TOYOTA GAZOO Racingは12月15日、ドイツ・ニュルブルクリンクで2020年5月21日~24日に開催される『第48回ニュルブルクリンク24時間耐久レース』へ、レクサスLCで参戦すると発表した。トヨタにとってニュル挑戦は2020年で14年目、LCでの参戦は3年目となる。
世界一過酷なコースとも呼ばれるニュルブルクリンクの北コース(ノルドシュライフェ)とGPコースをあわせた全長約25kmのコースを舞台に争われるニュル24時間。トヨタは“もっといいクルマづくり”の活動の原点として、2007年から社員メカニック、社員エンジニアで構成するチームで参戦を続けている。
初のニュル挑戦、山下のSF初優勝。嬉しさと悔しさが残る2019年/KONDO Racing・近藤真彦監督インタビュー
トヨタは2018年から同大会にレクサスLCで参戦。過去2年間は完走こそ果たしているものの、メカニカルトラブルなどからピットで長時間の作業を強いられることも多かった。
2019年は土屋武士/蒲生尚弥/松井孝允/中山雄一の4名がステアリングを握り、途中トランスミッション交換などを余儀なくされ、総合54位でチェッカーとなった。
LC投入3年目となる2020年は「過去2年間の苦しい経験を糧として」将来の市販スポーツカーに活かすための新技術を投入。新開発のV8ツインターボエンジンや軽量高剛性ボディ、サスペンション、高応答アブソーバーなどを投じたLCで戦い、ノートラブルでの完走を目指すという。
ドライバー布陣は、2020年でニュル24時間参戦6回目となる石浦宏明をリーダーに、佐々木雅弘、大嶋和也、蒲生の4名がマシンをシェア。いずれもニュル24時間での経験が豊富なドライバーを擁して臨む。
2019年はニュル24時間の前哨戦と言えるVLNニュルブルクリンク耐久シリーズでレクサスLCをドライブした石浦は「自分としてはひさしぶりのニュル24時間レースにワクワクする気持ちとともに、セッティングリーダーとしての責任を感じている」とコメントしている。
「このプロジェクトは、毎年クルマづくりを続けてきたことで蓄えられているノウハウもたくさんあり、それを生かしながら、さらに速くて安全に誰もが楽しめるクルマを開発していきたいと考えています」
「過酷なニュル24時間レースでしか鍛えられないことがたくさんあり、それだからこそ挑戦する意味があると思います」
「みんなで力を合わせてLEXUS LCを鍛え、しっかりクルマづくりにフィードバックし、技術を蓄積し、もっといいクルマづくりに貢献していきたいと思います。ぜひ応援をよろしくお願いいたします」
■TOYOTA GAZOO Racing 第48回ニュルブルクリンク24時間耐久レース参戦体制(12月15日発表)
チーム名:TOYOTA GAZOO Racing
車両/クラス:LEXUS LC/SP-PROクラス(予定)
主な仕様:エンジン V8ツインターボエンジン(新開発)、タイヤ ブリヂストン
ドライバー(予定):石浦宏明(Hiroaki Ishiura 日本)、佐々木雅弘(Masahiro Sasaki 日本)、大嶋和也(Kazuya Oshima 日本)、蒲生尚弥(Naoya Gamo 日本)
チーフ・メカニック:原田城正(Shiromasa Harada)トヨタ自動車社員(凄腕技能養成部)
エンジニア・リーダー:加藤大示(Hiroshi Kato)トヨタ自動車社員(GRプロジェクト推進部)
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