現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「GRスープラは2.0L仕様が熱い!」B48エンジンを400馬力まで導くハイフロータービンが登場!

ここから本文です

「GRスープラは2.0L仕様が熱い!」B48エンジンを400馬力まで導くハイフロータービンが登場!

掲載 更新
「GRスープラは2.0L仕様が熱い!」B48エンジンを400馬力まで導くハイフロータービンが登場!

純正下取りなら16万円という低価格!

純正ベースのハイフロータービンという選択肢

「作り手の拘りが見え隠れする漆黒のS15シルビア」至宝の2.2L改F1タービン仕様で鈴鹿を駆ける!

GCGターボがレボリューションとタッグを組んで開発を進めていた、GRスープラ(SZ&SZ-Rグレード)用のハイフロータービンを完成させたという情報が舞い込んできた。

純正ベースで加工製作されたGCGターボ製のハイフロータービンは、400ps+αの風量になる設計との事。ちなみに、2.0LのB48エンジンにセットされる純正タービンはハネウェル製なので、ギャレットと同じ系列。対して、3.0LのB58エンジンにセットされている純正タービンはボルグワーナー製で、EFRなどと同系列ということになる。

このハイフロータービンはすでにレボリューションのデモカーに組み込まれ、セッティングも終了している段階との事だが、その性能は目を見張るものがある。

純正状態の最高出力は200ps弱(ブースト0.7キロ)。トヨタ86にECUチューンを施した車両とさほど違いのない数値で拍子抜けだが、これが現実なのである。

ここにハイフロータービンを投入し、ECUは完全ノーマル状態で計測するとピークは270ps(ブースト0.7キロ)をマーク。タービンのキャパシティ分しっかり出力は高まっているが、まだタービンが効率的に稼働しているとは言い難い状態だ。

その後、ECUチューンを行ってブースト圧を高めていったが、なぜか350ps弱で出力の向上が頭打ち。セッティングをいくら攻め込んでも結果は変わらず、しばし悩む青木代表であったが、豊富な経験に基づくデバック作業ですぐに原因を究明。

パワーが上がらない原因は、何とサクションパイプの詰まりだったのだ。というのも、サクション経路にリストリクターのような絞り込み箇所(意図的?)があり、これがボトルネックとなって吸気量が飽和していたのである。

このリストリクター部を含めて、吸気系をレボリューションのパイピングキットとカーボンラムエアーインダクションボックスに変更してみたところ、問題はあっさり解決。ブースト1.7キロ時に370ps/6500rpm、60kgm/2700rpmという強烈なパフォーマンスを発揮してみせたのだ。

ちなみに、セッティングした日は気温が30度近くまで上がり、吸気温度も約50度と完全に熱ダレ状態だった。レボリューション青木代表いわく「経験で言うと、気温10度で約10psのロストが起こるので、真冬に計測すればこの状態でも極めて400psに近い数値になりますよ」とのこと。

気になる価格は、純正下取り加工の場合は16万円。新品タービンを使用した場合は29万6000円だ。

車両納車の関係で若干SZ系の方が開発は先行しているが、GCGターボではRZ用ハイフロータービンも現在開発中とのこと。全GRスープラオーナーは、GCGターボのチューニング動向に注目していただきたい!

