現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > キュン死確定! もはや部屋に招き入れて愛でたくなるレベルの「カワイすぎる国産車」5選

ここから本文です

キュン死確定! もはや部屋に招き入れて愛でたくなるレベルの「カワイすぎる国産車」5選

掲載 41
キュン死確定! もはや部屋に招き入れて愛でたくなるレベルの「カワイすぎる国産車」5選

 この記事をまとめると

■カワイイいデザインの国産車を紹介

カワイイなりしてまさかの中身! 舐めてかかるとぶっちぎられる隠れ過激派なクルマ4選

■独特なデザインのクルマが多く、いま乗っても古さを感じることが少ない

■カワイイクルマの特徴として丸いヘッドライトがアイコンになっているケースが多い

 スペックや機能性を気にせずに愛したい可愛い国産車たち

 ファミリー向けミニバンを筆頭に、最近は厳ついオラオラ顔のクルマが市場で台頭しています。また、シャークヘッド型など、薄くシャープな表情もいまやすっかり主流になりました。そこで、今回はあえて「カワイイ」国産車5台をピックアップ。ゆっくり和んでいただければと思います。

●日産のV字回復を支えた個性派コンパクト

 まず最初は、日産の3代目「マーチ」です。カルロス・ゴーン指揮下における日産・ルノーのアライアンスにより2002年に登場。息の長さが特徴のマーチですが、この3代目も2010年までの8年間生産され、その間人気をキープしました。

 日産テクニカルセンター内で進められたデザインは、のちに独立する猿渡義市の手になると言われています。水平基調のドッシリした下半身に、丸いキャビンが載ったスタイルは日本車離れしたもので、個性的だった先代に負けないものでした。

 とくに、フード上にちょこんと貼り付いたヘッドライトは「目」そのもので、その愛らしさは多くの女性ユーザーが支持。また、「パプリカオレンジ」など、豊富なカラーバリエーションも「カワイらしさ」を倍増させたようです。いまだに、街を走る同車にはセンスのよさが溢れています。

●余計なモノを削ぐことで生まれた個性

 2台目は、ホンダの初代「トゥデイ」です。同社は、10年以上空白だった軽自動車市場への再参入を計画、軽ボンネットバンという規格を十二分に生かしたシンプルさで1985年に登場しました。

 いわゆるMM思想により、超ショートノーズかつロングキャビンとしたボディを「ペンタストリーム・シェイプ」と命名。バンパーとフードに食い込む丸いライトは、メインターゲットの女性を意識したと思われますが、単に「カワイイ」というより、ボディ全体で「キュートさ」を醸し出したと言えます。

 当時、四輪デザイン室の室長だった木越由和は、ほとんど独力でこの個性的なスタイリングをまとめたとされます。女性を意識しながら、安っぽい「カワイさ」に陥らなかったのは、氏の純粋なアイディアがそのままカタチになったからだと思えます。

 カワイイクルマはコンセプトも独特

●5チャンネル体制下で生まれた実力派コンパクト

 3台目は、オートザムの「レビュー」とします。バブル期のマツダによる5チャンネル体制下、「キャロル」に次ぐコンパクトカーとして、1990年にオートザムブランドから発売されたモデルです。

「ハイコンパクト2.5BOX」のキーワードにより、わずか3800mmの全長に1470mmの全高を持ったセダンボディは、コロっとしたプロポーションが「カワイさ」を感じさせます。同時に、楕円形のヘッドライトのフロントはオートザムらしいスマイルフェイスとされました。

 見かけによらず、居住性などの高い機能性を携えたレビューは欧州市場などで人気を獲得しました。たしかに、実用性とカジュアルさを融合させたボディはかつての欧州コンパクト車を彷彿させます。その点、「カワイさ」ばかりがクローズアップされた国内は少々残念だったと言えそうです。

●トヨタの考えるクルマじゃないクルマ?

 次は、トヨタの「WiLL Vi」です。1990年代の新しい消費スタイルを模索する、大手異業種5社による合同プロジェクトがWiLL。その第1段として2000年に登場となりました。

「ヴィッツ」をベースに「4ドアパーソナルカプセル」をキーワードとしたボディは、独特のクリフカットシルエットが特徴。まさに昔の馬車をイメージさせ、クルマとは思えない「カワイさ」を実現しました。「なごみ」がコンセプトのインテリアも、オレンジとブラウンの組み合わせがまるでスイーツのようです。

「Be-1」など、日産のパイクカーシリーズに比べるといまひとつ影が薄い印象のWiLLシリーズですが、従前のクルマらしさとかけ離れた新しさは間違いなく新鮮と言えそうです。

●原色が楽しいリアルチョロQ

 最後は、スズキの「ツイン」。1999年の東京モーターショーに「Pu3コミュータ」の名前で出品されたコンセプトカーの市販版として、4年後の2003年に登場した2ドアマイクロクーペです。

 ふたり乗りとして、わずか2735mmの全長に1450mmの全高としたプロポーションは、まさにチョロQそのもの。このボディの前後に大きな丸いライトを置いたのですから「カワイイ」のは当たり前で、青や赤、黄色と行った原色のボディカラーがオモチャ感を増幅しました。

 ただよく見ると、未塗装のバンパーとホイールアーチはボリューム感に溢れ、小さなボディに安定感を与えています。さらに、左右非対称のグリルは欧州コンパクトカーを彷彿とさせ、単にカワイイだけのクルマじゃないところがユニークと言えます。

