この記事をまとめると
■シボレー・カマロ ビビッドオレンジエディションが発売された
スポーツカーとはなにが違う? アメ車だけなぜか「マッスルカー」と呼ばれるワケ
■ボディからーには限定モデル専用となるビビッドオレンジメタリックを採用
■日本だけの限定モデルで20台のみが販売され、価格は税込み893万円
専用ボディカラーをまとったアメリカンマッスルカー
マッスルカーを代表する車種として有名なシボレー・カマロ。初代をオマージュしたスタイリングや大排気量エンジンによる力強い走りが魅力だ。
そんなカマロに限定モデルとなる「ビビッドオレンジエディション」が発売された。ベースとなるモデルは「クーペSS」で、内外装の主要装備は準拠している。
限定車特有の装備としては、エクステリアに限定モデル専用のボディカラー「ビビッドオレンジメタリック」を設定し、鮮やかな印象を与える。さらに、フロントボンネットからリヤトランクまで伸びるシルバーのセンターストライプで、スポーティな見た目を実現。
そのほか、ボンネットフードやLEDヘッドライト、デュアルエレメントテールライトなどの装備はベースモデルと同様だ。
インテリアはジェットブラックで統一し、落ち着いた室内空間を演出。前席にはレカロ社のパフォーマンスバケットシートを採用する。
そのほか、8インチのカラータッチスクリーンディスプレイや8インチのデジタルメータースクリーン、ワイヤレスチャージングなども装備。
※写真は2023モデルのシボレー・カマロ(北米仕様)
カマロ ビビッドオレンジエディションは国内限定20台
パワートレインや足まわりはクーペSSと同様。6.2リッターV8エンジンを搭載し、最高出力453馬力、最大トルク617Nmという性能を発揮。組み合わされるトランスミッションは10速ATで、後輪駆動となっている。
足まわりには磁性流体で減衰力を制御するマグネティックライドコントロールや、抜群の制動力を発揮するブレンボ社製のハイパフォーマンスブレーキシステム、駆動輪の空転を抑えてトラクションや安定性を向上させるLSDなどが備わっている。
安全性能もクーペSSと同じく、ドライバーの死角にいる車両や後方から急接近する車両などを検知して、サイドミラーに警告灯を表示する「レーンチェンジアラート&サイドブラインドゾーンアラート」や、バックでの出庫時に後方を横切る車両や人をレーダーで感知して、ドライバーに警告する「リヤクロストラフィックアラート」などが設定されている。
シボレー・カマロ ビビッドオレンジエディションは限定20台で、価格は税込み893万円。
また、GMジャパンは、2023年5月20日に開催される「シボレー ファンデー 2023」の会場で、限定モデルの実車を初公開することを予告した。わずか20台の限定モデルのため、実車を目にすることができる機会は貴重。「シボレー ファンデー 2023」に行くのであれば、カマロ ビビッドオレンジエディションをお見逃しなく。
さらに、カマロ ビビッドオレンジエディションの発売を記念して、2023年6月3~4日に「カマロSS ビビッドオレンジエディション デビューフェア」を開催することも明かされた。このイベントでは、アーティストのNumber-D氏が、限定モデルからインスピレーションを受けたアートワークを制作。期間内にカマロを試乗した人へ、このアートワークをプリントした特製のオリジナルエプロンをプレゼントする。
すでに報じられているが、GMは2024年1月の生産分をもって、現行型の6代目カマロの生産を終了する。マッスルカーの魅力が詰まった現行型カマロが販売される期間は残りわずか。記念モデルの登場などもあるかもしれないから、今後の動向にも注目しておきたい。
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