2023年F1サウジアラビアGPの土曜予選で、フェラーリのシャルル・ルクレールは2番手、カルロス・サインツは5番手だった。
ルクレールはセルジオ・ペレス(レッドブル)のポールポジションタイムと0.155秒差だったが、サインツは苦戦し、チームメイトから0.511秒離された。
レッドブルのペレスが自身2度目のポール獲得。フェルスタッペンをトラブルが襲う【予選レポート/F1第2戦】
金曜時点でフェラーリはルクレールのパワーユニット(PU)のICE(エンジン)とMGU-Hのシーズン2基目、コントロールエレクトロニクスのシーズン3基目を投入、コントロールエレクトロニクスについてはシーズン中に使用できる基数制限を超えたため、10グリッド降格のペナルティが科されることが決まっている。
土曜に発表された暫定グリッドでは、ルクレールには12番グリッドが与えられ、サインツは4番グリッドに繰り上げられた。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
FP3 6番手(1分29秒588:ソフトタイヤ/16周)
予選 2番手(Q1=5番手1分29秒376:ソフトタイヤ/Q2=3番手1分28秒903:ソフトタイヤ/Q3=2番手1分28秒420:ソフトタイヤ)
自分のラップには満足だよ。最大限のラップだったと思うし、今回予想していたよりもかなり上の順位を獲得することができた。でもライバルたちは強力だ。僕たちはまだまだ頑張らなければならないね。
今週末のレースペースはまずまずだ。このトラックはオーバーテイクが簡単ではないけれど、全力を尽くして上位までポジションを上げていきたい。
(予選後の会見で語り)レッドブルは別の惑星にいるみたいだ。この手のサーキットでも僕たちよりずっと速いのだから、僕たちとしては追いつくためにかなり努力する必要がある。レースペースでもレッドブルだけが別レベルだ。それ以外は皆がほぼ同じなので、(12番グリッドからでは)困難なレースになるだろう。でも全力を尽くすつもりだよ。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
FP3 10番手(1分29秒761:ソフトタイヤ/16周)
予選 5番手(Q1=6番手1分29秒411:ソフトタイヤ/Q2=4番手1分28秒957:ソフトタイヤ/:Q3=5番手1分28秒931:ソフトタイヤ)
僕にとってベストの予選ではなかった。最初の数コーナーでタイヤに苦しみ、タイムを失った。ラップのその後の部分は問題なかったが、セクター1での遅れを取り戻せるほど良くはなかった。皆に申し訳ない。
それでもまだこの週末が終わったわけではない。僕たちには表彰台争いができるだけのペースがある。今夜リセットして、明日の決勝で挽回する。
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