2023年5月、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットから始動! オーストラリア初開催も
新型コロナウイルス感染症の世界的流行で中止を余儀なくされていた「ランボルギーニ スーパートロフェオ アジア」が、2023年シーズンに戻ってくる。9シーズン目を迎えるアジア・シリーズでは、アジア太平洋地域の5か国を巡り、その後ランボルギーニ・グランドファイナルでヨーロッパと北米の大会と合流する。
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2023年シーズンは、2023年5月第1週にマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで幕を開ける。このサーキットは2012年のランボルギーニ スーパートロフェオ アジア第1回初戦会場だったという巡り合わせの場所でもある。次の第2ラウンドは、スーパートロフェオ初開催となるオーストラリアに向かい、アデレード郊外にあるザ・ベンド・モータースポーツ・パークで6月の開催となる。
【写真4枚】第6ラウンド以降は、後日発表予定!
ランボルギーニ ウラカン スーパートロフェオ EVO2のみが参戦できるこのワンメイク選手権は、新天地オーストラリアから、おなじみの日本の富士スピードウェイへと北上する。富士山の麓にある富士スピードウェイは2012年以来、毎年スーパートロフェオ アジアが開催されるサーキットとなった。
以前F1会場であった、ソウルの南西350kmのヨンアム(霊岩)で開催されていた韓国でのラウンドは、ヨンアムよりさらに北の京畿道龍仁市に位置するエバーランド・スピードウェイで8月に開催。その後は黄海を渡り、最終戦のラウンド前の開催となる中国の上海へと会場を移す。
シーズンの最後は、未発表の会場で開催するランボルギーニ・グランドファイナルで幕引きを迎える。2023年グランドファイナルの日程と会場は、11月にポルトガルのポルティマンで開催する2022年大会の最終戦で発表される予定だ。
10年前に始まったランボルギーニ スーパートロフェオ アジアには、これまで30か国254名のドライバーが参加しており、18のサーキットで合計96のレースが開催されてきた。2023年シーズンは、ランボルギーニ スーパートロフェオ アジア最大のグリッド参加が期待されている。
ランボルギーニ スーパートロフェオ アジア第1回大会からこれまでに誕生したチャンピオンの数は30名に上る。最後に開催された2019年には、PROカテゴリーのエバン・チェン選手とクリス・ヴァン・ダー・ドリフト選手、PRO-AMの落合俊之選手とアフィク・ヤジド選手、AMのフイリン・ハン選手、ランボルギーニカップのクレメント・リー選手がチャンピオンとして名を連ねた。4タイトルとも、チャンピオンが決まったのはスペインのヘレス・デ・ラ・フロンテーラ開催の最終レースだった。
◆ランボルギーニ スーパートロフェオ アジア 2023年開催日程
第1ラウンド:セパン(マレーシア)=5月5日(金)~同7日(日)
第2ラウンド:アデレード(オーストラリア)=6月9日(金)~同11日(日)
第3ラウンド:富士スピードウェイ(日本)=7月14日(金)~同16日(日)
第4ラウンド:エバーランド・スピードウェイ(韓国)=8月18日(金)~同20日(日)
第5ラウンド:上海(中国)=9月8日(金)~同10日(日)
第6ラウンド:後日発表予定
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