フェラーリは、F1中国GP決勝で2台共失格となるまさかの事態に直面し、その原因について声明を発表。シャルル・ルクレールの重量不足についてはタイヤの過剰摩耗、ルイス・ハミルトンのスキッド摩耗については”ミスジャッジ”が原因だと考えているようだ。
ルクレールとハミルトンはF1中国GP決勝で5位と6位に入賞したが、レース後の車検で規則違反が見つかり、失格となってしまった。
■フェラーリ、中国GPは2台とも失格! ルクレールは重量不足、ハミルトンはスキッド摩耗……ガスリーも重量不足で3台がリザルトから消える
ルクレールのマシンは1kgの重量不足が見つかり、ハミルトン車のスキッドブロックは技術規則で認められている以上の摩耗が見られた。
一挙に18ポイントを失うことになったフェラーリは、声明を発表し何が間違っていたのかについて見解を発表した。
チームは中国GPのレースについて、2ストップ戦略から1ストップ戦略に移行したため、ルクレールは予想以上にタイヤを消耗したとし、その摩耗したラバーがマシンの重量制限を下回る要因になったと主張している。
しかし、ハミルトンのスキッド摩耗については言い訳をせず、パルクフェルメに入る土曜日の予選前に計算を誤ったことを認めた。
「FIAによるレース後精査の結果、2台とも異なる理由でレギュレーションに適合していないことが判明した」とフェラーリは述べた。
「16号車(ルクレール)は1kgの重量不足、44号車(ハミルトン)は後方スキッドの摩耗が0.5mm制限を下回っていることが判明した」
「シャルルは今日1ストップ戦略をとっていたため、タイヤの摩耗が激しく、マシンの重量不足を招いた。ルイスのスキッド摩耗に関しては、わずかなマージンで消費量をミスジャッジしていた」
チームは「アドバンテージを得ようとする意図はなかった」とし、何が悪かったのかを調査し、その過ちから学ぶことを誓った。
「今日起きたことから学び、同じ過ちを繰り返さないようにする」
「我々自身にとっても、我々への揺るぎないサポートをしてくれているファンにとっても、中国GPの週末を終わらせたくなかったのは明らかだ」
11位でレースを終えていたアルピーヌのピエール・ガスリーは、フェラーリ2台の失格から恩恵を受ける可能性があったが、彼もまた重量制限を下回ったことで11位を失った。代わりにアストンマーティンのランス・ストロールとウイリアムズのカルロス・サインツJr.が繰り上がりで入賞圏内に入った。
フェラーリが失格となったことで最も恩恵を受けたのはハースで、エステバン・オコンが5位、オリバー・ベアマンが8位に浮上し、中国GPで一気に14ポイントを獲得した。
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