独アウディは2月9日、電動4ドアクーペ「e-tron GT」をオンライン上でワールドプレミアした。
これまで予告画像でしかその姿を見ることができなかったe-tron GTが、ついに全貌を見せた。ボディサイズは全長4.99m×全幅1.96m×全高1.41mと堂々たるサイズで、全高は4ドアモデルとして低いのが特徴的。秘めた運動性能を強く訴える。
エクステリアの特徴は、ヘッドライトからリアの大型ディフューザーまで繋がる風によって作り出されたような滑らかなボディライン。ルックスに違わず空力性能は良好で、Cd値(空気抵抗係数)はわずか0.24と公表される。低く構えたシングルフレームグリルはフォーリングスの一員であることをアピールするが、2段階に展開するリアスポイラーや凹面を特徴とするリアエンドはe-tron GTだけの個性となる。
インテリアにはドライバーを包み込むような「モノポスト」デザインを採用し、開放感のある室内空間を実現。低いシートポジションや幅広なセンターコンソールがスポーティなムードを高めつつ、リアシートで大人2名がくつろぐことも可能だ。さらに内装素材にはレザーを一切使用せず、リサイクル素材製のトリムを多く用いるなど、サステナビリティにも配慮されている。
パワートレーンはフロントとリアのアクスルに永久励磁同期モーターを搭載するAWDで、リアには2速トランスミッションが採用される。ローンチ時に設定されるグレードは「e-tron GT quattro」(最高出力476PS、最大トルク630Nm)と、よりパワフルな「RS e-tron GT」(598PS/830Nm)となり、0-100km/h加速は前者が4.1秒、後者が3.3秒とアナウンスされる。搭載するリチウムバッテリーは総容量93kWhで、満充電時の航続距離は487km(WLTPモード)におよぶ。270kWのDC急速充電を使用すれば、わずか5分のチャージで約100kmの走行が可能だ。
足回りにはエアサスペンションやオールホイールステアリングが設定され、先進の運転支援システムも標準。さらに接近を知らせる音にも洗練されたAVASサウンドを採用するなど、全方位にプレミアムモデルならではの装備が奢られている。
e-tron GTの販売はまず欧州でスタートするが、国内導入にも期待したいところだ。
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