高級志向のフラッグシップSUV
発売に向けて準備が進められている新型ランドローバー・ディフェンダー130だが、米国に提出された特許申請の中で、そのデザインが明らかにされた。ディフェンダー130はボディを延長した8人乗りモデルである。
【画像】次期ランドローバー・ディフェンダー130【スケッチを現行モデルと写真で比較】 全97枚
以前、ドイツでカモフラージュを施したプロトタイプが目撃されているが、今回確認された新しいスケッチでは、市販モデルの最終的なスタイリングが見て取れる。
ロングボディの130は、現行の110と90に続く第3のボディスタイルとなり、欧州ではアウディQ7やBMW X7、米国ではキャデラック・エスカレードやジープ・グランドワゴニアなどに対抗する高級志向のフラッグシップと位置づけられる。
発売日はまだ確定していないが、2019年にリークされた社内プレゼンテーションでは、8人乗りSUVとして2022年に登場することが確認されている。
130はディフェンダーシリーズの「プレミアム・エクスプローラー」、エントリーモデルの90は「イメージアイコン」、110は「ディフェンダーの決定版」と位置づけられるという。そのため、価格も高く設定され、最上級のグレードのみが用意されるようだ。
全長5.1m ハイブリッドやV8も搭載?
初代ディフェンダー130は110よりもホイールベースが延長されたが、新型はリアオーバーハングが目に見えて大きくなり、全長は5.1mと、110よりも342mm、ライバルのメルセデス・ベンツGクラスよりも227mm長くなっている。
以前目撃されたプロトタイプは、新しいマイルド・ハイブリッド3.0L直6ガソリンエンジンを搭載していた。このエンジンは、ディスカバリーでは最高出力360psを発生し、0-100km/h加速6.5秒を達成している。
また、130にはプラグイン・ハイブリッドのP300eや、最高出力550psのスーパーチャージャー付きガソリンV8など、ディーゼルおよびガソリンのパワートレインがラインナップされると予想されている。
130とは別で、フォード・レンジャーや三菱L200に対抗するピックアップトラックのバリエーションも登場が期待されている。
ランドローバーのビークルプログラム・エグゼクティブ・ディレクターであるニック・コリンズは、ディフェンダーについて「構造上の制限はない」と語り、ピックアップトラックを導入することでディフェンダーを「ファミリー」として確立するという意図を示した。
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欲しいやん