●問い合わせ:GCGターボ TEL:043-216-4921

こんな記事も読まれています

なぜ? 10歳児童に「過失100%」判決! 信号無視でクルマに衝突事故で。 「子どもだからといって無責任ではない」声も!? 何があったのか
なぜ? 10歳児童に「過失100%」判決! 信号無視でクルマに衝突事故で。 「子どもだからといって無責任ではない」声も!? 何があったのか
くるまのニュース
トヨタ、「GRハイラックス」6台体制でダカールラリー2025に挑む
トヨタ、「GRハイラックス」6台体制でダカールラリー2025に挑む
レスポンス
ヤマハ、「EVのF1」フォーミュラE初参戦へ「できる限り早く表彰台に」 12月7日開幕
ヤマハ、「EVのF1」フォーミュラE初参戦へ「できる限り早く表彰台に」 12月7日開幕
レスポンス
ホンダ 伝説の「ハンターカブ」がスゴい! めちゃ高い「走破性」で自由に“カスタム”できる! 気軽に「冒険気分」な「レジャーモデル」がカッコイイ! 「CT125」どんなバイク?
ホンダ 伝説の「ハンターカブ」がスゴい! めちゃ高い「走破性」で自由に“カスタム”できる! 気軽に「冒険気分」な「レジャーモデル」がカッコイイ! 「CT125」どんなバイク?
くるまのニュース
“スピードの神殿”モンツァ・サーキット、F1開催契約を2031年まで延長
“スピードの神殿”モンツァ・サーキット、F1開催契約を2031年まで延長
motorsport.com 日本版
ダイハツの「斬新軽トラック」がスゴい! 全長3.4mで「スゴいドア」に画期的すぎる荷台を採用! 超低床で乗り降りしやすいグリーンマシン「ツムツム」 どんなモデル?
ダイハツの「斬新軽トラック」がスゴい! 全長3.4mで「スゴいドア」に画期的すぎる荷台を採用! 超低床で乗り降りしやすいグリーンマシン「ツムツム」 どんなモデル?
くるまのニュース
電動アシスト自転車ブランド「PELTECH」が「TDA-207Zplus+」を発売!走行性に拘った最強27.5インチ”フル装備クロスバイク登場
電動アシスト自転車ブランド「PELTECH」が「TDA-207Zplus+」を発売!走行性に拘った最強27.5インチ”フル装備クロスバイク登場
バイクのニュース
長岡技術科学大学の自動車部には想像の斜め上をいくクルマ好きがわんさか! フォーミュラ・ジムカーナ2024日本一の大学に潜入してみた
長岡技術科学大学の自動車部には想像の斜め上をいくクルマ好きがわんさか! フォーミュラ・ジムカーナ2024日本一の大学に潜入してみた
WEB CARTOP
ボディカラーに上質なグレーマグネシオメタリックを纏ったジープ・コマンダーの限定モデルが日本上陸
ボディカラーに上質なグレーマグネシオメタリックを纏ったジープ・コマンダーの限定モデルが日本上陸
カー・アンド・ドライバー
日本電解、民事再生法を申請 負債総額148億円 北米のEV需要減退などで
日本電解、民事再生法を申請 負債総額148億円 北米のEV需要減退などで
日刊自動車新聞
アウディ、新型クーペSUV『Q5スポーツバック』発表、「MHEVプラス」で燃費追求
アウディ、新型クーペSUV『Q5スポーツバック』発表、「MHEVプラス」で燃費追求
レスポンス
【欧州で大人気のミニキャンパー】フィアット製ハイルーフエステートをモーターホームに フィアット ドブロのおひとり様キャンパー登場!
【欧州で大人気のミニキャンパー】フィアット製ハイルーフエステートをモーターホームに フィアット ドブロのおひとり様キャンパー登場!
AutoBild Japan
広島~岡山「無料で信号ゼロ」実現!? 壮大な「倉敷福山道路」が整備進行中 “大渋滞”国道2号をスルーする「悲願の高規格道路」どこまで進んだのか
広島~岡山「無料で信号ゼロ」実現!? 壮大な「倉敷福山道路」が整備進行中 “大渋滞”国道2号をスルーする「悲願の高規格道路」どこまで進んだのか
くるまのニュース
レクサス『LC500』にホイールを誤って装着…リコール
レクサス『LC500』にホイールを誤って装着…リコール
レスポンス
メルセデス・ベンツ「W124」誕生40年 「Eクラス」へと続く124シリーズが いまなお“名車”と称賛され続ける理由とは
メルセデス・ベンツ「W124」誕生40年 「Eクラス」へと続く124シリーズが いまなお“名車”と称賛され続ける理由とは
VAGUE
ニッポンの新たな風景「JPNタクシー」の存続が難しいとのウワサ! 後継車も出ないなら日本製タクシー専用車はゼロになる!!
ニッポンの新たな風景「JPNタクシー」の存続が難しいとのウワサ! 後継車も出ないなら日本製タクシー専用車はゼロになる!!
WEB CARTOP
F1世界王者フェルスタッペンが抱えた苦悩をレッドブル代表が明かす「みんなの予想以上に彼は批判に敏感なんだ」
F1世界王者フェルスタッペンが抱えた苦悩をレッドブル代表が明かす「みんなの予想以上に彼は批判に敏感なんだ」
motorsport.com 日本版
トヨタ新型「ランクル“ミニ”!?」初公開! まさかのスズキ製な“カクカク”デザイン「SUV」! 主張強めなタフスタイルの「ジムニーランド 70Y0.70」とは
トヨタ新型「ランクル“ミニ”!?」初公開! まさかのスズキ製な“カクカク”デザイン「SUV」! 主張強めなタフスタイルの「ジムニーランド 70Y0.70」とは
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村