フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1第15戦ロシアGPで初優勝のチャンスを逃したランド・ノリス(マクラーレン)に同情を示しており、「初優勝は時間の問題だ」と語った。
ソチ・オートドロームで開催されたロシアGPでは、ノリスはキャリア初となるポールポジションを獲得。レースでは迫ってくるルイス・ハミルトン(メルセデス)をも抑えて終盤までトップを堅持しており、初優勝を目前としていた。
■F1初優勝まであと一歩だった……ランド・ノリス、”ステイアウト”の判断を悔やむ「でも、その判断以外は”満足”」
しかし残り数周という段階で雨が振り始めたことで、彼のレースには狂いが生じた。ハミルトンがインターミディエイトタイヤに交換する一方で、ノリスはステイアウトを選んだが、雨が強まってドライタイヤでは走行が不可能な状況となってしまい、ノリスはポジションを落とし、最終的に7位でのフィニッシュとなったのだ。
ノリスはレース後、「大いに落胆している」と語っていた。若手ドライバーが優勝のチャンスを逃すのは、近年のレースでも何度か例があり、ルクレールやジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)、アレクサンダー・アルボンなどが、涙を飲んできた。
ルクレールは、今回のように初優勝のチャンスを失うことは厳しいものだと語っているが、初優勝は時間の問題に過ぎないと励ましている。
「彼の気持ちを想像することができるよ」と、ルクレールは言う。
「彼はあの状況でタイヤを変えない決定プロセスについて、大きな罪悪感を感じているかもしれない」
「だけど彼は素晴らしいドライバーだ。僕は今シーズンの彼がしばしばその力を見せてきたと思っている。とても強力なシーズンを過ごしているし、彼は今回のことからも学んでいくだろう」
「初優勝は単なる時間の問題だ。だからこういうレースの後でも、そんなに落ち込んでいるべきじゃないと思う」
また2020年のサクヒールGPでメルセデスから代役参戦した際に、初優勝のチャンスを逃したラッセルも、今回のノリスの結果には同情を示している。
「あれはレースをリードしているドライバーにとっては、最悪の悪夢だ。彼には本当に残念だったと思う」
「僕も去年優勝を逃してきたから、その気持ちは分かる。でも彼はこれからたくさんの勝利を手にしていくと思うよ」
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