2021年6月14日、スバルは現行フォレスターの一部改良を発表。フロントマスク、特にライト回りのデザインを大幅に変更して、イメージがガラッと変わった。以下、変更内容をお伝えします。
文/ベストカーWeb編集部
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■堅調に売れているスバルの大黒柱
現行型フォレスターの発売は2018年6月。折からのSUVブームに乗ってヒットしているスバルの大黒柱のひとつ。2020年1~12月の累計販売台数は24,056台、2021年3月は3,646台も売れている。
その現行型フォレスターが改良を実施した。いわゆるマイナーチェンジにあたり、6月14日に改良済み新型モデルのデザインと改良内容を初公開して、全国のスバル販売店で先行予約を開始した(正式発表は2021年8月)。
新型フォレスター。フロントマスクが変わって雰囲気が一変。「スバルらしくなった」という声もあるが、ちょっとボルボっぽくなった気も…
最大の変更点はもちろん「顔」、いわゆるフロントライト形状だ。スバルのデザインコンセプト「BOLDER」表現を取り入れたフロントフェイスとなり、イメージが大きく変更された。
今回の改良では(デザイン変更だけでなく)全グレードの足回りを改良し、アダプティブ変速制御「e-アクティブシフトコントロール」をe-BOXER搭載車全グレードに拡大展開。アイサイトも「新世代アイサイト」に換装され、さらに安全性を増している。
フロントマスクだけでなく、足回りや変速制御、アイサイトも進化している
こちらは現行型フォレスター(今回の変更後のモデルは8月に正式発表なので、それまではこちらの「顔」も購入可能)
販売台数は(スバル車としては)堅調に推移しているものの、なにしろミドルクラスSUVといえば各社エース級モデルを投入している激戦カテゴリー。直接のライバルにあたるトヨタRAV4やマツダCX-5に比べると、販売台数ではフォレスターはやや後塵を拝している。今回の改良で進化度を加速させ、巻き返しをはかる。より武骨でSUVらしさを増したフロントマスクはスバルファンにウケるか。8月の正式発表を前に、取材を続けたい。
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