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バブリーの象徴だったトヨタ「初代セルシオ」「2代目ソアラ」が復活! タミヤの特別販売商品は見かけたら即買い案件です

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バブリーの象徴だったトヨタ「初代セルシオ」「2代目ソアラ」が復活! タミヤの特別販売商品は見かけたら即買い案件です

気になったら即買い決定!

「第61回 全日本模型ホビーショー」が2023年9月29日~10月1日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された。タミヤからは懐かしのトヨタ初代「セルシオ」と2代目「ソアラ」、そしてポルシェ「935ヴァイラント」が発売された。

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バブリーな2台をプラモデルで愛でる

初代セルシオ(XF10型)と言えばバブル期に発売が開始されたモデルで、世界的には「レクサスLS」として発売されたことはご存じの通り。4LのV8エンジンのゆとりの動力性能を持ちながらも、その圧倒的な静粛性や快適性は欧米のプレミアムブランドを驚かせて歴史を変えた、プレミアムブランド界にその名を遺すモデルだ。

大きなボディに大きなグリルを持ちながらも、決して威圧的ではないスムーズなスタイリングは、日本らしい高級車を感じさせて大ヒット。あまりの人気ぶりに海外で発売された車両を左ハンドル仕様なのに日本に輸入させたことも大きな話題に。逆輸入なんて言葉も生まれたほどだった。現在の若者には信じられないかもしれないが、左ハンドルのセルシオはよく見かけたものだ。

その後は日本でもレクサス・ブランド投入で、現在のLSに歴史は引き継がれた。それゆえにセルシオの名は消えてしまったが、初代の衝撃は薄れることはないだろう。

そして日本に高級2ドアクーペの時代を切り開いた1台がソアラだ。初代もクラウンよりも高価な仕様があるなど話題になったものだが、この2代目(Z20型)ソアラはバブル期ということもあって大ヒット。2000GT以来の四輪ダブルウィッシュボーン式&世界初の四輪電子制御エアサスペンションと直6エンジンも魅力だったが、何より素晴らしいのはそのスタイリングだ。

A、B、Cの三本の柱を上に伸ばすと一点で交わるという黄金比を達成したこともあってか非常に端正で柔らかく、バランスのとれたスタイリングは、どこをとっても現在で言う角丸とでもいえば良いのか。直線と曲線のバランスが素晴らしい。

そのスタイリングは現在でも評価は高く、昔乗っていた方でも憧れていた方でも、プラモデルでも手元に欲しい1台と言えるのではないだろうか。

そこでタミヤは今回、特別販売として発売する。1/24スポーツカーシリーズのセルシオは3300円(消費税込)。ソアラ3.0GTリミテッドは2750円(消費税込)。どちらもエンジンが見えるようにボンネットのクリアパーツが付いてくる。

懐かしき流麗なスタイリングが味わえる、日本の自動車史に残るモデルを手に入れてみてはいかがだろうか。

当時の常勝ポルシェの1台をもう一度

そしてもう1台復活するのがポルシェ935ヴァイラント。こちらは1/20のグランプリコレクションの1台で、グループAの前のレースのカテゴリーであるグループ5やシルエットフォーミュラーと呼ばれた時期のモデル。ヴァイラントとはドイツの空調モデルの会社で、この仕様は1977年に活躍したカラーリングだ。935はル・マンやデイトナをはじめ多くの勝利を挙げており、当時の常勝ポルシェの1台である。

ポルシェと言ったらこの形! という世代の方も多いだろう。ポルシェの歴史に名を遺すモデルを手元に置いておけるのも模型ならでは。価格は5060円(消費税込)で販売となる。

タミヤの特別販売商品というのは、新金型でもないが、少数限定や抽選販売というわけでもない。それだけに積みプラ──作っていないけれど持っている方には必要がないかもしれないけれど、持っていない方はチャンス。歴史に輝くモデルが次はいつ発売されるのかは解らない。気になる方はチェックしておくべきだ。

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みんなのコメント

5件
  • BMWの635CSiも再販してくれないかな?
  • カーモデルやバイクモデルって作るの楽しいし、塗装なんかは技術も必要なものだけど、完成すると何というか、おもちゃ感が出ちゃうのが悲しい(笑)
    部屋に飾っていてもまるで子供部屋^^;
    だからといって戦車や戦闘機といったミリタリーだと妙なマニア臭漂うし、フィギュアだとオタク感満載、、、。

    それでも、シンナー臭漂う部屋でのプラモデル製作は没頭できる楽しい空間ですよね、、、
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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