2025年F1第14戦ハンガリーGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)だ。
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)予選 5番手(Q1=2番手1分15秒281:ソフトタイヤ/Q2=5番手1分15秒395:ソフトタイヤ/Q3=5番手1分15秒481:ソフトタイヤ)
「Q3で風が強まり難しい状況に」「予選最高成績を記録できたのは非常に重要なこと」/F1第14戦予選コメント(1)
「このサーキットのレイアウトと特性が僕たちのマシンに適しているようだ。それについての理解を深める必要がある」
「Q3では風向きが変わって、タイムが出づらくなったため、Q1やQ2のタイムに匹敵することはできなかった。さらに風向きが変化したなかで走ることを避けるため、Q3ではセッションの中盤に出ていくことに決めた。その結果、ポールポジションにかなり近いタイムを出せたので、この判断はうまくいったと思う」
「もし明日5位と6位でフィニッシュできたら、夏休みに向けて素晴らしい結果になるだろう」
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)予選 4番手(Q1=7番手1分15秒627:ソフトタイヤ/Q2=4番手1分15秒201:ソフトタイヤ/Q3=4番手1分15秒425:ソフトタイヤ)
「ポールポジションに近づいてもそれを獲得できない時はいつもフラストレーションを感じる。とは言っても、週末に向けて予選でトップから0.05秒差なら受け入れるだろう。今日は間違いなく手の届くところにポールポジションがあった。ミスをして0.1秒失ったが、それがなければ最前列にいただろう。僕の最後のQ3のラップはそのセッションのベストラップではなかったし、もっとペースがあった」
「今日は天候と気温の変化がどれほど大きな要因であったかがわかった。明日のレースでも同様の状況を目にする可能性が高いだろう。ここで施した変更によって僕たちが進歩したことは、励みになっている。そのことと、2列目からのスタートが、僕たちに明日表彰台を争う機会をもたらすはずだ。おもしろいバトルになるだろう」
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)予選 3番手(Q1=4番手1分15秒523:ソフトタイヤ/Q2=1番手1分14秒890:ソフトタイヤ/Q3=3番手1分15秒413:ソフトタイヤ)
「コンディションが大きく変化し、それが僕たちにマイナスの方向に大きな影響を及ぼしたようだ。最後にはふたりとも良いラップを走れたと思っていたが、それでも遅かった。不満はないよ。シャルルが良い仕事をしたということだ」
「面白いレースになるだろう。僕たちはシャルルよりもペースが少し速いと思うので、楽しみにしている」
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)予選 2番手(Q1=1番手1分15秒211:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分14秒941:ソフトタイヤ/Q3=2番手1分15秒398:ソフトタイヤ)
「全体としては良い予選セッションだったが、その終わり方はやや残念だった。風がQ3で特に最終セクターにおいて僕たちに多くの問題を引き起こし、それによって速さを見つけることができなかった」
「シャルルはとても良い仕事をしたと思う。彼を褒め称えたい。今週末、自分がフェラーリに次ぐ2番手になるとは思っていなかった。明日はもっといろいろなことが絡んできて面白いレースになるだろう」
「風のせいにするなんて情けない感じがするが、実際、Q2からQ3で風向きがほぼ180度変わってしまい、多くのコーナーで全く違う感触になったんだ」
「Q3の最初のラップは本当にひどい感じがした。風の変化に慣れていなかったからだ。2回目のラップはかなり良くなったと思ったのに、実際にはさらに遅くなっていた」
「ああいうコンディションでは判断が難しいし、最適な走りができたとも言いきれない。ただ、あれ以上速く走れなかったことには少し驚いた」
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリHP)予選 1番手(Q1=5番手1分15秒582:ソフトタイヤ/Q2=6番手1分15秒455:ソフトタイヤ/Q3=1番手1分15秒372:ソフトタイヤ)
「今日のF1は何が何だか分からないよ! 正直に言って、予選全体がとても困難だった。“とても困難”と言っているのは誇張ではない。本当に本当に難しかったんだ」
「Q2に進出するのも難しかったし、Q3に行くのにも苦労した。Q3ではコンディションが少し変わって、すべてがはるかに難しくなった。3番手を狙うためにはクリーンなラップを走らなければならないと思っていた。なのに、結果はポールポジションだ。全く予想していなかった」
「(路面コンディションの変化に伴い、グリップが変わるのを)はっきり感じた。僕の場合、ダウンフォース低めのセットアップだったから、Q2で雨が降り始めた時には、降り続かないよう祈ったよ」
「雨は長引かなかった。でもコンディションは変化して、すべてがとてもトリッキーになった。でも最終的に僕たちがポールポジションをつかんだ。正直、言葉が出ない。たぶん僕のキャリアの中で最高のポールのひとつだ。間違いなく最も予想外のポールだからね」
[オートスポーツweb 2025年08月03日]
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