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これぞ安ウマの極み! 廉価なベーシックグレードが買いの現行国産車4選

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これぞ安ウマの極み! 廉価なベーシックグレードが買いの現行国産車4選

 装備や価格によっては一番安価なグレードでも満足できる

 クルマを選ぶ際にグレード選びはなかなか難しいテーマである。グレードはパワートレインと自分の欲しい装備、予算との折り合いを考えながら、営業マンと相談して決めることが多いだろう。いろいろな要素を総合すると中間より上のグレードを選ぶことが多いと思うが、装備と価格のバランスを見ると一番安いベーシックなグレードでも満足できるクルマもある。

一度経験すると付いていないクルマに乗れなくなるほど便利な装備11選

 1)トヨタ・アルファード&ヴェルファイア2.5X(343万8600円)

 アルファード&ヴェルファイアは現在「ミニバン界のクラウン」、日本で販売されるクルマ全体で見てもクラウンに匹敵する存在になっているだけに400万円を超えるグレードも多い。しかし装備内容を見るとベーシックな2.5リッターガソリンのXでも十二分だ。

 Xグレードはセカンドシートが3人掛けのベンチシートのみとなるが、その点が許容できればメーカーオプションで選べるブラインドスポットモニタリング(死角になりやすい斜め後方の監視機能。ただし他グレードを含めメーカーオプションのカーナビとセットになるため、結果的にかなり高価なものになるのは少し残念)を加えれば安全性も万全で、満足度の高いカーライフが送れるだろう。

※写真は同一車種別グレード

 2)日産GT-Rピュアエディション(1082万8400万円)

「誰もが天候などを問わず運転でき、リヤシートもあり荷物も十分積める実用性も備えるマルチパフォーマンススーパーカー」というコンセプトを持つGT-R。登場から12年が経ちながらも毎年のように改良が施され、未だに世界最強の1台と断言できる性能を持つスーパーカーである。

 GT-Rはスタンダードなグレードであれば性能はほぼ変わらず、装備内容もベーシックなピュアエディションでもメーカーオプションでバックモニターを加えれば申し分ない(1000万円を超える価格を考えればそれも当然と言えば当然だが)。初期モデルのベーシックグレードの777万円に比べれば1.4倍程度に値上がりしているが、それでもこれだけのパフォーマンスとGT-RにはGT-Rだけの世界や個性があることを考えれば、この価格はリーズナブルだ。

 最新の運転支援システムを搭載しているモデルも!

 3)日産スカイラインハイブリッドGT(557万5900円)

 マイナーチェンジされたスカイラインは3.5リッターV6ハイブリッドであれば、ベーシックグレードのGTでも世界トップクラスの運転支援システムであるプロパイロット2.0を標準装備するなど、装備内容は十分豪華。557万5900円という価格は安くはないが、動力性能の高さやプロパイロット2.0を考えれば納得できるものなので、価格帯の近いベンツCクラスやBMW3シリーズなどと迷う価値はある。

 4)ホンダ・シャトル Gホンダセンシング(180万8400円)

 シャトルは、実質的には現在唯一の5ナンバーのステーションワゴンといえる。じつは5ナンバーのステーションワゴンといえばトヨタ・カローラフィールダーもまだ販売継続中だ。だが、カローラのフルモデルチェンジに伴って後継といえるツーリングが登場したことで、フィールダーは大幅にグレードが縮小、乗用で一般的に買うようなグレードはなくなり、簡素な「EX」のみとなったためである。

 さて、シャトルはフィット譲りのセンタータンクレイアウトのためキャビン、ラゲッジスペースは広大な上に、価格も1.5リッターガソリンのベーシックグレードであれば自動ブレーキと先行追従型のアダプティブクルーズコントロールなどを含むホンダセンシングが付いて180万8400円とリーズナブルだ。

 ハイブリッドもあるが、1.5リッターガソリンでも十分低燃費かつこちらのほうが万人向けのドライバリティ(運転のしやすさ)を持つというのも嬉しいところだ。このグレードにLEDヘッドライトなど欲しい装備をオプション装着すれば、実用的に使いたい人には不満のないクルマとなってくれるだろう。

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