 さて、一般的に「丸いライトのクルマはカワイイ」と思われていますが、今回の5台を見ると、同じ丸いライトでもクルマ全体としてはじつにさまざまな個性を発揮しているのがわかります。冒頭のように、最近はシャープな顔こそが「新しいデザイン」という風潮がありますが、もっと視野を広げたスタイリングを期待したいところです。

こんな記事も読まれています

[音響機材・チョイスの勘どころ]「ボックスサブウーファー」は、箱の構造でも音が変化!
[音響機材・チョイスの勘どころ]「ボックスサブウーファー」は、箱の構造でも音が変化!
レスポンス
現状維持の選択がリスクを招く? 再契約したレッドブルとペレスの現状
現状維持の選択がリスクを招く? 再契約したレッドブルとペレスの現状
motorsport.com 日本版
209万円から! ホンダ新型「最安SUV」ベテランドライバーの買い替え需要にマッチ!? シンプル装備がウケる理由
209万円から! ホンダ新型「最安SUV」ベテランドライバーの買い替え需要にマッチ!? シンプル装備がウケる理由
くるまのニュース
歴代最速のシボレー「コルベットE-Ray」日本初公開! “ハイブリッド+4WD”はコルベット史上初!! 664馬力の強心臓が提供する異次元の走りとは
歴代最速のシボレー「コルベットE-Ray」日本初公開! “ハイブリッド+4WD”はコルベット史上初!! 664馬力の強心臓が提供する異次元の走りとは
VAGUE
トライアンフ モーターサイクルズ ジャパンが10色の新色を導入
トライアンフ モーターサイクルズ ジャパンが10色の新色を導入
レスポンス
「ウェッズスポーツ」の最新作「SA-62R」が登場! コスパに優れたホイールは6本ツインスポークで高剛性と軽量化を実現、4色のカラバリです
「ウェッズスポーツ」の最新作「SA-62R」が登場! コスパに優れたホイールは6本ツインスポークで高剛性と軽量化を実現、4色のカラバリです
Auto Messe Web
【新型Eクラス AMG】スーパーモデルのDNAが成した性能&エコの両立
【新型Eクラス AMG】スーパーモデルのDNAが成した性能&エコの両立
グーネット
マツダ カペラ ロータリークーペGS(昭和46/1971年10月発売・S122型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト066】
マツダ カペラ ロータリークーペGS(昭和46/1971年10月発売・S122型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト066】
Webモーターマガジン
アルピーヌF1離脱のオコン、移籍先有力候補はハースか。レッドブルのドライバー発表後に、多数のシートが確定へ
アルピーヌF1離脱のオコン、移籍先有力候補はハースか。レッドブルのドライバー発表後に、多数のシートが確定へ
AUTOSPORT web
「謎の“軽セダン”」ってどんなクルマ? 新車でも売ってる!? 「見た目は軽」なのに何が違う? どういうモデルなのか
「謎の“軽セダン”」ってどんなクルマ? 新車でも売ってる!? 「見た目は軽」なのに何が違う? どういうモデルなのか
くるまのニュース
テスラ「ジュニパー」プロジェクトで『モデルY』が大変身!?
テスラ「ジュニパー」プロジェクトで『モデルY』が大変身!?
レスポンス
16年ぶりにマッチが現役復帰! ラトバラも走る! 影山も立川も参戦! S耐富士24時間レースはドライバーも豪華すぎる
16年ぶりにマッチが現役復帰! ラトバラも走る! 影山も立川も参戦! S耐富士24時間レースはドライバーも豪華すぎる
WEB CARTOP
廃棄物全体のリユース・リサイクル率は92%に!ボルボ、「サステナビリティレポート2023年」を発表
廃棄物全体のリユース・リサイクル率は92%に!ボルボ、「サステナビリティレポート2023年」を発表
LE VOLANT CARSMEET WEB
ランチア『フラミニア』、イタリア大統領がパレードで乗車…共和国記念日を祝う
ランチア『フラミニア』、イタリア大統領がパレードで乗車…共和国記念日を祝う
レスポンス
不便です! 壊れます! お金もかかります! それでも「旧いクルマ」の虜になる理由
不便です! 壊れます! お金もかかります! それでも「旧いクルマ」の虜になる理由
WEB CARTOP
メルセデスベンツとBYDの電動車ブランド「デンツァ」、ミニバン『D9』出展へ…グッドウッド2024
メルセデスベンツとBYDの電動車ブランド「デンツァ」、ミニバン『D9』出展へ…グッドウッド2024
レスポンス
EVモードの航続318km、新型電動SUV『フリー318』予約開始…中国嵐図汽車
EVモードの航続318km、新型電動SUV『フリー318』予約開始…中国嵐図汽車
レスポンス
メルセデス・ベンツ日本、EQEの限定車「エレクトリックアート」発売
メルセデス・ベンツ日本、EQEの限定車「エレクトリックアート」発売
日刊自動車新聞

みんなのコメント

41件
  • 「キュン死」ってワードを使いたいだけでしよ?
  • ラパンはとっても可愛い女子ドライバーが運転してました。偶然に後ろを走ることが何度かあり、その度に胸キュンしてました。だから購入しようと試乗に行ったけど、俺には似合わないからオーナーになるのは失礼と思い諦めました。いつのまにか可愛い女子が運転するラパンも見かけなくなりました。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村