こんにちは。バイクタレントの岸田彩美です。スペインから帰国する前に弾丸で行ってきたスーパーバイク世界選手権(WSBK)の観戦ツーリングをお届けします。
WSBKは市販車のオートバイをベースとして使用されるレースで、現在、日本ラウンドは開催されていないため現地で観に行ってきました。
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開催地は、スペインのアラゴン州アルカニスにある“モーターランドアラゴン”で、まずレースのチケットについてですが、破格すぎてちゃんと元取れているのか心配になりました。
レース観戦(席は自由)・パドックパス・ピットウォーク(先着順・日時指定アリ)・自分のバイクでサーキットパレード参加(日時指定)これが全て含まれていて、3日間通しで使えるチケットです。
さらにレース開催日前に購入すれば45ユーロ、レース開催日当日購入で50ユーロと破格のお値段。レース観戦レポートなどの詳細は後編でお伝えするとして、今回は珍道ツーリングをメインにお伝えしたいと思います。
まずこのサーキットですが、アクセスが悪いのが難点。バルセロナから西におよそ250kmの場所にあるのですが、最寄り駅なし、バスもなし。サーキットに問い合わせてみると、タクシーを使ってと言われたので、タクシー会社に問い合わせても良い回答を得られず、ウーバーやCabifyなどのタクシーアプリも対象外でした。
そこで、今回も以前にレンタルバイクでお世話になったバルセロナのバイクショップ・Pau Travel Motoさんを利用させてもらう事にしました。
コストを浮かせたかったのと、足つきが不安なのでチョイスしたのはホンダ「モンキー125」。マフラーはアクラポビッチにカスタム済みのカッコイイ一台でした。当時の私に対して、「もう少しお金を払って、排気量が大きい車両にするべきだぞ」と伝えたいです(笑)。
Pauさんは金曜日夕方~月曜日10時返却でお得なパッケージがあるので、それを利用してレンタル代金118ユーロ+デポジット金500ユーロをクレジットカードで預けます(何も問題がなければ返金されます)。
積載量は期待していませんでしたが、ツーリングバッグを取り付けてくれていたのと(ラッキー!)スマホのホルダーも貸していただけたので助かりました。
バルセロナから高速道路と下道を使用し、ノンストップで3時間ほどで着く予想でしたので、まあ20時くらいにホステルに到着すればいいかな~と思って出発。
途中休憩スペースでおやつを食べたりして、マイペースに向かっていたところ、あれ~意外と時間かかってない…? しかも思ったよりガソリン減りが早いなあと思い始めたところで高速道路がなくなり、一般道路を走ることになりました。道路自体は広々として走りやすいのですが、交通量があまり多くなく、高い山に囲まれたところを一人で走っていたので、どんどん心細くなってしまいました。
またガソリンスタンドが全然なく、こんな山道でガス欠しちゃったらどうしようと思い、ヘルメットの中で大泣きしました。
とりあえず路肩にバイクを停めて、まずは落ち着け……と自分を諭しつつ 近くにあるガソリンスタンドを探してみることに。運よくスマホの電波もあったので、助かりました。ちょっと走ったら町があり、無事給油できて事なきを得ました。
スペインは、夜8時過ぎまで明るいのですが、予想以上に時間がかかってしまったためあたりもどんどん暗くなってきて再び不安に襲われて、また泣いてしまいました。もう着いていたはず、こんなはずじゃなかったのに~! と思いつつ、とにかく前に進むしかないと決めて、無事にホステルHostal Restaurante El Surtidorに着いたのが夜9時半過ぎ。
もうスーパーも閉まっていますし、ご飯も買ってないし困ったなと思っていた所、私が宿泊したホステルの一階にレストランがあるから、まだご飯食べられるよとフロントの方が教えてくれたので食にありつけたのでした。モーターランドアラゴンの周りの宿泊施設もすごく数が少ないそうで、Pauさんによく予約できたね! と言われた位。もしいかれる際は、レース日程がでたらすぐにホテルの確保をオススメします。
スペインのレストランで一人でご飯食べるのって結構敷居が高い…というか仲間でワイワイお食事をするのがあちらの文化なので、ちょっと寂しい気分になるのです。ですがこのお店では、いくつかのテーブルに1人分のカトラリーセットを用意してくださっていたので 気兼ねなくお食事ができて良かったです。レースを観に行くであろう方々も多かったですし、私以外のおひとり様の方もいました。ホワイトアスパラに生ハム、大きなお肉にデザートと飲み物、パンが付いて15ユーロ。無事に着いた達成感と、美味しいご飯にありつけてホッとしましたね。
ご飯を食べながら一人反省会をしていたのですが、ツーリングの道中、ホンダ「アフリカツイン」やBMW Motorrad「GS」シリーズなどアドベンチャーバイクを多く見かけたました。はい、納得です。都心部を離れるとガソリンスタンドが多くないので、ガス欠の心配があるのですね。そこは盲点でした。国土が広く、道路も広いのでガソリンタンクが大きな車両で、ゆったりと気持ちに余裕をもって長距離走るのがピッタリなのかな~と。
今回の車両選択は間違っちゃったな……なんて思いつつ、それも良き想い出です。
ちなみにレンタルバイクには走行距離の制限があり、モンキーは400kmでした。それ以上走ってしまうと追加で料金を支払わなければなりません。バルセロナ⇔サーキットの往復で500km以上走った為、返却した際に25ユーロ追加で徴収されました。トホホ……。
さらにこのツーリングでスマホをナビ替わりに使ってたら、走行時の振動で壊れてしまいカメラがおかしくなってしまいました。皆様もご注意ください(笑)。
次回はレース観戦レポートです。スーパーバイク世界選手権ならではの自由な雰囲気を堪能してきました。次回の記事もお楽しみに。最後までご覧いただきありがとうございました!
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