この記事をまとめると
■日産が「MY ROOM」の第2弾を発表
合法カスタムでも「デコトラ」では仕事ができない現代! デコトラ野郎たちは「マイトラック」で楽しんでいる
■NV200 バネットをベースとしている
■価格は400万円台半ばで販売は2024年12月中を予定
「ひとりでゆったりふたりでピッタリ」なMY ROOM
コロナ禍では、「3密を避けよう」といった動きが目立ち、多くの人と接触せずに楽しめる趣味の一環として、アウトドアが大注目された。いわゆる「アウトドアブーム」である。
そんなこともあり、ここ数年はキャンピングカーの購入やや車中泊グッズといったものが人気となり、多くの人が「クルマ+アウトドア」といったパッケージで外出する機会が増えた。また、同時期に、出社をしないで好きな場所で仕事をする「リモートワーク」なんて活動も各企業で活発化。いまでも働き方のひとつとして広く利用されている。
しかし、これらには課題がつきまとう。それが空間の確保だ。キャンプ場でも喫茶店でも行くまではそう敷居が高くないが、前者であればテントの設営などの準備が必要だし、宿泊するとなれば、人はもちろん、野生動物対策などをしないと危険な場合も。クルマのなかでするにもある程度の広さが必要だ。後者の場合、丸1日居座るわけにもなかなか行かないほか、不特定多数の人が利用するので、仕事をするにも気が散る場合も……。場所によっては電源の確保も必要だ。
そんな外出時の悩みを一気に解決してくれるのがキャンピングカーなのだが、基本的にこれらはトラックの荷台に部屋を載せている場合が多く、日常使いは正直不向き。大きい車体だと駐車場問題もある。キャンピングカー1台で、一般的な乗用車と同じような使い方をするのは酷だ。
それにかなり高額でもあり、とにかく敷居が高い。なので、「気になっている人は多いが、踏ん切りがつかない人が多い世界」だと聞く。
そのような層へ向けてこのたび日産が、思わず「ほしい!」となること間違いない、斬新なクルマを発表したのでお伝えしよう。
それが、「NV200 バネット MYROOM」だ。「MY ROOM」と聞いてピンと来た人は察しがいい。そう。このモデルは2023年10月に限定車となるローンチエディションを、2024年7月にはカタログモデルとして設定された「キャラバン MYROOM」の、NV200をベースとしたバージョンとなる。
大きな特徴はやはりボディサイズだ。NV200 バネットのボディサイズは全長4400×全幅1695×全高1855mm(DXバン 2名乗車モデル)。これは、人気のMサイズミニバン「セレナ」より少し小さい程度。この数値はなんと、貴重な5ナンバーサイズでもあるのだ。よって、キャンピングカーにありがちな大柄がゆえの億劫さは皆無。街での取りまわしも抜群だ。雪国ユーザーやウインタースポーツを楽しむ人へ向けて4WD仕様も設定される。
そんな小さな車体をベースに、後席空間は「MY ROOM」の名に相応しい、木目模様が優しい雰囲気に仕立てられている。キャラバンと比較すると、車内の構造などが異なるのでまったく同じとはまではいかないが、「MY ROOM」の目指す、「自分のお気に入りの部屋をそのまま移動させる」というコンセプトに、見事に合致している。
まさに部屋! 車内は一見の価値あり
定員乗車は5名となる。2列目シートは用途に合わせてさまざまなアレンジが可能で、反転させて使用させたり、フルフラットにして後部をベット空間にしたり、付属の机を展開して思い切り足を伸ばして伸び伸びと過ごしたり……使い方は紹介できないほど無限にある。
ベッドモードにした際の車内高は953mmというサイズを確保しているので、頭上空間もゆったり。着替えなどもしやすい点がうれしい。オプションで車内全体を隠すカーテンも用意されているとのこと。
なお、2列目シートは停車時に使うことが前提ではなく、乗車移動時は程よい硬さとなっているので、座り心地も上々。ただし、後席シートを乗車モード以外にアレンジして移動することは法律違反なのでご注意を。
2WDモデルに関しては、サスペンションを専用チューニングし、「コンフォートサスペンション」を導入しているので、商用車ベースとは思えない快適な乗り心地を実現する。「結局商用車でしょ?」みたいな先入観をいい意味で裏切ること間違いなしだ。
また、車内には別売となるが、廃車となったリーフから取り出したバッテリーを再利用したポータブル電源を収める空間も存在する。さらに、ここから取り出した電源を車内はもちろん、なんと車外にまで供給できるユニットを装備。アウトドアを楽しみながら、家電が使えるといううれしい機能も。1台あれば楽しみ方無限大、それでいてボディサイズは控えめ……という、楽しさが詰まったクルマなのだ。
エクステリアカラーは、サンドベージュ/ホワイト(専用2トーンカラー)、ミッドナイトブラック、ホワイト、ダークメタルグレーの4色を展開する。また、ブラックアウトしたバンパーや黒の鉄チンホイール、専用ステッカーやプライバシーガラスと、流行りのアウトドア風カスタムのツボを純正で取り入れる。架装はお馴染みのオーテックが手がけるので品質も抜群だ。
安全装備も充実する。NV200 バネットには踏み間違い防止アシストやバックソナー、ふらつき警報、タイヤアングルガイド、アドバンスドドライブアシストディスプレイ(7インチ)などを備える。行きも帰りも安心して運用できる。
そんな、魅力の塊でしかない「NV200 バネット MYROOM」の価格は、400万円台半ばを想定して、現在準備が進められている。ちなみに、同モデルをベースとしたキャンピングカーの相場はおおよそ400万円弱。オーダーメイドがほとんどなので、仕様によって価格は前後するが、日産のMY ROOMブランドを400万円台で狙えると思えば、かなりのバーゲンプライスではないだろうか。販売は12月を予定している。
注目の「NV200 バネット MYROOM」は、10月26日(土)~27日(日)の大阪キャンピグカーフェア2024、11月16日(土)~17日(日)の福岡キャンピングカーショーで実車を確認することも可能だ。
普通のミニバンとしても運用できるので、アウトドアなどを嗜むアクティブ派ユーザーは、次のクルマの候補にぜひ1台加えてみてはいかがだろうか。
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