【60年間の歴史に幕】「売り方」変えるホンダ 新型フィットで問われる「感性価値」の実力

60年間のホンダ独自手法に幕

text：Kenji Momota（桃田健史）

新型フィットが2020年2月14日、日本国内での発売が開始された。

その4日後、ホンダに関する衝撃的なニュースが飛び込んできた。

ホンダは、四輪事業の開発を本社で一元管理する体制に移行することを決めた。

ホンダファンを除いて、一般的にはホンダがこれまで続けてきた他に類のない組織構造は知られていない。

いま（2020年）から60年前、1960年に始まった本田技術研究所。

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てっきり朝霞研究所もそうなるのかと思ったら、すでに名前が変わっていて、しかも今回のちょっと前に二輪部門は統合してた。プッシュかプルかってのはいつの世でもある話しなんで今だからどうこうはないが、産学協同の話を聞くと開発が多岐かつ偶発的になって自社でなんでもやるって方向がもう厳しいみたいだ。以前はホンダも特許収入がかなりあったと聞くけど、その収入や将来性に見切りを付けたんだろうね。