今なお受け継がれている硬派の血統
あらゆるメーカーがSUV市場に参入するなかで、別格のブランド力を武器に高い人気を保ち続けている「ジープ」だ。そのジープの中でもハードコアな「ラングラー」は、街乗りメインの軟派なクロスオーバーが幅をきかせる市場で、本格クロカンSUVの代名詞として熱い視線を浴びている。
本格4WDと言われる「メルセデス Gクラス」や「ランドローバー ディフェンダー」といった競合達が、オンロードでの乗り心地等に配慮して次々にフロント独立懸架式サスペンションの採用に踏み切ったため(ディフェンダーはボディもモノコック構造化)、国内で買える新車で前後リジッドサスを備えるのは「スズキ ジムニー」以外には、このラングラーのみ。そんなライバル不在のアイコニックな存在だからこそ、こだわり派から強く支持されているのだ。そこで今回は、このラングラーにスポットを当て、購入の参考となる情報をまとめてみた。
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3ドアはカタログ落ちし5ドアに一本化
2018年にデビューした4代目モデルとなる現行ラングラーは、自動車通の間では型式名である「JL」と呼ばれている。先代から大きく変わった部分としては、ダウンサイジングのトレンドに沿って、メインのパワートレーンが3.6L V6自然吸気から2.0L直4ターボに変わったこと。これにより、燃費も最高で10.0km/Lに改善され、低回転域からトルクフルな走りも手に入れた。日本の道路環境にもより適したモデルに生まれ変わったと言えるだろう。さらに、当初は一部グレードでキャリーオーバーされたV6エンジンは、2022年3月の仕様変更を機にカタログ落ちし、現在は2.0L直4ターボ(272ps/400Nm)のみの設定となっている。
では、ラングラーでおすすめのグレードは何だろう。ここで、現状のラインナップを見ると、ボディ形状については5ドアの「アンリミテッド」だけになっており、マニアックな人気を誇った3ドアの「スポーツ」を新車で購入することはもはやできない。そして、アンリミテッドにはベーシックな「サハラ」(727万円)とオフロード性能を極めた「ルビコン」(767万円)の2タイプのみが設定されており、購入者は必然的にこの2種類から選択することとなる。
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「サハラ」と「ルビコン」の違い
ここで、両車の違いについて確認していくと、ルビコンでは取り外し可能なフリーダムトップがブラックアウトされる、サイドステップが悪路用のロックレールに変更される等々外観部分もかなり大きい。だが、一番大きな差異は4WDシステムで、ルビコンの「ロックトラックフルタイム4×4」は、前後デフロック、より低いギア比を持つ副変速機、サスペンションストロークを伸ばすためのスタビライザー分離機能が追加される超悪路仕様なのだ。
アイコニックな製品ということもあり、最高のオフロード性能を求めるなら、ルビコンを選択する方が正解となりそうだ。もちろん、そんな過剰性能は要らないという人は、サイドステップなどの実用性や、ワンサイズ大きい18インチホイールによるクールなルックスを重視して「サハラ」にするというのも大いにアリだ。
なんといってもラングラーは、カリフォルニア州の過酷な悪路「ルビコントレイル」において性能テストをクリアしたモデルのみに与えられる「TRAIL RATED(トレイルレーテッド)」バッジが全モデルに備わり、悪路走破性の高さは保証されているのだ。
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唯一無二の存在ゆえ非常に高いリセールバリュー
このように、こだわり派にはたまらないスペックを持つラングラーだが、唯一気になるのは最近値上がりが続いていること。例えば、登場時500万円台後半だったアンリミテッドサハラは既に150万円程も値上がりしており、資材価格の高騰や円安の影響もあるとはいえ、なかには二の足を踏んでしまう人もいるだろう。ただし、値上がりしたからといって買いにくくなるわけではないのが自動車販売の面白いところ。
具体的には、5年後に65%と凄まじく高いラングラーの据置率(据置上限金額)を利用し、残価設定ローンを使うことで月々の支払額を低く抑えることが可能なのだ。実際、中古市場では現行モデルの最安値が約460万円となっており、デビュー時のスタート価格が約470万円だったことを考えると、ほとんど値段が下がっていない。というわけで、車両価格を見て諦めムードのアナタは、残価設定ローンも検討してはいかがだろう。
以上、ラングラーの購入に有益な情報をまとめてみた。検討の参考になれば幸いだ。
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