ランエボファイナルエディションを米で発売 販売台数は1600台

三菱自動車の北米法人ミツビシ・モーターズ・ノース・アメリカは現地時間5日、ランサーエボリューションのファイナルエディションを米国で発表した。日本では今年4月に1000台限定で受注が開始され、すぐに完売した高性能4WDセダン。米国では1600台が限定販売される。

アメリカ向けのファイナルエディションは日本仕様同様に、GSRグレードの5MT仕様をベースに、パワー＆トルクアップや運動性能の向上を追求したモデルとなる。大きく異なるのは米国向けは左ハンドル仕様となる点だ。

ファイナルエディションの内容だが、エンジンは最高出力303hp/6500rpm、最大トルク305lb-ft/4000rpmを発生。ブレンボ社製の2ピースブレーキローターやビルシュタイン製ダンパー、アイバッハのスプリングなどが奢られる。なおホイールは日本仕様はBBS社製だが、米国仕様はエンケイのアルミホイールとなる。

さらにリアにファイナルエィションのバッジが備わるほか、センターコンソールにシリアルナンバーが装着されるなど特別感が付与される。

なお米国では先頃ランサーシリーズの2016年モデルが発表され、フェイスリフトが施されたが、今回発表されたランエボ・ファイナルエディションは2015年モデルがベースとなっている。

米国での販売価格は、3万7995ドル。1ドル＝120.5円換算で計算すると458万円で、日本仕様に比べ約30万円高いことになる。