あちらもこちらもEVコンセプトカー!
2017年9月12日(火)に開幕した「フランクフルトモーターショー」は、正式名称を「IAA(国際モーターショー)」といい、さらに正確に言えば2種類ある「IAA」のうちの、奇数年にドイツのフランクフルト市で開催される、ドイツ自動車工業会(VDA)が主催する乗用車とバイクの見本市です。なお、偶数年には同じくドイツのハノーバー市にて商用車のショーが開かれます。
欧州のなかでも世界的自動車メーカーがひしめくドイツでのモーターショーとあって、その規模も、今後の自動車市場のトレンドを占ううえでも、非常に大きなイベントといえるでしょう。
そして2017年の同イベントには、ドイツ・ブランドから数多くのEVコンセプトカーが出品されました。
フォルクスワーゲンはEV専門の新ブランド「I.D.」から3モデル目となる「I.D.CROZZ 」を展示し、あわせて2025年にはグループ全体で50ものEVをリリースすると発表しました。
また、アウディはステアリングのない完全な自動運転車であるコンセプトカー「AICON」を発表。自動運転技術を磨くというスタンスを表明しています。
EVの陰に注目の量産モデル
メルセデス・ベンツは、コネクテッド&カーシェアを体現する「スマートビジョンEQフォーツー」と、コンパクトEVの「コンセプトEQA」。EQはメルセデス・ベンツのEV専門ブランドで、すでにSUVの「EQC」が発表されています。
そして、すでに「i3」というEVをリリースするBMWは、4ドアのスポーティなセダン「iビジョンダイナミクス」を発表。EVラインナップの拡大を示唆しています。
ちなみに、今回のフランクフルトでは、ホンダもコンパクトEVである「アーバンEVコンセプト」を発表。2019年に欧州へ投入するとアナウンスしています。さらにジャガーのブースにはEVコンセプトの「i-ペイス」も展示されていました。
日欧の各自動車メーカーから、数多くのEVコンセプトが発表されたフランクフルトですが、一方で注目すべき量産モデルも、意外とたくさん発表されていました。
VW(フォルクスワーゲン)はSUVである「T-ROC」を発表。同社の最小SUVで、欧州だけでなく、アジアや日本でもヒットが期待できる注目モデルです。さらに、今夏すでに欧州で販売が始まっている新型「ポロ」の高性能版、「ポロGTI」もお披露目しました。
EVコンセプトカー、量販までにはあと2世代?
BMWは、新型の「X3」と「6シリーズグランクーペ」を発表。そして量産を期待させる「コンセプトZ4」と「コンセプトX7 iパフォーマンス」「コンセプト8シリーズ」も登場。
メルセデス・ベンツは新型「Sクラス」の「クーペ&コンバーチブル」、ピックアップトラックの「Xクラス」を発表しています。
ほか、スズキからは新型「スイフトスポーツ」が世界初披露となり、。ジャガーのブースには7月に発表されている新型SUV「Eペイス」が飾られていました。
夢いっぱいのEVコンセプトに目が奪われがちになりますが、冷静になって考えれば、そうしたコンセプトカーが実際に街を走り出すのは、まだまだ先の話。発売のターゲットとして各社おおむね「2025年」という数字を挙げていますが、8年も先であり、量産車のライフサイクルを考えると、下手をしたら2世代ぶんもの時間があります。
その間を埋めるのは、当然エンジンを搭載したクルマたち。そして今回の「フランクフルトモーターショー」では、そうした新しいエンジン車が数多く登場していたのです。
EVは夢のある話ですが、当分のあいだは、従来どおりのエンジンを搭載したクルマが中心になる。そんな現実を感じることのできた「フランクフルトモーターショー」でした。
【写真】ホンダのEVコンセプトは2019年発売へ
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