現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > ついに復活 伝説のインプレッサ22B、レストモッド公開 忠実に再現された外観に最新技術搭載

ここから本文です

ついに復活 伝説のインプレッサ22B、レストモッド公開 忠実に再現された外観に最新技術搭載

掲載 13
ついに復活 伝説のインプレッサ22B、レストモッド公開 忠実に再現された外観に最新技術搭載

伝説のスバル車復活 価格は7000万円超

1997年の世界ラリー選手権(WRC)でマニュファクチャラーズタイトルを獲得したスバル・インプレッサ22Bが、限定生産のレストモッドとして現代に復活した。

【画像】スバルを象徴するスポーツカー【最新モデルのスバルWRX S4とWRX STiを写真でじっくり見る】 全98枚

1990年から2008年までスバルのワークスラリーチームを運営していた英国のモータースポーツ会社、プロドライブが手がけたもので、「P25」と名付けられている。

インプレッサ22Bのスタイリングを承継しつつ、構造と足回りの設計をほぼ完全に一新し、「今日のインプレッサの姿を再構築した」としている。

2ドアモデルである初代インプレッサWRXをベースに、劇的な進化を遂げながらも、ファンに愛されるオリジナルの精神を忠実に再現した。生産予定台数はわずか25台。英国での販売価格は46万ポンド(約7600万円)から。

英国では、スバル・インプレッサ22Bは1999年に16台しか正規輸入されていない超希少車で、1年ほど前に走行距離7万9000kmの個体が17万1000ポンド(約2800万円)で落札されたことがある。

最高出力405ps 車重1.2トン以下

エンジンの排気量は2.2Lから2.5Lになり、最高出力405ps、最大トルク61kg-mに増強された。ヘリカルカットギアを採用した6速セミATを搭載し、わずか80ミリ秒での変速が可能だという。

エンジンは、スバルBRZやトヨタGR86に搭載されている最新世代ボクサーエンジンをベースに、ギャレット製の大型ターボチャージャー、高性能インタークーラー、アクラポビッチのチタン/ステンレススチール製レース用エグゾーストシステムを組み合わせている。

シリンダーライナー、ピストン、コンロッド、バルブトレインもすべて特注品だ。

プロドライブによると、車両重量は1200kg以下に抑え、「WRC譲り」のローンチコントロールとアンチターボラグ・システムにより、0-100km/h発進加速はわずか3.5秒を達成するという。

トランク、ボンネット、ルーフ、シル、サイドミラー、クォーターパネルにカーボンコンポジットパネルを使用するほか、軽量のリチウムイオンバッテリーも採用している。また、タイトなレースシートもオプションで用意されている。

オリジナルに忠実な設計 今週末にも一般公開

足回りとしては、フロントとリアにマクファーソン式サスペンションを採用し、「1770mmのワイドトレッド用にキャンバーとジオメトリーを最適化するチューニングが可能」だという。

ブレーキはAPレーシング製を採用。フロントには6ピストンキャリパーを備えた380mmのベンチレーテッドディスク、リアには4ピストンキャリパーの350mmディスクを装備する。プロドライブが自社開発した19インチアルミホイールには、ブリヂストンのポテンザタイヤが装着される。

インテリアはまだ明らかにされていないが、ダッシュボードは「データロガー付きのフルワイド高精細マルチページディスプレイ」になっているという。しかし、すべてが最新のデザインというわけではなく、レザー、アルカンターラ、カーボンを組み合わせ、「1990年代後半のインプレッサのインテリア」を再現しているとのことだ。

後部座席は、購入者の希望に応じて、部分的なロールケージに交換することができる。

P25の実車は、6月23日から英国で開催される自動車イベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で一般公開される予定だ。その際にインテリアの詳細も明らかになるだろう。

