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高級サルーンのような雰囲気を醸し出す屈指の人気モデル「トヨタ・ハリアー」【最新SUV 車種別解説】

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高級サルーンのような雰囲気を醸し出す屈指の人気モデル「トヨタ・ハリアー」【最新SUV 車種別解説】

先進&おもてなし装備が充実 至極の静粛性で乗り味は重厚

ハリアーはトヨタの乗用車系としては最上級となる高級SUVである。先代ハリアーは日本専用車だったが、通算四代目となる現行型は、北米などでも「ヴェンザ」の名で販売されるグローバル商品に脱皮した。

トヨタ・ハリアーにPHEV仕様が登場! 合わせてガソリン車やハイブリッド車を一部改良

エクステリア

TNGAプラットフォームを採用し、都会派SUVらしい流麗なフォルムを実現。最上級グレードの「Z」系はボディ同色のリヤルーフスポイラーや19インチアルミホイールなどを標準装備する。最小回転半径は5.7m。骨格となるGA-Kプラットフォームや2690mmというホイールべ ース、2.0lガソリンと2.5lハイブリッド、4WDシステムといった基本ハードウェアは、RAV4との共通点が多い。しかし、質感の高いエクステリア、レザーをふんだんに使ったインテリアに加えて、調光パノラマルーフ、ドラレコ機能付きデジタルルームミラー、12.3インチセンターディスプレイなど、ハリアー独自の先進技術・おもてなし装備も多い。

インストルメントパネル

サテンメッキ加飾で飾られた幅広のセンターコンソールアンド内装も個性的。「Z」系には12.3インチSDナビゲーションとJBLプレミアムサウンドシステムも標準装備される。人が座っていない座席を認識する空調制御も採用。価格もRAV4より明らかに高額なのに、国内販売ランキングではライズとヴェゼルに次ぐSUVとして三番手の売り上げを維持するのも、たいしたものだ。

居住性

後席前席SUVとしては目線が低いスポーティなドライビングポジションを実現。その一方、後席は膝前のクリアランスが約230mm、 頭上が約80mmと、SUVらしいゆとりがしっかり確保されている。ハードウェアはRAV4に似ていても、走りの印象は明らかにRAV4よりワンランク高級なサルーン的な味わいである。中でも特筆すべきは静粛性で、ふんだんに投入された吸音・遮音対策に加えて、「ピストンスピード2mm/s以下の極微低速域でもスムーズなストロークの動きを確保」したというショックアブソーバー、専用開発の19インチタイヤなどによるところが大きい。

うれしい装備

「Z 」系には光の透過率を変化させる調光パノラマルーフをオプション設定。透過率を下げると障子越しのような柔らかな明るさを実現する。「Z 」系にはパノラミックビューモニターをオプション設定。発進時の安全確認に役立つシースルービューモードなど、多彩な表示に対応。スポーツ、ノーマル、エコの3種類からパワートレーンの制御を選択できるドライブモードセレクト。ハイブリッドはEVモードも備える。月間登録台数    3768台(21年10月~22年3月平均値)現行型発表    20年6月WLTCモード燃費  22.3 km/l ※ハイブリッドのFF車

ラゲッジルーム

通常時後列格納時開口部は少し天地が低いが、フロアの最大幅は約1240mmと広く、9.5インチゴルフバッグを3個積載可能。後席シートは6対4分割可倒式となっており、「S」を除くグレードは床下を整理整頓できるデッキボックスを備える。同時にその乗り心地や操縦性もゆったりと重厚感があるもので、かつての「クラウンロイヤルサルーン」を思わせる身のこなしは、まさにトヨタフラッグシップSUVに相応しい。

※本稿は、モーターファン別冊ニューモデル速報統括シリーズVol.141「2022-2023 国産&輸入SUVのすべて」の再構成です。

http://motorfan-newmodel.com/integration/141

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みんなのコメント

15件
  • 都合のいいことしか書いてない広報資料といっしょw
  • トヨタはこう言う路線作り上げたんだよな
    見栄っ張りの気持ちくすぐる見た目と小手先の装備で吊ると言う
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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