コンパクトな高性能セダン&ハッチバック
text:Felix Page(フェリックス・ペイジ)
【画像】ドイツ御三家の小型高性能モデル【RS3とライバルを徹底比較】 全114枚
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)
アウディは、次期RS3のハッチバックとセダンの公式プレビュー画像を初公開し、デビューにが近いことを示唆した。
カモフラージュされたRS3は、1-2-4-5-3の文字が刻まれたラッピングを身にまといながらも、市販仕様の姿を見せている。
パワートレインは、RS Q3やTT RS クーペと同じターボチャージャー付き5気筒ユニットを搭載予定。このエンジンは、最高出力400psで全輪を駆動し、約4.0秒で0-100km/h加速を達成する。
これにより、同セグメントでは、現在生産されている中で最もパワフルな4気筒エンジン(422ps)を搭載しているメルセデスAMG A45 Sに次ぐ存在となる。
昨年発表されたS3からの外観上の変更点は、よりアグレッシブなインテーク、専用アロイホイール、リアディフューザー、スポイラーなど。その他、高出力化に伴うブレーキの大型化やタイヤの幅の拡大などに加えて、インテリアの変更が予想される。
数年以内に8割が電動化
画像は、アウディ・スポーツのマネージング・ディレクターに就任したセバスチャン・グラムスの公式インタビューとともに公開されたものだ。彼は就任後3か月を振り返り、今後の展開を示唆している。
「わたし達の使命は、可能性の限界を押し広げることです。それがアウディ・スポーツのすべてです。そして、これが今後も続いていくことを確信しています」
その後、同氏は、アウディ・スポーツ部門の電動化プロセスの一環として、プラグイン・ハイブリッド・モデルや新しい完全EVモデルの登場を明らかにした。
また、アウディ・スポーツのセールス&マーケティング責任者であるロルフ・ミヒルは、次のように述べている。
「早ければ2024年には、高性能モデルの半分以上が部分的または完全に電動化された形で提供されると予想しています。そして、2026年には、その割合は80%に達するでしょう。わたし達は、特定の市場やセグメントに適した製品やサービスを提供したいと考えています」
ミヒルによると、アウディ・スポーツは特に高性能な電動SUVに関心を寄せており、2030年までに同部門の全モデルはプラグイン・ハイブリッドまたは完全EVになるとのことだ。
そのため、RS3はアウディ最後の非電動化モデルとなり、1976年に発売されたアウディ100以来、さまざまな形で採用されてきた直列5気筒エンジンの最後の出番となる可能性がある。
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みんなのコメント
中身ワーゲンなんだから。しかもワーゲングループの下から二番目のポジションだよ?
ブランド的にもドイツ御三家というポジションに未だに認められてないし。
中身を知れば知るほど小型車だけ買っといた方がいいよってメーカーですよ。ハッキリ言って。
実際Dセグ以上はポルシェ、メルセデスとBMWの独擅場だしアウディユーザーってのは車体の価格的にも
最下層のユーザーになるよね。