルのマックス・フェルスタッペンと並走する形になり、ターン2ではコース外にはみ出してしまった。これにより一時5番手まで落ちたものの、戦略を成功させ、レースに勝つことになった。
レース後の記者会見でハミルトンは、ベッテルがブロックするために全力を尽くしたと語った。一方でベッテルは、ハミルトンがいることが見えなかったと笑い、「でも、もし見えたのならば、やっぱりそうしようと試みただろうね」と語った。
ハミルトンはこれを受け、1周目の出来事をより詳細に語った。
「僕は非常に良いスタートを切って、シャルル(ルクレール)とセブに近づいていった。そして『僕は白線の上だ。これ以上行く必要はない』と考えたんだ」
「でも彼はどんどん近づいてきて、芝生の上に出て彼とのクラッシュを避けなければいけなかった。そして彼のリヤホイールも避けなければならなかった。そうしなければ、彼が大きなクラッシュを引き起こす可能性があったんだ」
「その後僕は、ターン1のブレーキングでたくさんのマシンに囲まれ、突然マックスが横にいたんだ」
「僕はいつも、マックスにスペースを残してきた。それが、僕にできる最も賢いことだ。でも今回は、彼に残せるスペースはあまりなかった」
「それから僕は、ベッテルにぶつかりそうになった。リヤが出てしまい、芝生の上に真っ直ぐ進んでしまったんだ……身の毛がよだつようなことだったよ」
メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、ハミルトンが1周目に”レースを終わらせてしまうような”状況を回避したことを称賛した。
「今回のことは明らかに、彼の才能と学習、そして経験の組み合わせによるものだと思う」
そうウルフ代表は語った。
「彼は本当に素晴らしい。いくつかの場面で、彼はレースを終了させてしまうような状況から脱け出したんだ」
「モントリオールでも、彼は奇跡的にセバスチャンとの接触を避けた」
「そして今回も、ストレートでセブと接近し、その数秒後にはターン2とターン3でマックスと並んだんだ」
「彼はこのマシンを正しい場所に置くための素晴らしい能力を持っているようだ」
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