伝説的なF1デザイナーであるエイドリアン・ニューウェイは、レッドブルを離脱することが決定しているが、自身が手掛けたハイパーカーであるRB17のプロモーションのためにF1チームに帯同する週末に、戦略決定の面でもチームを助けているようだ。
今年の5月、ニューウェイは2025年の3月限りでレッドブルを去ることが発表されたが、その後マイアミGPやモナコGP、イギリスGPにレッドブルの一員としてパドックに姿を現した。
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通常、チームを去ることを決めた著名なエンジニアが、ガーデニング休暇に入らずチームに残るのは異例なことである。
一方で、先週のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで初公開されたハイパーカーRB17を完成させ、その販売に貢献することがニューウェイにとってレッドブルでの最後のプロジェクトとなる。
RB17のデザインプロセスについて聞いたmotorsport.comの独占インタビューでニューウェイは、グランプリの週末にレッドブルで何をしているのかという質問に、次のように答えている。
「マイアミとモナコに行ったときは、主にドライバーと少し話をした」
「そういったレースを通して、チームの戦略にも少し関わっている。だが(RB17の)顧客やカスタマーとミーティングもしている」
「(レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズとRB17の製作は)F1チームの延長線上にあると思う。そのため誰もがRB17だけでなく、レッドブルがどのようにF1ウィークエンドを過ごすかに関わっているんだ」
「そしてそれは私が物理的にそこに存在するかどうかに関係なく続いていく。それが我々のやり方であり、息子のハリー(ハリソン・ニューウェイ/現在はRB17カスタマー・マネージャー)も、来年3月に私がここで働かなくなった後もRB17の完成まで、そしてそれ以降も働き続けるだろう」
「それから、みんなと一緒に仕事をすることに変わりはない。(RB17の)サーキットでのテストなどにも参加するつもりだ」
ニューウェイはまた、レッドブルを去るという決断がRB17の完成スケジュールに影響を与えることはないと述べた。
「4月末にF1から離れることになったが、結果としてRB17だけに集中することができる。メカニカル面やエンジニアリング面の細かいところだけでなく、我々が考慮しなければならないその他の周辺的なことすべてに関わることができるんだ」
「例えば、整備のしやすさ、耐用年数、コスト、10年後、20年後もオーナーが部品を入手できるか、サプライヤーは存続しているか、などだ」
「初期には考慮されていなかったり、あまり考慮されなかったりしがちなあらゆる側面に集中的に取り組んでいるんだ。RB17の所有体験が楽しいものとなるように、細かいところまで可能な限り考慮している」
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