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トヨタ「最大SUV」の“対抗馬”!? 14年ぶり全面刷新の日産「新型ラージSUV」公開! 全長5.3m超えの「アルマーダ」 LAで披露

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トヨタ「最大SUV」の“対抗馬”!? 14年ぶり全面刷新の日産「新型ラージSUV」公開! 全長5.3m超えの「アルマーダ」 LAで披露

■日産、新型アルマーダ公開!

 2024年11月21日より開幕したロサンゼルスモーターショー2024にて、日産は新型「アルマーダ」を初公開しました。
 
 いったいどのようなクルマなのでしょうか。

【画像】超カッコいい! これが日産「新型“ラージ”SUV」です!(82枚)

 アルマーダは北米向けのフルサイズSUVとして2003年に登場しました。

 同時期に登場したピックアップトラック「タイタン」や、インフィニティブランドで展開される上級モデル「QX56」と同じボディを共有しており、パワートレインも全車共通でVK56DE型5.6リッター V型8気筒エンジン+5速ATを搭載しています。

 発売当初は同じく北米向けのSUV「パスファインダー」の名前を冠して「パスファインダー アルマーダ」として展開されていましたが、2005年モデル以降はパスファインダーの名前が外れた「アルマーダ」として販売されています。

 その後、アルマーダはQX56に遅れること6年、2016年に2代目モデルへと移行しました。

 先にフルモデルチェンジを実行したQX56と同じく、ベースモデルはタイタンから中東向けフルサイズSUV「パトロール」へと変更され、内外装も細部が少し異なるだけで、基本的にはパトロールの北米仕様車としてアルマーダは展開されることとなります。

 2024年3月にはパトロール/アルマーダ/QX80(2013年にQX56より改称)3兄弟の中でも、QX80が他に先駆けてフルモデルチェンジを発表、3代目モデルが登場しました。

 エンジンは先代よりダウンサイジングされたVR35DDTT型3.5リッター V型6気筒ツインターボエンジンを搭載しており、それを9速ATと組み合わせたパワートレインを全グレードで採用しています。

 QX80の発表から半年後にはパトロールとアルマーダのフルモデルチェンジも発表され、11月21日より開幕したロサンゼルスモーターショー2024では初めて新型アルマーダが一般に公開されました。

 ボディサイズは全長5324mm×全幅2116mm×全高1946mm、ホイールベース3076mmとなり、特に全幅は先代モデルよりも86mm拡大されるなど、ボディの大型化が図られています。

 なおよくライバルとして挙げられるトヨタ「ランドクルーザー300」のボディサイズは全長4950mm-4985mm×全幅1980mm-1990mm×全高1925mm、ホイールベース2850mm。

 さらに北米で販売される直接的なライバルのトヨタ最大SUV「セコイア」のボディサイズは全長5286mm×全幅2022mm×全高1885mm-1974mm、ホイールベース3099mmです。

 デザインでは、アルマーダがこれまで受け継いできた角ばったボディのシルエットはそのままに、最新モデルではシックにまとめ上げたブラック仕上げのグリルがフロントマスクの上質感を演出します。

 最上級グレード「PRO-4X」「Platinum Reserve」では専用の左右一体型テールライトを採用しており、従来のラギッド感あふれるテイストを残しつつ、シンプルで洗練された要素も加えたことで、アルマーダに新たな風を吹かせた印象です。

 インテリアでは2つの14.3インチディスプレイを1枚に組み合わせ、運転手向けインストルメントパネルとセンターディスプレイの役割をそれぞれが担っています。

 ディスプレイ直下に位置するエアコンの操作パネルはすべて物理ボタンで構成されており、ハプティックスイッチを採用する他の日産車種と異なる、より実用的な操作系統となります。

 インフォテインメント機能にはGoogleのソフトウェアを内蔵し、Android AutoやApple CarPlayといったスマートフォン連携機能にも無線で対応します。

 クリプシュ製12スピーカーシステムで極上の音響体験を乗車する全員にもたらすこともアピールポイントのひとつです。

 運転時の安心を支える運転支援機能では一定の条件下のものハンズオフ運転を可能とする「プロパイロット2.1(北米名:プロパイロット・アシスト2.1)」に対応、フリーウェイで長距離を移動する際の疲労軽減にも有用です。

 また、新型アルマーダでは初となるオフロードグレード「PRO-4X」を設定。

 電子制御エアサスペンションに加え、リアには電子制御ディファレンシャルギアを搭載、エクステリアはラギッド感あふれる黒樹脂フェンダーやバンパー、専用グリル、そしてスキッドプレートで本格的なオフロード走行に耐えうる仕様を着飾ります。

 グレードは「SV」「SL」「Platinum」「PRO-4X」「Platinum Reserve」の5種類で、「PRO-4X」以外は四輪駆動に加えて二輪駆動も選択可能となります。

 最上級のPlatinum ReserveグレードではPRO-4Xと同じく電子制御エアサスペンションを搭載するだけでなく、専用の22インチアルミホイールや運転席ヘッドアップディスプレイを標準で装備、専用色「エベレスト・ホワイト・トリコート」の選択も可能です。

 パワートレインはQX80と同じくエンジンをV6ツインターボへとダウンサイズしたものの、最高出力は歴代最高の425 hpを誇る仕様となります。

 最高出力241 hpのKR20DDET型2.0リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載。

 米国での販売価格は5万6520ドルから7万9990ドル(約851.4万円から1208.8万円)となり、2024年12月の発売を予定しています。

※ ※ ※

 2024年3月に発表した経営計画「The Arc」では2026年度までに米国とカナダで7車種の新型車を投入するとしており、新型アルマーダもそのうちの1台です。

 他にも、日産は2024年8月に新型キックスを、10月には新型ムラーノを発表しており、北米市場における多様なSUV需要に対応すべくラインナップを刷新しています。

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みんなのコメント

5件
  • hil********
    なんかキャデのエスカレードみたいだな。
  • ウッチー2133
    別の記事の文章が2行残ってますけど?
    確認しないのかな、、、
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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