ついに本格化する魔法バトル！ 新キャストにも注目『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』

　J・K・ローリング原作の『ハリー・ポッター』シリーズ（2001年～2011年）から生まれた映画シリーズ『ファンタスティック・ビースト』の最新作が、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』です。

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』（2016年）、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』（2018年）に続くシリーズ第3作目となる本作。実に4年ぶりの新作ということで、ファンにとっては気になるポイントが盛りだくさんのようです。

同シリーズの主人公は、ご存知ハリー・ポッターたちと同じくホグワーツ魔法学校出身……ではなく、ある理由で退学になってしまった魔法動物学者のニュート・スキャマンダー（エディ・レッドメイン）。優秀な魔法使いながら、ちょっと抜けているところもあるニュートと、彼が愛する魔法動物たちの風変わりな可愛らしさがシリーズの大きな魅力です。

　そして『ハリポタ』シリーズのファンにとっては第二の主人公とも言える、ダンブルドア先生（ジュード・ロウ）の活躍も大事な要素。ニュートと魔法動物たちのドタバタ劇がメインだった1作目から、ダンブルドアと共に悪の魔法使いグリンデルバルド（本作から合流のマッツ・ミケルセン）の野望を阻止しようと奮闘した2作目を経て、本作ではさらに激しい魔法バトルが繰り広げられます。

　グリンデルバルドの魔の手から魔法界／人間界を守るべく、ニュートはダンブルドアからある任務を託されます。優秀な兄テセウスと助手バンティ、名門魔法族の末裔ユスフや呪文学の教師ユーラリー、そしてマグル（魔法が使えない人間）のジェイコブと凸凹チームを結成し新たな冒険に挑む本作では、そのタイトル通り、いまだ謎の多いダンブルドアの秘密も明かされます。

　やや文化系寄りの若手が多い同シリーズのキャストだけにバイカーは多くないのですが、最年長のマッツに次いでキャリアの長いジュード・ロウは、かつて『アルフィー』（2004年）で60年代ベスパのスプリント150に乗っていました。

　シリアスな魔法バトル＆ミステリー要素と、ユーモラスな言動で緊張感を和らげてくれるニュート＆魔法動物たちのバランスも秀逸な『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は、2022年4月8日（金）より全国ロードショー中です。

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