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【ラインナップ拡大】ミニ 新しい電動クロスオーバー/燃焼エンジンSUV 2モデル順次投入

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【ラインナップ拡大】ミニ  新しい電動クロスオーバー/燃焼エンジンSUV 2モデル順次投入

大幅なラインナップの拡大

text:Greg Kable(グレッグ・ケーブル)

【画像】BMW i3、ルノー・ゾエ、日産リーフ、フォルクスワーゲン・eゴルフ【EVモデル比較】 全53枚

ミニは、2つの新しいSUVモデルを投入し、2001年のBMW傘下入り以来初となる、大幅なラインナップの拡大をはかる。

同社は、中国の合弁事業の一環として、電動クロスオーバーと、BMWの最新のモジュール式プラットフォームとなる燃焼エンジンSUVを開発している。

ミニは、この2つのモデルの投入により、新しいセグメントを開拓し、新しいカスタマーを獲得し、マーケットシェアを拡大することを目指している。

電動クロスオーバー

当初は、ロケットマン・コンセプトカーをベースとした、3ドアハッチバックとなると言われていたが、初の中国生産のモデルは、BMW X1と同等サイズの5ドア・クロスオーバースタイルのSUVになるとの情報も入ってきている。

中国の自動車メーカー、GWM(長城汽車)との合弁会社も、今後、小型ハッチバックを生産する予定となっている。

関係者の情報によると、新しい電動クロスオーバーは、共同開発された新しいプラットフォームを採用する。

このモデルはまた、2018年に長城汽車より独立した、動力電池メーカーSVoltの、コバルトフリーの新世代バッテリーセルを採用する可能性がある。

ミニのエクステリアを備えた中国の電動モデルは、ペースマンの名前を冠する可能性があり、BMW i3の後継モデルとして投入されるという情報もある。

中国国内、および英国を含む既存のマーケットでの販売を想定した、新しい電動ミニは、上海から137km離れた張家港の工場で、生産される予定となっている。

約3000人を雇用する、現在建設中の新しい施設は、2022年に稼働を開始する予定となっている。

ミニと長城汽車の両方のモデルを合わせた、初期の年間生産台数は、16万台を目標としている。

ミニ最大nモデル

電動クロスオーバーに続き、ミニはさらに大きなSUVモデルを2024年に導入する。

「トラベラー」の名を復活させる可能性もあるようだ。

ミニの販売は、2年連続で減少しているが、昨年のグローバルの販売は、2017年にマークした過去最高の37万2194台を、わずかに下回る34万7474台を売り上げている。

親会社であるBMWは、特にアジアと北米マーケットで、ポテンシャルがあると考えており、2つの新しいSUVモデルの投入が検討されている。

新しいモデルは、ミニらしいコンパクトなフォルムを維持し、それぞれのセグメントで最小のモデルとなることを目指している。

この燃焼エンジンモデルは、ミニ最大のモデルとなり、サイズと価格の両方の面で、既存のカントリーマンの上に位置するモデルとなる。

新しいトラベラーは、まだ開発の初期段階にあるが、ミニのトップであるバーン・ケルバーはAUTOCARに対し「BMW X3またはX5のサイズのミニを想像するのは難しいでしょう」

次世代のラインナップでは「今後、コンパクトなSUVが必要かどうかを、見極める必要があります」と語っている。

新しいモデルは、BMWのCLARアーキテクチャを採用する可能性が高く、X3、X5、X6、およびX7が製造されている米国で生産される可能性がある。

これのモデルはまた、縦置きのエンジンを使用する最初のミニとなる。

より大きなミニをラインナップに追加する決定は、いくつかの大きな市場のバイヤーの好みによって後押しされてきた。

ケルバーは「カントリーマンは小さなSUVです。米国と中国では、確かなニーズがあります」

「特に都市部でメリットの多い、次世代のコンパクトSUVを検討しています。わたし達には有利な戦いとなるでしょう」と述べている。

トラベラーは、ミニ最大のモデルとなるが、ケルバーはそのマーケット・セグメントで、最小の製品の1つであり続けるだろうと述べている。

「ミニは常に最小であり、そのセグメントで大きなクルマとなることは、想像できません」

「サイズの要件を満たすことは重要です」と付け加えた。

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