■約800万円の超高級「軽自動車」とは
現在、日本の自動車市場におけるベストセラーといえば、車両価格や維持費が安い「軽自動車」です。
近年は新車価格が軒並み上昇していることにくわえ、軽自動車の商品力が向上していることもあり、その需要が年々増加。
【画像】「えっ…!」 これが800万円の「軽自動車」です(18枚)
新車販売における軽自動車のシェアは40%にも及ぶとされています。
そんな軽自動車は、日本独自の規格でありながらも実はわずかながら輸入車が存在し、中には車両価格が約800万円にもなる超高級モデルが現在も新車で販売されています。
そのモデルとは、超軽量かつ超高性能なスポーツカー、ケータハム「セブン170」です。
セブン170の含まれる「セブン」シリーズは元々、イギリスを代表するスポーツカーメーカー「ロータス」が1957年に開発。
その姿は当時としても古典的なデザインで、FR時代のフォミュラーカーといったスタイリングでしたが、オーナーが自分で組み立てることを基本とする“キットカー”として販売されたことから安価な価格を実現し、空前のヒット作になりました。
その後ロータスは1973年に生産を終了したセブンの製造権と販売権を、同じくイギリスの自動車メーカー「ケータハム」に譲渡。
「ストイックな軽量FRスポーツカー」という基本的なコンセプトはそのままに、ケータハムによって作られたセブンは独自の進化を続け、欧州のみならず日本でも高い人気を獲得します。
そして2014年にケータハムは、最高出力80馬力を発揮する660cc直列3気筒ターボエンジンを搭載した「セブン160」を発売。
このエンジンは日本人にも馴染み深い“スズキ製”で、日本で軽自動車登録できる初のセブンとして大いに話題となりました。
そんなセブン160は、一旦は生産を終了しますが、2021年9月23日にセブン170として進化しつつ復活を遂げます。
ボディサイズは全長3100mm×全幅1470mm×全高1090mm、ホイールベースが2225mmと、セブン160同様に軽自動車規格に収まるコンパクトなトレッドを実現。
パワーユニットも従来どおりスズキ製の660cc直列3気筒ターボエンジンですが、最高出力は85馬力まで高められました。
グレードは2タイプ用意され、フルウインドスクリーンやヒーター、ソフトトップ、ドアを装備し快適性をあわせ持った「セブン170S」と、ウインドスクリーンを装備せず、コンポジットシートやカーボン製ダッシュボード、LSD、スポーツサスペンションなどを装着したスパルタン仕様の「セブン170R」を設定。
絶対的なエンジン出力自体はスポーツカーとしては高くないものの、車重はわずか440kg(オプション装備による最軽量乾燥重量)と、現代の一般的な軽自動車よりも圧倒的に軽量な車体と組み合わせることで、スリリングで真のドライビングフィールを実現したとケータハムはアナウンスしています。
※ ※ ※
セブン170の最新の車両価格(消費税込)は、セブン170Sが775万5000万円、セブン170Rが797万5000万円。
約800万円の超高級軽自動車となるセブン170ですが、多彩なオプションによって自分好みにカスタマイズできるなど、唯一無二の魅力を持ったスポーツカーファン垂涎のモデルとして今も輝き続けています。
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みんなのコメント
中古車も出回ってないですね。
夜は対向車のライトが眩しくて乗りにくいでしょうね。