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50年間で8世代を経たフォルクスワーゲン ゴルフ。その系譜をふり返る(その4)

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50年間で8世代を経たフォルクスワーゲン ゴルフ。その系譜をふり返る(その4)

2024年、初代が登場してから50年を迎えるフォルクスワーゲン ゴルフ。50年間で8世代の系譜をふり返る短期連載、最終回となる今回は7代目と現行型の8代目だ。

軽量化を達成した、7代目ゴルフ(2012~2019)
2012年9月4日、フォルクスワーゲンはベルリンで7代目ゴルフのワールドプレミアを行った。それまでに2900万台以上を販売したベストセラーカーは、ドイツ本国で先行販売が開始された。7代目ゴルフの車両重量は最大で100kg削減され、それまでのサイズアップにともなう車両重量の増加に歯止めをかけた。しかも、搭載エンジンによっては、燃料消費量を最大23%も削減できた。

●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか

さらに、フォルクスワーゲンは、さまざまな新しい支援システムを7代目ゴルフに採用した。これらには、マルチコリジョンブレーキ、プロアクティブな乗員保護システム、自動距離制御システム(アダプティブ クルーズコントロール)、市街地走行における緊急ブレーキ機能を含む環境監視システム「フロントアシスト」などが含まれていた。2014年には、フォルクスワーゲンが電動モビリティの時代を見据えて電気自動車の「eゴルフ」も発表した。7代目ゴルフは、約630万台も生産された。

新たなチャプターを記しつつある、8代目ゴルフ(2019~)
ゴルフは40年以上にわたってヨーロッパで最も成功したクルマだ。2019年に登場した8代目となる現行型ゴルフは、現在、デジタル化、コネクテッド、プログレッシブという新しい章を書いている。ディーゼルエンジンやガソリンエンジン、マイルドハイブリッドやプラグインハイブリッドなど、すべてのドライブトレーンは非常に効率的だ。デジタル化されたゴルフのインテリアは、車両操作の新しい次元を開いている。

さまざまなアシストシステムは、自律緊急ブレーキ、フロントアシスト、レーンアシストなどから、ユーロNCAPから賞を受賞したV2X技術を使用した交通ハザードアラート機能まで、多岐にわたる。これらの技術により、ゴルフは対応する車両とワイヤレスで通信でき、事故を避けるのに役立つ。最上位のモデルでは、4モーション全輪駆動システムとアダプティブシャシコントロール(DCC)は、快適性を高め、運転をさらにスポーティにしてくれる。

2024年1月末、フォルクスワーゲンは8代目ゴルフのさらなる進化版を発表する。そのハイライトは、視覚的に洗練された要素、新しい運転支援システムとパワートレーン、そして次世代のインフォテインメント システムとソフトウエアだという。ドイツ本国では、2024年春から先行販売される予定だ。

[ アルバム : フォルクスワーゲン ゴルフの50年(その4) はオリジナルサイトでご覧ください ]

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みんなのコメント

4件
  • ココア
    ゴルフ8に失望したのは、タッチパネルの操作性の悪さ、全く使えないナビ、衝突防止ブレーキの誤作動、内装の低い質感、ボディ剛性も118に比べて低い などですが、これらが、どれだけ改善されてくるかですね。
  • Rs
    ディーゼルゲート以降は、コストダウン著しい。7世代、又は7.5世代がベストだと思う。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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