こんな記事も読まれています

[300馬力超]爆速の軽自動車が誕生!! マツダの軽「シャンテ」にロータリー搭載が最高だった
[300馬力超]爆速の軽自動車が誕生!! マツダの軽「シャンテ」にロータリー搭載が最高だった
ベストカーWeb
2024年F1第6戦マイアミGP予選トップ10ドライバーコメント(2)
2024年F1第6戦マイアミGP予選トップ10ドライバーコメント(2)
AUTOSPORT web
2024年F1第6戦マイアミGP予選トップ10ドライバーコメント(1)
2024年F1第6戦マイアミGP予選トップ10ドライバーコメント(1)
AUTOSPORT web
イケイケなフィアット「パンダ」も大雨には勝てず…イタリアの最新道路事情を私的にレポートします【みどり独乙通信】
イケイケなフィアット「パンダ」も大雨には勝てず…イタリアの最新道路事情を私的にレポートします【みどり独乙通信】
Auto Messe Web
佐藤凛太郎インタビュー:「父と同じ道を進みたい」琢磨の息子がPONOS RACINGからFIA-F4デビュー
佐藤凛太郎インタビュー:「父と同じ道を進みたい」琢磨の息子がPONOS RACINGからFIA-F4デビュー
AUTOSPORT web
小さな「万能SUV」がマイチェン 熟成のフォルクスワーゲンTクロスへ試乗 95psでも魅力的
小さな「万能SUV」がマイチェン 熟成のフォルクスワーゲンTクロスへ試乗 95psでも魅力的
AUTOCAR JAPAN
なぜホンダ「N-BOX」が日本一売れているクルマなのか? Z世代が試乗してわかった軽の枠を超えた快適性と便利さとは
なぜホンダ「N-BOX」が日本一売れているクルマなのか? Z世代が試乗してわかった軽の枠を超えた快適性と便利さとは
Auto Messe Web
アロンソのペナルティに関する再審査請求をスチュワードが却下。アストンマーティンF1の新証拠には重要性が認められず
アロンソのペナルティに関する再審査請求をスチュワードが却下。アストンマーティンF1の新証拠には重要性が認められず
AUTOSPORT web
6.5リッターV12搭載のフェラーリ新型モデル『12チリンドリ』登場。スパイダーも同時デビュー
6.5リッターV12搭載のフェラーリ新型モデル『12チリンドリ』登場。スパイダーも同時デビュー
AUTOSPORT web
ベースは極上2002 クーペ BMWガルミッシュ(2) 現代のカロッツエリアが見事に再現
ベースは極上2002 クーペ BMWガルミッシュ(2) 現代のカロッツエリアが見事に再現
AUTOCAR JAPAN
BMWガルミッシュ(1) 巨匠ガンディーニによる先取り3シリーズ 同意を得ず「密かに」製作!
BMWガルミッシュ(1) 巨匠ガンディーニによる先取り3シリーズ 同意を得ず「密かに」製作!
AUTOCAR JAPAN
充電環境もプレミアムブランドにふさわしく
充電環境もプレミアムブランドにふさわしく
グーネット
ルクレール予選2番手「マシンは良い状態で、大きな修正は必要なかった。明日は優勝を狙う」フェラーリ/F1第6戦
ルクレール予選2番手「マシンは良い状態で、大きな修正は必要なかった。明日は優勝を狙う」フェラーリ/F1第6戦
AUTOSPORT web
GW明けだけど渋滞あり! 中央道の東京区間で交通規制 NEXCO中日本が迂回呼び掛け
GW明けだけど渋滞あり! 中央道の東京区間で交通規制 NEXCO中日本が迂回呼び掛け
乗りものニュース
「信号待ち」はフットブレーキを踏む? それともギアを「Pレンジ」に入れる? どっちがクルマに優しく安全なのか
「信号待ち」はフットブレーキを踏む? それともギアを「Pレンジ」に入れる? どっちがクルマに優しく安全なのか
くるまのニュース
プラモ作りにデコチャリからデコトラ運転手という王道コース! 一時落ち着くもSNSを通じてデコトラ熱が再燃したアラフィフの日常
プラモ作りにデコチャリからデコトラ運転手という王道コース! 一時落ち着くもSNSを通じてデコトラ熱が再燃したアラフィフの日常
WEB CARTOP
“63”だからこそ得られる快感──新型メルセデスAMG GLE63 S 4MATIC+クーペ試乗記
“63”だからこそ得られる快感──新型メルセデスAMG GLE63 S 4MATIC+クーペ試乗記
GQ JAPAN
MotoGPの新レギュレーションが発表。2027年からエンジンが850cc化、エアロダイナミクスも規制強化
MotoGPの新レギュレーションが発表。2027年からエンジンが850cc化、エアロダイナミクスも規制強化
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

13件
  • スバルはホント英国で愛されてるなw
  • インプはGC8型が一番カッコいいと個人的には思う
    もう一度555台限定、500万円で出してください、スバルさん
    あの時買えなかったけど、今なら買える、買います!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

126.0263.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

21.9349.8万円

中古車を検索
インプレッサの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

126.0263.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

21.9349.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村