5月9日、2024年NTTインディカー・シリーズに参戦しているアロウ・マクラーレンは、第2戦ロングビーチより6号車のドライバーとしてスポット参戦を行ってきたテオ・プルシェールと、正式に2024年シーズンのドライバー契約を結んだと発表した。
現時点でマクラーレンは、インディアナポリス500マイルレース(インディ500)の6号車のエントリーをまだ発表していないが、プルシェールはインディ500を除く全ラウンドに出走することになった。また、2024年は全日本スーパーフォーミュラ選手権にITOCHU ENEX TEAM IMPULより参戦しているが、残る8レースについての詳細はまだ発表されていない。
インディカー初参戦のテオ・プルシェールが次戦も続投へ。「彼の戦い方に感銘を受けた」とチーム代表
2023年FIA F2チャンピオンであるプルシェールは、トレーニング中に左手首を負傷した影響から欠場が続いていたデイビッド・マルーカスの代役として、第2戦ロングビーチにエントリーし、インディカーデビューを果たした。
第3戦バーバー・モータースポーツパークでも継続出走し、レース後にチームはマルーカスとの契約関係の解消を発表した。5月6日にはチームがワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイでおこなったオーバルでのテストにも参加している。
チーム代表を務めるギャビン・ウォードは、「彼は自身の成長速度の早さを証明した」とプルシェールの加入についてコメントしている。
「我々は、テオ(・プルシェール)とこれからも一緒に戦い続けられるということを嬉しく思っている。これから彼がインディカーに慣れていくにしたがって、彼の持つスキルと学習マインドが成長の糧になっていくだろうと信じているよ」
2024年の残るシーズンをマクラーレンから戦うことになったプルシェールは、「インディカーは、数あるモータースポーツのなかでも最高のシリーズのひとつだ」とチームへの加入を喜んでいる。
「今の僕は、これまで実際に乗ってきた経験から本当にそう感じている。マクラーレンとともに歩む挑戦は本当に特別な機会であり、残るすべてのレースで成長していくことを追求していきたい」
「これまでに参戦した2レースは本当に楽しいものだった。そして、余りあるポテンシャルを感じることができたレースでもあった。チームのザック・ブラウン(マクラーレンCEO)、ギャビン・ウォード(チーム代表)、トニー・カナーン(アロー・マクラーレン・スポーツ・ディレクター)や、この参戦を叶えてくれたザウバーにも本当に感謝している」
4月某日、プルシェールの元に突然舞い込んだインディカー参戦は、残るシーズンにおけるドライバー契約にまで至った。今週末の5月10~11日に行われる2024インディカー第4戦ソンシオ・グランプリより、マクラーレンの正式ドライバーとしての新たなキャリアが始まる。
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